アクセスをお金に換えるネット集客方法(理論編)

 

 

アクセスをお金に換えるネット集客!

ネットビジネス成功するための

見込み客リスト)の集め方【理論編】

 

 

1 ネット集客と顧客リストの集め方

 

ここでは、ネットビジネスで莫大な収益を上げるための見込み客の集め方について解説していきます。さて、なぜ、今集客、つまり、リストを集める方法を改めて見直す必要があるのだと思いますか?

 

それは、現在、何か創造したいものや見たい世界、創りたい世界があって、それに向かて取り組んでいるものの、リソース不足で実現できない状況にあるからです。

 

つまり、やりたいビジョンや夢はあるのだけれど、それを実現するツールという部分において、リソースが足りてないというケースが多いからなんです。

 

そのリソースは何かと言えば、顧客リストです。今更言うまでもありませんが、顧客リストがどれほど重要なのかということは、これまでインターネットやマーケティングの世界でも、かなりうるさく言われてきました。

 

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いわゆるダイレクトマーケティング(DRM)と言われるものの体系が書かれた本を読めば、顧客リストという言葉が出てこないという本はないくらいです。それくらいリストというものは、散々聞かされてきたわけです。

 

ただ、それにもかかわらず、未だにリストって何?という人がいるのも事実です。そして、それをどうやって集めたらよいのか、それをどうやって活用したらよいのか、そもそもリストは何のために集めるものなのか、という基礎的な知識のない人も少なくありません。

 

ですから、今、あえてリストを集める方法を改めて見直してみようということにしたのです。

 

それともう1つあります。それは、これまでリストを集めていた人たち、つまり、DRMという体系を学んで、DRMを駆使してリストを集めていた人たちが、環境変化に対応できていないという問題があるからです。

 

つまり、昨今の様々な経済変化、あるいは、メディアにおける前提が変化している中で、リストが取れなくなってしまっているという問題です。

 

例えば、オンライン上のいわゆるリスティング広告、PPC広告と言われるものの出稿はかつてに比べて、かなり厳しくなっていて、リストが取りづらくなっています。

 

また、懸賞サービスや諸々の法律関係の整備もそうです。様々な悪条件が重なり、かつてのようにガンガンリスト取りができなくなってしまっているのです。

 

かつては、無料レポートスタンドでレポートを登録しておけば、黙っていても、数千リストぐらいならどんどん入ってくるような状況だったわけです。でも、それを現在の状況下でやろうとしても、できないわけです。

 

では、現在どういった状況なのかと言えば、あなたもご存知の通り、フェイスブックやツイッターなど、いわゆるソーシャルメディアが全盛の時代です。ソーシャルメディアがかつてないほどに盛り上がっているわけです。

 

多くの人がやっていて、今、やっていない人は少し遅いかなという感じです。それぐらい、ソーシャルメディアが流行っています。

 

そのような中、「ソーシャルメディアバカ」と言われる人たちも続出しています。これはどういった人たちかというと、コミュニケーションが楽しいっていうところで止まってしまっている人たちのことです。

 

つまり、会話しているのが楽しい、群れているのが楽しい、というような人たちのことですね。もちろん、それが悪いとは言いません。ソーシャルメディアは、楽しいですからね。

 

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自分が何かを発信したら、それに対してレスポンスが返ってくる。そういったインタラクションが楽しいのは、ネットの1つの本質でもありますから、悪いことではありません。

 

でも、あなたがネットビジネスをやっていこうというのであれば、ネットで何かを仕掛けていく側にいるということを忘れてはいけません。

 

仲良しごっこをするのが目的ではありませんよね?ビジネスにつなげていきたいのであれば、やはりまずは顧客リストということなのです。そこがないと、現実問題として、あなたが何かをやろうと思った時に、それを実現する手段がないということになってしまうからです。

 

ですから、今更ではありますが、様々な環境の変化もあったことですし、このタイミングで、リストというテーマで、マニュアルを作ることにしたのです。

 

このマニュアルの内容は、これまでの手法と、今後の展望を踏まえた上での顧客リストの獲得方法、つまり、リスト取りということに特化したものになっています。

 

私自身、顧客リスト獲得には、かなり重点を置いて取り組んでネットビジネスをやってきました。ネットビジネスで莫大な収益を上げることができているのも、基本的には、顧客リストを軸にしたメールマーケティングあってこそです。

 

私たちのような、個人や小さな企業が、少ない資源で事業を運営して、大きな売り上げを上げていくためには、やはりリストが全てといっても過言ではありません。

 

もちろん、リストに対して、過度な期待や過剰な信奉があってはいけませんが、リストがビジネスにおいて最大の武器になるということは事実です。

 

ですから、それを前提に、これからどのようにしてリストを獲得していくのかというビジョンや、未来の展望のようなものを今回ここで共有できたらいいなと考えています。

 

まず、理論編では、どのようにして、見込み客との”接点”を見い出していけばいいのかについて解説していきます。また、実践編では、より具体的に、それをどうやって行っていけばいいのかという部分にまで落とし込んで解説していきます。

 

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2 見込み客との接点を見つけるには?

 

では、まずどのようにして、見込み客との”接点”を見い出せばよいのかについて解説していきます。先ほど説明した通り、顧客リストの集め方については、現状、環境の変化等、様々な問題が発生してきています。

 

ですから、今、改めて、この現状でどのようにやっていけばよいのかを考えますと、一方では、様々な新しいアイデアや発見もあるわけです。

 

最近、様々な人の意見を聞いてみますと、やはりリストがないとか、どのようにしてビジネスを広げていったらいいのかわからないという話が少なくありません。

 

つまり、手段がないということなんですね。彼らが口々に言っていたのは、どこか効率が悪いのではないかという話でした。例えば、ブログを制作するとしますよね。ブログを作るには記事を書かなければいけないわけですが、その記事を書くのに時間がかかるということです。

 

記事を1つ書いたりコメントをしたりすると、あっという間に1時間ほど経ってしまうと。

 

また、フェイスブックであっても、様々なものを見て、それにコメントを返していたりすると、半日ぐらいすぐに経ってしまうということなんです。それだけ時間をかけているのに、ちっともアクセスは集まらないし、リストも集まらないという話なのです。

 

それで、数週間もやっているとモチベーションが落ちてきて、次第にやめてしまうということでした。でもこれは、どこかおかしいわけです。つまり、頭がサラリーマン的思考なんですよね。自分がやっていることを、頭で時給換算してしまっているわけです。

 

顧客リストの構築というのは、時給換算でやってはいけません。

 

なぜなら、顧客リストの構築は、やればやるほど、リストが1リストでも増えれば増えるほど、レバレッジが効いてくるからです。レバレッジというのは、てこの原理のことを言います。小さな力で大きな物を持ち上げる、あの力のことです。

 

例えば、メルマガで、メッセージをたった1人にしか届けられないのと、1,000人に届けられるのとでは、その効果は全く違ってきますよね。

 

でも、メルマガを書くという作業量は同じです。書いたものが100人に届くのか、1,000人に届くのかは全然違うわけです。

 

つまり、労力をかけたとしても、100人を110人に、110人を120人にと少しずつ増やしていけば、徐々にそのレバレッジ効果というのも高まっていきますよね。

 

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ですから、初めのうちは、時給10円とかで当然なのです。例えば、リストを構築する目的で、何かキャンペーンをやったとしますよね。その際には、キャンペーンの準備として、コンテンツを作ったり、オファーレターを書いたり、動画を撮影したりするわけです。

 

ただ、そういった準備期間には、1円も売り上げは上がりません。1円も売り上げが上がらなくても、何百時間、何日間も実際には作業をしなければならないわけです。この作業に多くの人は不安になってしまうのですね。サラリーマン的思考で時給換算してしまうので。

 

でも、そこは、何百時間、何日間も準備をして、やらないといけないわけです。それがあって初めて、先程のレバレッジ効果は手に入れることができるからです。

 

いずれ自分の言葉が多くの人に届くようになるわけですから、その時間は、拡声器のようなものを手に入れていると考えるべきなんですね。ですから、まず初めは、そこだけに努力や作業を集中させなければいけないのです。

 

そこを時給換算しているうちは、おそらくレバレッジ効果というのを見い出すことはできませんし、そういう発想自体できるようにはなりません。自分は何時間働いたのだから、いくらにならないと気が済まないみたいな感じになってくるでしょうから。

 

「実際、毎日2〜3時間、1か月やったのに、1万円にもなりませんでした。これでは割に合いません。」このようなことを言う人も少なくないわけです。

 

でも、問題は、そこで何かを残せているかどうかなんですよね。実際、そういう人に限って、何も残せていない、全てを失っているケースも多いわけです。

 

例えば、せっかくのアクセスが垂れ流し状態であったりとか、スパムまがいのことをしてアカウントを消されて、1か月の努力が水の泡になっていたりするわけです。

 

本当なら、1つ1つ実践したことは、きちんと残していかなければいけません。その残していくものというのが、すなわちリストです。それを獲得していかないと、ビジネスは絶対に発展していきませんので、この点はきちんと考えて実践していって欲しいところです。

 

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3 顧客リストの構築法とは?

 

そもそも顧客リストを構築していくとはどういうことなのでしょうか?それは、見込み客との接点を持って、こちら側に引き込んでいくことですよね。つまり、1人でも多くの見込み客を集めて、そこに対してメッセージを発信していくことにより、こちら側に引き込んでいくということです。

 

見込み客というのは、自分が売っている商品や、自分が目指している未来みたいなものに興味があるかどうかはわからないわけです。初めは全く興味がないかもしれません。そういう場合には、まず興味を持ってもらわなければいけないわけです。

 

そして、興味を持ってもらえたら、こういう方法が確実ですよとか、こういう未来になりますよとか、こういう別の方法もありますよということを言って、こちら側に引き込んでいく必要があるわけです。

 

よくビジネスは恋愛に例えらますが、恋愛の場合、多くの人が出会いがないと悩んでいますよね。仕事や趣味で時間がないから、私には出会いがないんだというように。でも、これをビジネスに置き換えて考えてみると、見込み客がいないということと同じなんですよね。

 

ですから、どうすればいいのかというと、答えは簡単で、接点を増やせばいいだけなんです。見込み客との接点を増やすだけでいいんです。それで、出会いが生まれますから。

 

もちろん、出会ってから、どのようにしてこちら側に引き込んでいけばいいのかという問題はあります。ただ、まずは出会いを増やさなければいけないわけです。そこをやる必要がありますよね。

 

そこで、ここでは、まずその接点をどのようにして見い出せばよいのかということについて考えてみます。

 

 

4 見込み客との接点を増やす方法とは?

 

では、接点とは何でしょうか?接点とは、次の3つのものです。つまり、接点を増やしたかったら、これらを3つを意図的に増やしていけばいいのです。

 

@興味性(期待値) A環境(メディア) Bタイミング

 

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まず、@の興味性ですが、これは、相手にとっての興味性なので、こちらが持っている興味性とは限りません。自分が今持っているものが、もし相手にとって興味のないものだとしたら、それを興味のあるものに見せていく必要があります。

 

つまり、相手が興味のあることを題材にして、接点を作っていかなければいけないわけです。

 

Aの環境というのは、メディアのことです。メディアを何にするのか、つまり、メルマガなのか、ブログなのか、それともツイッターやフェイスブックなのか、どういう環境を使って接点を持つのかということですね。

 

Bについては、見込み客とのタイミングを作っていかなければいけないということです。

 

タイミングが合わなければ、接点は生まれないですからね。特にツイッターを使う場合は、情報がどんどん流れていってしまいますので、頻繁に書き込みをして、接点であるタイミングを意図的に作っていかなければなりません。

 

そうしないと、誰にも読まれないという結果になってしまうからです。こうしたことを考えながら、後は増やしていくだけです。あなたは、そもそも興味のないものに、関わってみたいと思いますか?思いませんよね。

 

つまり、いかに興味性や期待値を演出できるかにより、食いつきが全然違ってくるわけです。

 

まずは興味性のあるもの、そこが一番の突破口、すなわち”入口”になります。そもそも興味のないものを、表面に出しても無意味ですからね。わかりやすく言うと、見込み客との接点を持つために、無料オファーなどで、入口を作っておくのです。

 

つまり、まずターゲットとなる人たちが、食いつくようなものは何なのかということを考え、それを用意し、また、それをできるだけ多くの場所やタイミングで露出すれば、見込み客との接点を持つことができるということです。

 

考えてみれば当たり前のことばかりです。でも、実際にやっていくことは、実はこうした当たり前のことばかりなんですよね。

 

事実、あまり奇をてらったようなことをやる必要はありません。あくまでも、原理原則に則った手法をきちんとやっていくことが、リストの構築法になります。

 

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5 なぜ見込み客との接点が作れないのか?

 

なぜ多くのビジネスが上手くいかないのかと言えば、見込み客との接点を、興味性や期待値の低いもので作ろうとしてしまっているからなんです。あるいは、そもそもそういった演出すら、しようとしていないからというのもあります。

 

例えば、特に本質的なものを売ろうとしていたり、すごく質の高いものを売ろうとしているケースです。

 

基本的に、質の高いものというのは大衆受けしませんから、大衆受けするものを出さなければいけないわけです。ところが、その点の認識がないと、自分のブランドみたいなもので作ってしまいがちなんですね。そうすると、見込み客との接点が持てないわけです。

 

そもそも自分のブランドを意識しすぎて、様々な接点を作ろうとしない、つまり、入口を絞ろうとしてしまっているのです。このようになってしまうのは、そもそも効果的に接点を作るための戦略がないからなんですね。

 

 

6 見込み客との接点を作る

 

初めに、どのようにして接点を作っていくのかを戦略的に考え、それを戦術に落とし込んでいく必要があるわけです。ビジネスを設計する際には、この”接点”をきちんと考えることが非常に重要です。

 

どのようにして、現在行っているビジネスを見込み客につなげようか、そういうところをしっかり考えることが大切です。ただ単純にアクセスを増やそうとかいうのではなくて、次のようなことを具体的に考えるということです。

 

・どういう人たちを集めるのか?
・どういうオファーをかけるのか?
・どのような接点にするのか?
・どのようにして、自分のビジネスの中に入ってきてもらうのか?

 

ところが、多くの人がやってしまいがちなのが、例えば、次のようなことなのです。

 

・ブログを作ってアクセスアップを目指す。
・PPC広告でアクセスアップをしてみる。
・メルマガでアクセスアップをしてみる。
・ソーシャルメディアで友達を作ってみる。…など

 

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つまり、アクセスを増やすことしか頭にないわけです。フェイスブックなら、友達を増やすことしか頭にないわけです。1,000人とか2,000人とか、たくさん友達のいる人は割といますよね。でも、そこで何をしているかというと、何もしていないわけです。

 

実際、今日の昼食はこんなものを食べましたみたいな写真をアップするだけだったりするわけです。それにどんな意味があるのでしょうか?

 

それから、フェイスブックをやっていると、よくありがちなのが、無料セミナーに招待しますみたいな案内がくることがあります。そういうセミナーに行く人っているのでしょうか?

 

どこの誰だかわからない人からセミナーに招待されても行かないですよね。これも意味のないことです。フェイスブックで友達を増やして、無料招待とかをしていけば、人は集まると考えている人もいるようですが、まず集まりません。それは、接点を作れていないからです。

 

誰だか知らない人から、何も興味のないセミナーの案内が来たって、それは接点を作ったとは言えませんよね。もちろん、一目には触れますから、アクセスは集まるのかもしれません。でも接点はできていないわけです。

 

例えば、私が以前から参加してみたかったセミナーがあって、そのオファーがたまたま無料で来たとしたら、それは接点を持てたことになりますよね。

 

ですから、ターゲティングが必要になるわけです。適当に人を集めて、適当に拡散してということをしてみても、なんの意味もありません。

 

それよりも、どうせやるのでしたら、そこで1つコミュニケーションを取ってみることです。無料セミナーに招待したいのであれば、その相手と、1度は直接コミュニケーションを取るということですね。

 

例えば、私は実はこんなことをやっているんですけど…とか、そういう話をして、その後で、もしよかったら無料セミナーに来ませんか?という流れにするのです。それなら、そのコミュニケーションによって、接点を作れたことになるのでいいわけです。

 

いきなり招待するのは押しつけです。多くの人が行っているアクセスアップというのも、実はこれと同じで押しつけなんですね。PPC広告も同じです。PPC広告は、キーワードを出して興味を引くような広告文でアクセスを引っ張ってきますよね。

 

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でも、いざアクセスしてみると、何だかよくわからないページがあったり、全然魅力的でないページが出てきたりするわけです。それでは、意味がありません。きちんと考えて行わないと、ただ広告費を垂れ流しているだけで、穴の開いたバケツで水を汲むようなものです。

 

それでは、たとえアクセスが増えたとしても、全く儲けにはつながらないということになってしまいます。

 

例えば、ツイッターをやっている人も多いですよね。フォロワーも5千人、1万人といて、そこでアフィリエイトで儲かっていますという人がいましたので、いくらぐらい儲かっているのですか?と聞いてみたことがあります。

 

そうしたら、月収2〜3万円ですと言うわけです。また、フェイスブックをやっていて、友達が5千人ぐらいいるという人が無料セミナーの案内をしていたので、どれぐらい集客できるのですか?と聞いてみたら、10人未満だと言うのです。

 

そんなものなんですよね。それが普通なんです。

 

ブログでアフィリエイトをしている人も多いですよね。1日のアクセスが1,000ぐらいあって、アドセンスや楽天で月収10〜15万円というのも割とよく聞く話です。

 

もちろん、それでもいいのです。本業の収入があって、お小遣い程度の稼ぎでよければ、月に10〜15万円あれば十分ですよね。

 

でも、よく考えて欲しいのです。これって、全部作業なんですよね。ツイッターのフォロワーを増やすのも、すべて作業です。とりあえず、1日10時間以上かけて、手当たり次第にやっていけば、数週間で何万円かは稼げるようになるでしょう。

 

ですから、お小遣いを稼ぎたいのなら、それでいいのです。

 

ブログにアクセスを集めたり、フェイスブックの友達を増やしたり、ツイッターのフォロワーを増やしたり、そういう作業をしていけばいいのです。でも、このレベルですと単なる作業量のみですから、レバレッジは全く効いていないわけです。

 

これでは、あまり効果がないので、次第に読まれなくなっていくでしょう。

 

ツイッターのフォロワーがたとえ2万人になったとしても、あまり意味のないつぶやきばかりしていれば、徐々に読まれなくなります。また、フェイスブックの友達が5千人になったとしても、次第に注目されなくなっていきます。そ

 

れが現実です。本当にお小遣い稼ぎでよいのなら、こうした手法でも構わないわけです。

 

でも、そうではなくて、きちんとビジネスとしてやりたいのであれば、もっと効率的にやる必要があります。これらをもっと効果的に活かしていく必要があるわけです。

 

もちろん、フォロワーや友達を増やしたり、ブログのアクセスを増やしたりするのがいけないと言っているのではありません。きちんとしたビジネスにしたいのなら、集めたアクセスといかに接点を持って、見込み客にしていくのかというところを考えていく必要があるわけです。

 

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7 メディアの力を手に入れる

 

それにはメディアの力が必要になります。メディアの力があれば、何かを動かすことができますからね。1つのメディアを持つということは、ただ単純にあなたの商品が売れるということではなくて、あらゆるものを動かす力を手にいれることになるのです。

 

この動かす力には、もちろん、商品が売れるということも含まれます。

 

あるいは、読んでいる人の考え方を変えてしまうということもあるでしょう。さらに、そこから新たなビジネスが生まれるということもあるかもしれません。そういう意味で、メディアを持つということは、エネルギーがあるということなんです。

 

通常、私たちは、いくら大声で叫んでも誰にも届かないですよね。でもメディアを持てば、その声が届くようになるのです。

 

あなたが書いた文章や話した音声、動画、そういうものがメディアというものを媒体にして、どんどん増幅され、様々なところへ広がっていくのです。誰かの耳に届くわけです。

 

もしそれがないと、私たちの声は、誰の耳にも届きませんし、心にも響きません。

 

1対1でしゃべっているようなものですから、レバレッジが全く効かないわけです。ネットでやるということは、1対多数でやらなければいけません。1対3万人とか、1対5万人とか、それぐらいの規模でやらなければ、意味がないわけです。

 

 

8 接点を持つための強いメディアとは?

 

では、それをやるための強いメディアといったら何でしょうか?やはり、メルマガですよね。直接読んでくれる人を集めるのが一番効率的なわけですから。メルマガなら、直接読んでくれます。だから、メルマガはメディアとして強いのですね。

 

メディアを持っていると、あなたの声は増幅されて、一気に大量の人達に伝えることができます。つまり、あなたの商品が売れるわけです。また、それだけでなく、誰かの声を代弁することも可能です。これをすると、他人の商品も売れるわけです。

 

さらに、見込み客、メディアやメルマガを読んでくれている人、そういった人たちの声を拾い上げて、悩みを解決することも可能です。そこから、新たなニーズ、新たな商品を発掘することでもあるのです。

 

そうして、あなたがやりたいことを見つけて、その仲間、協力者を見つけることもできるのです。こうしたことが起こせるのがメディアです。

 

メディアを持つだけで、あなたの商品が売れるだけでなく、他人の商品も売れる、また、新たな商品も作ることができ、仲間も見つけられる。そのような様々な効果効能があるのです。

 

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このとき、やってはいけないこともあります。それは、商品があるから商品を売ろう、メルマガを作ろう、という発想です。そもそも商品を売るためのメルマガという発想は最悪ですから絶対にやめてください。なぜやってはいけないのかと言えば、その商品しか売れないからです。

 

それでは、意味がないんですね。メルマガの可能性はもっと大きなものだからです。たった1個の商品を売るためにメルマガがあるのではありません。メルマガは、あなたのビジネスすべてに関わってくる、最も重要な媒体になってくるはずです。

 

それなのに、手許にあるたった1個の商品を売ろうとするだけで、自分で一気にその可能性をなくしてしまっているんですね。ですから、その商品は収支トントン、あるいは、全く売れなくてもいいんです。絶対に、次の収益の発生する場所、次のチャンスはありますから。

 

なので、1個の商品が売れなくても、気にしなくていいわけです。それなのに、多くの人は、1個の商品を売ろうとするので、それが売れないと落ち込んでしまうのです。

 

何だかやっている意味を見い出せなくて、途中でやめてしまうわけです。でも本当のところは違いますよね。

 

あなたの声を様々な人たちに届けたいから、メディアやメルマガがあるのであって、その商品を売りたいからあるわけではないのです。本来なら、とにかくあなたの声を聞いてくれる人たちが、何千人、何万人いれば、それだけでいいはずなのです。

 

それさえあれば、そこから新たな商品を生み出したり、新たなニーズを聞いて、誰かそれに関する商品を販売している人がいれば、その人の商品を紹介してあげることもできるわけですから。

 

実に様々なことができるわけです。ですから、1個の商品を売ることだけにこだわらないで欲しいのです。その発想でやってしまうと、絶対に上手くいかなくなりますから。メディアを持つということは、本当に無限の可能性のあることなんです。

 

あなたの商品を単に売りたいだけの狭い視野や発想で戦略を組み立ててしまうと、そのビジネスはそこで終わってしまいます。単にその商品を売って終わりです。極論を言えば、あなたの商品は売らなくてもいいのです。

 

メディアを持てば、ビジネスが生まれそれが発展し、アメーバのように拡大していくからです。

 

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例えば、本を出版するチャンスが得られるかもしれません。また、これまで出会えなかった人との出会いがあるかもしれません。ツイッターのつぶやきから、セミナー講師の依頼があるかもしれません。こうしたつながりは、メディアを持っていたから生まれたわけです。

 

メディアを持っているだけで、こうしたことが起きるのです。ですから、あなたには、ぜひそこを目指してください。メディアを持つということは、可能性があるということなのです。

 

反対に、メディアを持たないということは、可能性がないということです。それは、誰とも接点を持てないということでもあるのです。これは、見込み客との接点が持てないというだけにとどまりません。

 

ビジネスの接点や、仲間や協力者との接点など様々な接点が生まれるからです。当然、ビジネスをしていく上では、計算と偶然の両面があります。そこで私たちに求められているものは、柔軟性です。実際には、計算通りにいかないことがほとんどですから。

 

 

9 戦略に対する柔軟性とは?

 

戦略を組み立て、可能な限り計算して計画を立て、それを実行に移すわけですが、実際には、計画通りに行くことなんてほとんどありません。基本的には計画通りなのですが、細部では、計画通りにはいかないものなんですね。

 

例えば、思っていたほど人が動いてくれなかったり、自分では受けると考えていたものが受け入れられなかったりとか。そういうことが、往々にしてあるわけです。そういう時に、正に、その柔軟性を活かす必要があるのです。

 

ビジネスをしていると、必ずと言っていいほど、ポジティブなイレギュラーとネガティブなイレギュラーの両方が発生します。

 

ポジティブなイレギュラーというのは、例えば、全然関係なかった人が急に協力してくれることになったり、ヤフーニュースに載ったりと、意外にいい感じでいってしまったというものですね。

 

そういうことも普通にあり得るわけです。そんな時には、フレキシブルに計画変更をしてみたり、臨機応変に対応していかなければなりません。わかりやすく言うと、戦術レベルで歯車が狂った程度では、ビクともしないような戦略が必要となるということです。

 

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計画というのは、戦術の組み合わせ、すなわち、テクニックの組み合わせなのです。ですから、無料オファーを配ろうとか、アフィリエイトを使おうとか、PPC広告を打とうとか、それら1つ1つは戦術なわけです。

 

それらの組み合わせにより、1つの計画というものができ上がってくるわけですが、それらのうちの1つの歯車が狂った程度で、動揺しているようではダメなんですね。

 

原則として、大きな戦略を描く際には、1つの戦術が変わっただけで、その戦略がすべて終わってしまうような計画を立ててはいけません。

 

私自身、何度もビジネスで失敗を経験してきましたが、その失敗の原因は、戦術に頼りすぎていたことにありました。ほぼすべて戦術に頼りすぎて失敗したのです。

 

例えば、アフィリエイターがいるのだから、そのアフィリエイターに売ってもらえばいいと考えることです。そういった戦術レベルに依存したビジネスは、たいてい失敗します。

 

ですから、そうではなくて、あるべき戦略の立て方としては、アフィリエイターが動かなかった時でも、ビジネス自体はきちんと目指すべき方向へと向かって進んでいくような形にしておかなければいけないわけです。

 

当然、1つの戦術がダメになってしまえば、スピードは落ちるはずです。

 

しかし、それでも確実に前に進んでいくような形にはしておく必要があるわけです。つまり、戦術の1つを失った程度で、ビジネスすべてが止まってしまい、それ自体を失ってしまうようなビジネスをしてはいけないということです。

 

 

10 戦略と戦術を使い分ける

 

ここで、少し戦略と戦術の説明をしておきます。戦略と戦術という言葉自体は、あなたも聞いたことがあるかもしれません。ただ、戦術レベルの問題によって左右されない戦略といっても、かなり抽象的でわかりにくいかもしれません。

 

ネットビジネスに限りませんが、ネットビジネスにおける戦略といったら、”誰に何を”と考えるとわかりやすいです。戦略というと、何か特別な手法、例えば、マインドマップなどを使って表すものだと考えがちですが、シンプルに”誰に何を”を考えるだけでいいんですね。

 

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つまり、”誰に何を”という目的が達成されるのであれば、戦術は何を使ってもいいわけです。戦術というのは、”どうやって”ということですから。“誰に何を””どうやって”というのがビジネスです。”誰に何を”という部分が戦略で、”どうやって”という部分が戦術です。

 

ですから、戦術の”どうやって”の部分は、具体的には、PPC広告を使うとか、アフィリエイトを使うとか、ブログを使うとか、そういったものになるわけです。要するに、その時代に合わせたものであれば、何でもいいのです。

 

その時代に合わせていくと、当然、様々な方法がその時代ごとにありますし、そのタイミングによっても様々なものがありますから、その時々で選択していけばいいのです。本当に重要なのは、”誰に何を”という戦略なのですから。

 

“誰に何を”伝えたいのか、”誰と何を”目指していきたいのか、そのビジネスは”誰の何のために”存在するのか、こうした核となるものがないと、そのビジネスは自らの戦術によって負けてしまいます。“誰に何を”というところがないと、戦術だけに頼ってしまうことになるからです。

 

例えば、とにかくアフィリエイトを使って、この稼ぐノウハウを販売していこうというところからビジネスを発想してしまうと、それが上手くいかなかった時点で終わってしまいます。

 

でも、本来は違いますよね?ある方法論をノウハウとして伝えていく場合には、もっと根本的な部分に”誰に何を”という思いがあるはずなんです。

 

例えば、ネットビジネスで稼ぐ方法を教えるのであれば、自由を手にいれて欲しいとか、大好きなことでビジネスを展開していって欲しいなどですね。

 

そういう”誰に何を”という、もっとコアな部分があるはずなんです。その戦略が達成されるのであれば、戦術は何でもいいわけで、それがあると、ブレがなくなるのです。

 

ただ、その際に、いきなり自由を手にいれましょうと言っても、言われた方はよくわからないし、気持ち悪いなと思いますよね。

 

ですから、顧客との接点を持つために、もう少しわかりやすい言葉で、例えば、「アフィリエイトで月収100万円稼ぐ方法」というような形にして言うわけです。

 

方法論というのは、このように、顧客との接点を持つために、あえて言っているだけなのですね。本当は、その背後には、自由を手にして、大好きなことを楽しむライフスタイルを目指してほしいという、ある意味、抽象的ですが、そういったものがあるわけです。

 

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ただ、やはり本当に自由を手に入れましょうと思っていても、やはり抽象的な表現になりますから、それを具体論で話してあげる必要があるのです。

 

その具体論の部分は、先ほどの戦術の”どうやって”の部分ですから、顧客にとってわかりやすいものであれば、何でもいいわけです。

 

ただし、”どうやって”の部分だけに焦点を当ててやってしまうと、そこから発展がなくなってしまいますし、それがダメだった時に全てが終わってしまいます。戦術に頼るということは、実はとても危険なことなんですね。

 

ですから、マーケティングの基本は、明確な戦略”誰に何を”というコアな部分を持ちつつ、柔軟に戦術を取り入れていくことになるわけです。

 

例えば、ブログやメルマガ、ソーシャルメディア、あるいはSEOやPPC広告、これら戦術に依存したビジネスは、非常にもろいものです。

 

かつて、PPC広告で何百万円稼いでいるという有名人がいましたが、突然、PPC広告の審査に通らなくなり、収入が途絶えてしまったということがありました。これも戦術レベルに頼ってしまっていたからです。

 

PPC広告が得意な人にありがちなのは、PPC広告を打てば、何でも売れると過信していることです。

 

なので、何かの商品を販売しようとすると、まずPPC広告で売れるか売れないかを判断してしまうのです。でも本来、それはおかしな話ですよね。なぜなら、PPC広告はあくまでも手段にすぎませんから。PPC広告を前提にしたビジネスにする必要はないんですよね。

 

でも、PPC広告を前提としたビジネスにしてしまっていたので、PPC広告がダメになってしまったら、収入がなくなってしまったわけです。そして、そこからは、やり方がなくなってしまったのです。

 

時間もある、まだ広告にかけるお金もある、でも、何をどうすればいいのかわからなくなってしまったのわけです。

 

PPC広告が使えなくなり、そこからの収入がなくなってしまったのは、特に問題ではありません。問題は、そうなってしまってからどうにかできなかったことにあるのです。

 

別の手段を使って、それを回復させられたのなら、全然問題ないわけです。でも、実際にできなかったとしたら、それは戦術に頼りすぎていたということなんですね。

 

戦術というのは、時代とともに変わっていくものですから、それは単なる手段にすぎません。広告をマスターすれば稼げるとか、メルマガがあれば稼げるとか、SEOが出来れば稼げるとか、そういうことではないのです。

 

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つまり、その戦術だけに特化して、仮にマスターできたとしても、そのビジネスの一番根幹となる部分がなければ、戦術を活かすことはできないということです。

 

そのビジネスの一番根幹となる部分というのは、正に”誰のために何のために”とか”誰に何を”という部分、誰とどこへ行きたいのか、どこを目指したいのかという戦略ですね。だから、戦略が必要になるのです。手段を活かす、そういう戦略が必要になってくるわけです。

 

余談ですが、マーケティング戦略という言葉がありますけど、本来マーケティングというのは、メッセージを伝えるための手段ですから、戦術になるわけです。ですから、マーケティング戦略という言葉は、本来的な意味からするとおかしいわけです。

 

便宜的に、私もマーケティング戦略という言葉は使いますが、本来的な意味からすると、マーケティングというのは手段にすぎないわけです。マーケティングは手段の複合にすぎません。つまり、どういう手段を組み合わせるのかがマーケティングなのです。

 

実際にビジネスをする際は、この戦略と戦術については、明確に区別して、分けて考えてくださいね。

 

 

11 戦略的思考を言語化する

 

では、まず、あなたのビジネスの戦略が何なのかを考えてください。具体的には、次のような部分ですね。

 

・誰に何を伝えたいのか
・誰とどこへ向かいたいのか
・誰のために何のためにそのビジネスは存在しているのか
・そのビジネスで伝えたい最も重要なことは何なのか

 

最初に、一番根本的な部分を考えてください。これらをひたすら自問自答していくわけです。そして、それができたら、今度はそれを言語化していきます。あなたも自分自身で、何となくこんな感じかなというものはありますよね。

 

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でも、それを言語化しないと何も意味をなしません。言葉にして伝えないと、誰にも伝わりませんから。言語化していくと方向性が決まりますので、迷わなくなります。

 

つまり、テクニックやそういった情報に、惑わされたり振り回されたりすることがなくなるんですね。ビジネスというのは、これの繰り返しです。

 

ビジネスとは、何か伝えたいことがあり、それを伝えるために、繰り返し、あの手この手で伝えていくものだからです。あなたがビジネスで何か伝えたいことがあるのなら、その繰り返しの部分を作る必要があるわけです。

 

ところが、その一番根底となる何度も伝えたい、繰り返したいことがないビジネスですと、方法論の中では軽いものとなり、宙に浮いている状態になってしまいます。

 

例えば、ダイエットでしたら、今週は食事療法ですと言っていたのに、来週にはモチベーションをアップさせましょうと言うなど、まるで違う方法論を言い始めたりしてしまうわけです。

 

もちろん、方法論が違っても構わないのですが、方法論だけが違うと、何か違和感が出てしまいます。

 

どこか根底でつながっている部分がなく、言っていることがコロコロと変わってしまうと、その人は信用できないとなってしまいます。これが、どこか根底でつながっていれば、多少、話が変わってきても、それは納得できるものになるわけです。

 

例えば、私はコピーライティングは重要ですという話をしますが、DRMも重要ですという話もします。でも、これは根底の部分ではつながっています。そのために必要なものがこれとこれなんですと言っているので、どちらもつながりがあるわけです。

 

先ほどの、大好きなことをビジネスにして、自由な時間を手に入れましょうということを伝えたいのであれば、そのためには、コピーライティングもDRMも、どちらも重要ですよねという話になるわけです。

 

一番伝えたいことは、大好きなことをすることや、自由な時間を手に入れるという部分です。ですから、コピーライティングやDRMというのは、あくまでもそれらを伝えるために、表面上の表現を変えているだけにすぎないのです。

 

とにかく、あなたは、何度も繰り返し伝えたいことを、まずは言語化してください。そうしないと、方向性が定まりませんので、周りの人の意見に流されてしまいます。今年の流行はこれですと言われたら、そちらに流されてしまいます。

 

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12 フェイスブックバカは軸がない?

 

先ほど、「フェイスブックバカ」と呼ばれる人たちの話をしましたが、こういった人たちは軸がないんですね。自分が繰り返し伝えたいことや、表現したい世界観がないので、フェイスブックがいいらしいよと言われると、フェイスブックをやってしまうわけです。

 

自分では、なぜフェイスブックをやっているのか、その意味もよくわかっていなかったりするので、とりあえず、友達を増やそうみたいになってしまうのです。また、何を書けばいいのかもよくわからないので、とりあえず昼食をアップしておこうみたいになってしまうわけです。

 

本当に自分でも、何をしているのかわかっていないのですね。そうなると、すべてに迷いが生じてくるわけです。そもそも自分が何やっているのかわからない状態ですから、そうなるともう最悪です。

 

ですから、そうならないためにも、自分の方向性や軸というものを定めるためにも、きちんと初めに考えておく必要があるのです。

 

つまるところ、そのビジネスで何を伝えたいのか、何をしたいのか、何を実現したいのか、顧客には何を目指してもらいたいのかということについて。誰とどこへ向かうのかというのは、顧客にどのようなライフスタイル、どのような未来へ向かっていってほしいのかということです。

 

そういうことをきちんと言語化、言葉にしてくださいね。

 

例えば、先程の例で言えば、”誰に何を”という部分については、何かエネルギーを持っている人たち、何かをしたいと思っている人たちに、好きなことをやってくださいとか、自分がこだわりを持っていることやってくださいと言って、それがお金になりますよということを言語化するわけです。

 

“誰とどこへ”については、あなたを信じてくれた人たちと、マーケティングを学ぶことで、一気に開かれる将来へと向かいたいと言語化するのです。マーケティングさえできれば、好きな物が売れますから、好きな人を支援することも可能になります。

 

好きな人と好きな物に囲まれて自由なライフスタイルが手に入れば、きっと楽しいですよという提案ですね。これは将来の提案になります。

 

あなたが大好きなことをビジネスにして、自由を手に入れましょうと言っても、それ何?という話になってしまいますので、ここまで具体的に言語化する必要があるわけです。

 

例えば、あなたが売りたい商品があるのなら、マーケティングを学べばそれは売れます。また、もしあなたの親しい人が困っていて、商品を売りたいけれど売れなくて悩んでいるのなら、その人の商品を売ってあげるという支援も可能です。

 

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さらに、あなたが好きな物、和菓子が好きなら、それを海外に販売することができるかもしれません。地元のお祭りが過疎化で困っているのなら、そのお祭りを盛り上げることができるかもしれません。

 

こういう人生が送れたら嬉しくないですか?ということを言語化するのです。これならすごくイメージしやすいですよね。そういった将来を目指してほしいので、そのための方法を色々と言語化するわけです。

 

 

13 抽象的に間口を広げる戦略とは?

 

でも、これらはあくまでも裏にある軸となるものなので、表ではあえて言わないわけです。表では、まず初めに、モノというのは、面白くないと売れませんよというような話しをして、それならこうしたらいいですよという話をするわけです。

 

例えば、「3か月で爆発的に売上をアップさせた方法」みたいなものを無料の入口として配布して、人を集めて、少しずつその世界観を、音声や動画というもので表現していくわけです。

 

ですが、そもそも裏にある、あなたが表現したい世界観や、あなたが集めた顧客に目指してもらいたい将来が明確になっていないと、いざ接点を持とうとしたときに、ゴチャゴチャしたものになってしまいます。

 

その方法論、最初に「3か月で爆発的に売上をアップさせた方法」のようなキャッチーなことを言っても、そのキャッチーなものだけですと、おそらく胡散臭いとか信用できないものになってしまうはずです。

 

そのような胡散臭いものになってしまうと、仮に集まったとしても、実際に見ると世界観が全く表現されていないので、すぐに立ち去ってしまうことになるでしょう。すると、せっかく集まったのに、そこで人が残らないことになってしまうわけです。

 

ですから、きちんと根幹の部分で、見込み客にどのような将来を目指してもらいたいのかを考えておかなければいけないのです。

 

これは、かなり抽象的に間口を広げるということでもあります。様々な人に集まってほしいので、あえて間口を広げて、より抽象的な戦略というものを描くわけです。

 

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例えば、ネットビジネスやアフィリエイトというような言葉で限定しないということです。つまり、ネットビジネスで頑張りましょうというようなことを一切言わないようにするということです。

 

なぜそうするのかと言えば、それはこちらが想定していないような様々な人たちに集まってほしいからです。

 

アフィリエイトという言葉を使ってしまうと、アフィリエイトに興味のある人しか集まらなくなってしまうからです。ですから、そういう言葉は使わずに、もう少し抽象的に将来をイメージさせるようなものを描いて、それを集まった人たちに目指してもらうようにするのです。

 

本来、戦略というのは、これくらい抽象的で広いものでいいんですね。例えば、コミュニケーション能力の向上というテーマでやるとしますよね。

 

そして、様々なコミュニケーションの場面で悩んでいる人に対して、コミュニケーション能力を高めて、人を育てられる人間になりましょうというゴールを描いているとします。

 

でも入口でいきなり人を育てられる人間になりましょうと言われても、何かわかりませんから、接点にはなりませんよね。ですから、親と子や教師と生徒、上司と部下のような部分の悩みで、一番初めに接点を作るわけです。

 

そこから、それでは具体的に、どういうものを目指さなければいけないのか、人を育てられる人間になりましょうと進めていくのです。

 

そして、人を育てられるようになれば、当然相手から好かれますし、相手は勝手に成長していきますから、あなたの身の回りには、あなたのことが好きで成長した人間で溢れ返りますよとさらに進めていくのです。

 

最後に、その人たちが勝手に恩返しをしてくれますので、幸せな人生になりますよねという話をしていくわけです。こうした過程なら、少しずつイメージできますよね。人を育てることができれば、ああ、なるほどそういうふうになるのだなとイメージできるわけです。

 

それなら、そういう大きな将来を目指して、具体的に1つずつ進んでいこうとなるわけです。

 

また、例えば、資産運用というテーマでやるとします。ターゲットを、サラリーマンや資産運用の初心者に設定して、資産運用という方法を教えながら、最終的には、理想のライフスタイルを手にいれるというゴールを設定したとします。

 

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ここで、理想のライフスタイルとは何かを考えるわけです。この場合も、資産運用という枠にとらわれなくていいんですね。もっと広くすると上手くいきますから。

 

そうして、人の信頼とお金の自由と時間の自由、そういうものを手に入れると、人生豊かになりますよねというようにして、具体的な話しをしていくのです。

 

この場合も、資産運用と限定せずに、もう少し広いテーマ、広い戦略にしたことにより、様々な接点ができますから、様々な人がそこへ向かっていくことができるようになるわけです。別に資産運用でなくてもいいわけです。

 

もちろん、一応、一番初めには、資産運用というものを題材にしてやっていくわけですが。

 

このように、何かを目指してゴールを設定する場合、そのゴールの設定の仕方によっては、そのビジネスの広さや規模、集まる人の人数というものは変わってくるわけです。このゴールを「資産運用を目指しましょう」というように設定したとしら、どうなると思いますか?

 

おそらく資産運用というキーワードしか頭にない人しか集まらないでしょうから、すごく狭いビジネスになってしまうはずです。重要なのは、そのビジネスが目指す場所、ゴール、ライフスタイルというのは何なのかということなのです。

 

つまり、最終的に何がしたいのかを決められないと、何も始まらないということです。

 

どのような場所を一緒に目指していきたいのかをきちんと設定した上で、戦術というものを使っていく必要がありますから。極言すれば、ビジネスというのは、ライフスタイルを提案することなのです。

 

ビジネスを顧客のライフスタイルまで落とし込むことができれば、必ず長期的に支持され成功できますから。

 

当然、そのライフスタイルは、価値があるものでなければいけませんが。ライフスタイルまで落とし込めた言葉には、人をワクワクさせる力があります。先程の「人を育てられるようになりましょう」というのも何かワクワクさせてくれますよね。

 

人を育てられるような人間になると、周りの人も育ってきて、その周りの人が少しずつ恩返ししてくれますよと言われたら、それは、なかなか良い人生ですよね。

 

大好きなことをビジネスにして、大好きな人を支援して、大好きなものを売る、そういう人生もきっと楽しいでしょう。

 

このように、ライフスタイルを提案する場合には、今よりももっと良くなるビジネス、幸せになるビジネスになるはずですよね。今よりも悪くなるライフスタイルを提案するビジネス、今よりも不幸になりましょうというビジネスなどないですから。

 

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つまり、今よりももっと幸せになろうというビジネスになるわけですから、ワクワクしないほうがおかしいのです。ですから、まずあなたが最初にやることは、具体的な言葉にしてそれらをイメージしてもらえるような言葉にまで落とし込むことです。

 

誰に何を、誰とどこへ、この問いかけに即答できるように考えを煮詰めていってください。そこがスタートラインになります。

 

 

14 なぜリストを集めるのか?

 

ここでは、リストの構築について解説しているわけですが、やはりその前提として、最終的に何のためにリストを集めたいのかを明確にしておかなければいけません。せっかくリストを集めても無意味になってしまいますからね。

 

なので、何のためにという部分をしっかり考えて、言葉に落とし込んでください。

 

これは、イメージであなたの中にあるだけではダメなんですね。言葉にして、人に話さなければいけないので、説明できないと意味がありません。実際に直接お客様に話すことになりますので、きちんと説明できるようにならなければいけません。

 

しかも、ワクワクするぐらいの形できちんと言葉にする必要があります。

 

そのビジネスはどういったものですか?と聞かれた時に、相手をワクワクさせるレベルの言葉で、こういうビジネスなんですと言えるようにしてください。それぐらいでないと、人は集まらないし、仮に集めても、そのビジネスがワクワクするものでなければ、どこかへ行ってしまいますので意味がありません。

 

 

15 なぜ外の人は抽象的なものを嫌うのか?

 

ここからは、外に向けた話をしていきます。外にいる人たちというのは、抽象的なものが嫌いです。つまり、具体的なものが好きなんですね。ここで、外というのは、リストの外のことです。

 

あなたが具体的に行うこととして、あなたのことを知らない人と接点を持つ必要があるわけです。なので、あなたのことを知らない人、あなたの目指している理想のようなものを知らない人にアプローチをするには、具体的なものを作る必要があるわけです。

 

先ほど説明したように、戦略というのは抽象的なもので、そのビジネスのバックボーンにあるものです。ですから、それらは、外の人には、理解されにくく嫌われやすいものといえます。

 

では、どうすればいいのかと言えば、戦術を使って、外の人との接点を意図的に作りだしていく必要があります。戦略と戦術というのは、そういう意味で違うものなのですね。戦略というのは、そもそも何を目指したいのか、何をしたいのかという部分ですから。

 

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それが明確になった上で、ではそれを達成するためには、どのようにして外にいる人達と接点を持っていこうかという部分が戦術になるわけです。なので、戦術は様々あるわけですが、これをはっきり明確に区別してください。

 

最も重要なのは戦略です。何をやりたいのか、自分がどうしたいのかということをしっかり明確にしていなければ、いくら戦術を駆使しても、最終的に意味をなさないものになってしまうからです。

 

 

16 コントロールすべき3つの戦術とは?

 

私が意識しているコントロールすべき3つの戦術は、以下のものになります。

 

@言葉 A印象 B行動

 

戦術には様々なものがありますので、この3つでなくても構いません。ですが、私が実際に意識しているのは、大きく分類するとこの3種類だけです。

 

まず@の言葉は、何をどう言うかということです。Aの印象は、何をどうイメージさせるか、印象に残すのかということです。Bの行動は、何をどう行動に移すか、これは自分で行動することです。

 

戦略を実現するためには、この3つの戦術を駆使して、顧客との接点を見つけていく必要があります。言葉と印象と行動。これらを駆使して、顧客との接点を持てるようにしていきます。

 

例えば、マーケティングを学んで好きなことをビジネスにしましょうと言っても、それが心に響く人は、極めて少数になってしまうでしょう。というのは、すでにマーケティングを知っていて、自分が好きなものを売れるということを理解している人に限られるからです。

 

つまり、話が抽象的すぎて、多くの人にイメージできないということなんです。これだけだと、よくわからないですよね。ある意味、レベルが高すぎるんですね。少し話が飛躍しすぎているんです。

 

話を飛躍させては理解してもらえませんので、あくまでも相手に合わせた言葉で伝える必要があります。

 

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その時に言葉の戦術を使って、本質であるメッセージをよりわかりやすく伝えてイメージさせるわけです。なので、どういう言葉を使うのかというところを考える必要があるのです。

 

先ほどの例、「3か月で爆発的に売上をアップさせた方法」でしたら、3か月で爆発的にとか、そういうキャッチーな言葉を使うわけです。

 

この言葉のレベルの表現で、興味を引いて話を聞いてもらわないと、そもそも接点は持てません。まずは自分が何を伝えたいのか、何がしたいのかということを考えた上で、それをどうやってわかりやすい形で伝えればよいのかということですよね。

 

つまり、ここはキャッチーでなければならないわけです。人はキャッチーであればあるほど集まりますからね。

 

 

17 言葉は接点であるとは?

 

言葉というのは、接点なんです。なぜなら、言葉は、私たちが他人と意思疎通するための道具だからです。言葉がなければ、スムーズな意思疎通はできません。

 

つまり、言葉というのは、最も身近な人と人とを結ぶ接点だということです。言葉がなければ、何も伝えられないですから。

 

インターネット上もそうなんですよ。インターネットというのは、情報のやり取りの場ですから。情報というのは、具体的には言葉ですよね。音声や文字、動画、すべて言葉で何かを表現して何かを伝えるわけです。

 

なので、言葉の選択、言葉の使い方、そういうもので、どのような人が集まるのかも変わってくるのです。

 

ネットというのは、言葉の集合体なんですね。もちろん、写真など言葉を語らない表現方法もありますが、基本的には文字や音声、言葉を使い、見込み客と接点を持ってコミュニケーションとっていくことになります。

 

だからこそ、言葉の選択、言葉の使い方が重要になってくるのです。

 

つまり、言葉の戦術を持たないということは、自ら接点を潰しているようなものだということです。自分の言っていること、自分の伝えたいこと、自分のビジネスというものが、わかりやすい言葉で表現できていないということは、そもそも接点が持てないということです。

 

まず自分が何をやりたいのかということを考えたら、次はそれをどう言えば伝わるのかということを考えてください。どう言えば人に伝わるのか、そして、どこまでキャッチーにできるのかということにもぜひ挑戦してみてください。

 

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例えば、ネットビジネスで月収100万円を稼いでいる人がいるとしても、「寝てても稼げる」とか「何もしないで稼げる」とは言えないですよね。

 

キャッチーといっても、限界があるはずです。でも限界ギリギリまで下げないと、人と接点を持つことはできませんから、それをどこまで下げるのかというのもしっかり考える必要がありますね。

 

これはもう、思いつく言葉をどんどん書き出していってください。どのような言葉を使おうか、どのような人たちがいるのか。先ほどのコミュニケーションの場合であれば、様々なコミュニケーションの問題があるわけです。

 

親と子、教師と生徒という問題もあるでしょうし、上司と部下という問題もありますよね。単純に友達というのもあるし、恋愛というのもあります。それぞれのターゲットに対して、伝えなければならないわけですから。

 

なので、ターゲットを明確にしたら、それぞれのターゲットに対して、どこまでキャッチーにできるのか、すなわち言葉を掘り下げていく作業をしていくわけです。

 

上司と部下なら、部下を奴隷にする方法とか、どこまで言えるかわかりませんが、何が言えるのかを色々と自由に考えてみるのです。

 

恋愛なら、どこまでできるかを考えて、「モテモテになる」と言ってしまうのか、それとも「告白が成功する」というのか、色々と言い方はありますよね。このとき、言えないものは、どんどん削っていけばいいのです。とりあえず、自由に考えてみないとわからないですからね。

 

どういうキーワードが出てくるのかというのも、とりあえず書き出してみないとわかりませんよね。

 

例えば、「部下を奴隷にする方法」としたら、それで接点を持てる人もいるわけです。そのように考えている人もいるでしょうから。でも、そういう言葉に反応しない人もいるわけです。

 

そういう言葉に反応しない人は、その「奴隷」という言葉では接点が持てないわけですから、それならどんな言葉なら接点を持てるだろうと、また考えるわけですね。

 

「部下に文句を言わせない方法」とか、「部下を働かせる方法」とか、色々考えられますよね。そのようにして、言葉の接点を考えていけばいいのです。

 

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18 戦術は戦略によって重みが出るとは?

 

戦術だけの言葉というのは軽いですが、反対に、戦略があると、戦術の言葉は重いものとなります。バックボーンがあると言葉というのは、ある種の重みであったり、雰囲気みたいなものをまといますが、言葉だけだと、非常に軽いものになってしまいますから。

 

つまり、戦略があることにより、言葉というのはある種の空気をまとったりだ、重くなったり、信念が宿ったりするということです。軽い言葉に引き寄せられただけの人たちというのは、すぐに去っていきますからね。

 

結局、戦略のないビジネスはお金だけを生み出し、それ以外のものを生み出しませんので意味がありません。もちろん、軽い言葉で誘われれば、それにお金を払う人というのはたくさんいますから、お金は生み出すかもしれません。

 

でも、それを買った人たちには、何も生まれないし、その後の発展もないわけです。軽い言葉だけでやってしまうのは、悪く言えば、詐欺のようなものです。意味のないことをやるわけですから。

 

言葉というのは、究極的なターゲティングなんです。なので、知らず知らずのうちに、私たちは自分の可能性、自分たちの可能性の大小を言葉によって決めていることになるのです。そもそも、言葉の使い方や選び方によって、ターゲットは変わってくるわけですから。

 

ですから、そこでどんなターゲットがくるのかという可能性を閉ざしてしまったり、逆に、無意識に広げてしまったり、色々と考えられるわけです。

 

先ほどの例で言えば、「奴隷」という言葉を頻繁に使えば、その言葉が嫌いな人は来なくなるでしょうけど、それは初めから意図していたものではないですよね。

 

おそらく無意識にそういうことになっているのです。でも、本来は、そういうことはできるだけ意図してやらなければいけないわけです。できるだけ考えていく必要があるということですね。当然、意図的にそういう過激な言葉を使うというのはアリですよね。

 

その言葉に引き寄せられて来る人がいる一方で、そこから離れていく人もいるでしょうが。結局ところ、どのような人たちを集めたいのかという、”誰に”というところをきちんと考えておく必要があるということなのです。

 

“誰に”というところに、過激な言葉を使って集まる人たちを想定しているのであれば、それでいいのです。つまり、言葉の使い方というのは、ターゲッティングが全てということです。それによって、集まる人は変わってきますから。

 

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19 印象の戦術とは?

 

言葉だけでは伝わらないもの、伝わりにくいものがあります。それが印象、イメージです。もちろん言葉で伝わらないわけではありませんが、ただ、それを言葉で伝えようとすると、かなり長たらしくなります。

 

できるだけ詳細に描こうと思ったら、小説のように、文章自体が長くなってしまいます。あなたのビジネスでは、ライフスタイルを提案する必要があるわけです。ただ、言葉だけですとイメージができませんし、そのようなライフスタイルが実現可能とは思えませんよね。

 

つまり、言葉だけですと、単に言っているだけ、ということになってしまうのです。例えば、月収1,000万円ですという人の写真が一切なかったらどうですか?信用していいのか判断できませんよね。

 

もしそこに、フェラーリに乗っている写真があったら、それだけで少しイメージが湧いてきますよね。本当かもしれないと。もちろん、そのフェラーリは、レンタカーの可能性もあるわけですが、それはわかりません。

 

これが、印象を使うということなのです。嘘か本当かということではなく、見せるか見せないかということなのです。実はそれが嘘でしたというのは、よくあることなのですが、それでもそこは意識してきちんとやらなければいけないわけです。

 

 

20 雰囲気から想像させる

 

では、どうすればいいのかというと、雰囲気を作りだして相手に想像させるということです。具体的には、写真を使って想像させればいいわけです。一番簡単な方法は、海外旅行とか高級車とか、そういう写真を見せることです。

 

ライフスタイルというのは、一種のあこがれですから、こうなりたいとか、これを目指したいというように思ってもらえばよいのです。

 

ですから、憧れを作りだすということになります。私たちは、ビジネスで憧れを生み出し、それを表現し、それを一緒に目指していかなければいけないわけです。

 

この”一緒に目指す”という部分が、商品や方法論になるわけですよね。この商品を買うとこうなりますよとか、この方法論を一緒に学んで実践すると、こうなりますよとか。そういうことをやっていかなければならないわけです。

 

つまり、戦略で目指すべきゴールを、憧れにまで昇華させるということです。それをやるために、イメージを使う必要があるのですね。これはそんなに難しく考える必要はありません。要するに、雰囲気を出して演出すればいいのです。

 

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例えば、セミナーを開催するのであれば、デザインやロゴ、動画、写真、音楽、セミナーの会場、参加者の様子の動画など、あらゆるものを使って、雰囲気を演出していけばいいのです。

 

ギラギラした高級腕時計を付けたり高額商品を並べて、こんなに儲かっていますとか。メール1通送信して1千万円儲かっていますという演出をするために、どんどん注文メールが入っていますという実況をしてみるとか。

 

ある意味、そういう雰囲気を作りたければそれをやればいいわけです。ただ、そういうのとは違う、もっとクリエイティブなものにしたかったら、デザイン性であったり、動画を作る際も細部にこだわるといいですよね。

 

また、音楽もしっかりとプロ仕様のものを買ってきたり、イメージに合う音楽を使って、動画を作ったりすればいいわけです。単にお金が儲かりますよというレベルではなくて、こんな人生にしたいと思ってもらえるように、趣向を凝らして演出するわけです。

 

そこまでこだわって演出して、そういうライフスタイルを見せれば、それにマッチした人たちが集まってきます。何か楽しそうだなとか、何か楽しんでやっているなとか、そういう雰囲気を演出すれば、それに憧れをもった人たちが集まってくるわけです。

 

そこに集まってくる人たちは、ただお金が儲かればいい、お金、お金みたいな感じで集まってくる人たちではないはずです。何かやりたい、しかもそれを楽しい形でやりたい、あるいは、何か色々な人に伝えたい、、こだわってやりたいなど、そういう思いを持って集まってくるはずです。

 

反対に、全く興味の持てなかった人というのは、こうしたことが理解できないわけです。理解できない雰囲気があるからですね。

 

このように、理解できる人と理解できない人がいるので、そういう雰囲気レベル、イメージレベルというところまで、しっかり意識して意図的にしかけていく必要があるのです。

 

 

21 言葉以外の表現方法とは?

 

また、表現方法というのは、言葉だけではありません。コピーライティングという手法が先行した結果、多くの人は言葉こそが万能なものであり、言葉こそが表現方法であると勘違いしています。

 

でも実際には、あらゆる方法で、コアとなるメッセージを伝えていく必要があるのです。そのメッセージとは、戦略の部分ですよね。具体的には、”誰に何を””誰とどこへ”この部分をしっかり伝えていく必要があるのです。

 

つまり、ライフスタイルを提案していかなければいけないわけです。だからこそ、言葉や写真、音楽、音声、動画、デザイン、これらすべてによって雰囲気を作り出し、言葉では伝わらないものを補完していかなければならないのです。

 

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わかってしまえば、本当に簡単なことなんです。言葉だけでは、胡散臭いということですね。「ネットビジネスで月収1,000万円」といってみても、その人がみすぼらしい格好をしていたら信用できませんよね?

 

ですから、それを言うのであれば、もし写真を出せるのなら、それなりの写真を出す必要があるわけです。何かイメージできるようなものを出す必要があるのです。表現方法というのは様々ですから、別に高級車に乗ったり、海外旅行に行ったりだけではないんですね。

 

 

22 写真や映像が証拠になる

 

写真や映像というのは、証拠になりえるもの、すなわち、主張の根拠になり得るものなのです。コピーライティングの原理原則に、何かを主張したら、それを証明しなければいけないということがあります。なぜならということをしっかり話さなければいけないわけです。

 

こうやればこうなるんですという主張したのなら、その後に、なぜならこうだからですと証明しなければなりません。それが、コピーライティングの原理原則です。

 

例えば、この人たちはこうなって、この事例ではこうです、という話をしていくことで、ああそうなんだなと、やっと理解できるわけです。写真や映像というのは、正にそういう根拠になり得るものなのです。

 

ですから、例えば、あなたが昔は貧乏でしたというのであれば、貧乏な写真を出していけばいいし、今は自由に暮らしていますというのなら、自由なイメージがわかる写真を出していけばいいのです。

 

また、お客様に感謝されましたというのなら、感謝の手紙とか、そういうものを出していけばいいのです。

 

主張した内容の証拠として、写真を提示すると、より効果的に印象付けることが出来るということです。事実やストーリー、ライフスタイルを証明することによって、イメージが膨らみ、それが憧れにまで昇華されていくわけです。

 

分の将来に置き換えて想像しますから。ああ、こういうふうになれるかもしれないと無意識的に思うわけです。ちなみに、自由な人生が手に入るということを証明したいけれど、手持ちに写真がない場合は、今から作ればいいのです。

 

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富士山の頂上で撮った写真なんていいですよね。今日、富士山に登ってきましたなんて言うと、何か自由そうに見えますよね?

 

友達や家族に料理を振る舞ってみたりするのもいいかもしれません。男の人が料理にこだわっているというのも、何か自由そうに見えますよね?

 

オーソドックスなものでは、旅行に行くとか、趣味に没頭したりというのもあります。こうしてみると、意外と身近なこと、小さなことでできますよね。

 

 

23 見込み客の理想を体現する

 

多くの人が、素朴な幸せ、小さな幸せというのを目指しているわけですから、普通に考えればいい、別に大きなことでなくてもいいのです。もっと何か大きな数字とかを言わなければいけないのかなとか思ってしまうと、そこが何かブロックになってしまうのですね。

 

でも、普通で十分なんです。そこで得られる小さな幸せを表現していけばいいわけですから。何か趣味で買ってみてもいいし、家族と遊んでいるところでもいいわけです。

 

結局、見込み客に提案しているライフスタイルというのを、自分が実現しなければ提案できませんよね。

 

ですから、少しくらいは背伸びをしてもいいので、できるだけ見込み客に提案しているライフスタイルを自分でも実際にやってみることです。お金だけが自由の象徴ではありませんし、ターゲットによっては、ちょっとした幸せを求めている人もいるのですから。

 

普通の人は、自分の人生から超越したような幸せというのは、イメージできないものです。今日、100億円を稼いだ人と会ってきましたと言われても、あまりイメージが湧きませんよね。10億円のマイホームを購入しましたと言われても、よくわからないものです。

 

実は、普通の人でしたら、家を買いましたぐらいがちょうど良かったりするわけです。それでいいのです。例えば、映画が大好きな人なら、本棚にたくさんのDVDが収納されている写真を撮るだけでも、ちょっとした自由を証明できるわけです。

 

DVDがたくさん並んでいるだけで、何だかちょっと楽しそうですよね?こんなに観ているんだとか、こんなに買っているんだとか、そういうのが見えるわけです。そういうちょっとしたことでいいのです。

 

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ちょっとしたことの積み重ねで、ああ、こういうのいいなと思ってもらえれば、それでいいわけです。あなたは彼らの理想を体現する存在なのですから。

 

彼らがちょっとした理想を持っていて、こんなライフスタイルを目指したいというのがあって、それを実際にやっているのがあなたなのです。それを目指せるのがビジネスであり商品なのです。

 

そうであれば、あなたは、実際に、彼らが理想とするライフスタイルを実行する必要がありますよね。

 

ただ、正直言うと、ネットビジネスや投資でお金を儲けて、ある程度お金に関しては自由になったとしても、実際にはそんなに変わらないものなんですよね。それほど贅沢しませんし。

 

もちろん、客観的に見たら変わっているのかもしれませんが、本人はそんなに変わっていないと感じているわけです。

 

自由な時間ができても、そんなにしょっちゅう旅行に行きませんし、行けるけど行かないということになるわけです。ただ、実際にそういう状況になっていない人というのは、想像しますよね?色々なところへ行って、毎日美味しいものを食べているんだろうなとか。

 

でも、普通に自宅でご飯に味噌汁を食べていますし、普通なんですよね。趣味もほどほどですし。そんなに毎日、釣りに行ったり、ゴルフに行ったりしませんから。

 

おそらくそんなことを毎日やっていたら、飽きてしまうどころか嫌になってしまうよね。ですから、ほどほどなんです。人生もそれほど劇的に変わらないと思うわけです。思うというか本人はそう感じているわけですね。

 

例えば、私も投資とかネットビジネスですごい儲かって、人生が大きく変わりましたかと言われると、住居とかクルマとかそれぐらいなんですよね。日々、やっていることは、それほど変わりません。

 

 

24 憧れを演出する

 

ただ、それは私が自分で感じているだけで、実際には色々と細かいところでは変わっているんですね。それをきちんと理解する必要がありますよね。

 

見込み客、ターゲットになる人たちは、どういうものを夢見ているのかというところを、きちんと理解して、ある程度は演出してあげる必要があるわけです。

 

自宅でご飯と味噌汁を食べていますというのでは、夢がないですからね。ですから、今日は、昼はイタリアン、夜はフレンチに行ってきましたみたいなことがあると、少しは夢がありますよね。イタリアンやフレンチに夢があるのかはわかりませんけれど。

 

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普段行けないようなところに行ってみたり、芸能人のパーティに行ってきましたとか、そういうのは少し夢があるのかなと思います。そういった夢をある程度は見せていく必要があるわけです。

 

そして、その夢も、キャッチーな夢なのか、マニアックな夢なのかにより、またターゲットが変わってきます。キャッチーな夢を見せたければ、今日はこんなところで昼食を取って、今、バリ島にいますというようなことをやればいいんです。

 

ただ、あなたのビジネスが、キャッチーなライフスタイルを目指したい人たちを相手にするわけでないのなら、もっと別のものを見せなければいけません。

 

だから、結局どのようなターゲットの人達に、どこに向かって行ってほしいのかによっても、また見せるものを変えていく必要があるわけです。その辺りもきちんとコントロールしていく必要があるということですね。わかりやすく言うと、ちょっとした演出ですよね。

 

ターゲットとなる人たちが、ちょっとした憧れを持つようなことを意図的に表現するだけでいいんです。これをするだけで、ビジネスの醸し出す雰囲気は一気に変わっってきますから、ちょっとした憧れが生まれるようになります。

 

彼らの憧れは何なのか、新しい憧れを生み出せないのかということをひたすら考えて、実行して表現することです。この彼らという部分をきちんと考えておく必要がありますよね。

 

一番はじめの戦略の部分で、”誰に”という部分を考えなければいけませんということを書きましたけれど、それがないと、どういうイメージを与えていいのかもわかりませんし、どういう言葉を使っていいのかもわかりません。

 

すべてがわからないのですね。なので、すべては戦略の部分で決まってくるわけです。

 

 

25 戦術=気配り

 

戦術というのは、究極的には、相手に対する気配りですから、いかに彼らと多くの接点を持つのか、彼らの望むことを理解して憧れを見い出すのか、そこにかかってくるわです。これらはすべて、彼らを観察していれば見えることです。

 

“誰に”という部分で考えた人たちを想定して観察していると、どのような憧れをもっていて、どのような言葉遣いをしているのか、また、どのようなことに興味を持っていて、どのようなところにいるのか、それらがすべて見えてきます。

 

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ですから、彼らというもの、”誰”という部分をきちんと考えて、気配りをすれば、戦術というものは色々と生まれてきます。彼らと上手く接点を作り、その上で、こちらの世界にどっぷり漬かってもらうことです。

 

言葉と印象を意図的にコントロールできれば、憧れや信頼、行為、情熱、そういう感情を抱かせたり、刺激することができます。ですから、言葉と印象、この2つは、ぜひきちんととコントロールできるように考えてやるようにしてください。

 

26 行動の戦術とは?

 

行動の戦術というのは、アクションプラン(行動計画)、つまり、何を使って、どのようにして多くの人にメッセージを届けるのかということです。具体的には、ブログやメルマガ、アフィリエイト、ソーシャルメディア、広告、口コミなどですね。

 

この辺りは、実践編で詳しく説明していきますが、こうした具体的に何をやっていくのかというところは、最後で構いません。まずやらなければいけないのは、どのような言葉で、どういう印象を与えるのか、という部分になります。

 

もちろん、その前に、”誰に何を”というのを考える必要はありますが。

 

現時点で最も有効なメディアは、メルマガです。なぜなら、メルマガは、疑似的に直接コミュニケーションができるツールだからです。ちなみに、あくまでも疑似的にであり、直接コミュニケーション、ダイレクトコミュニケーションではありません。

 

1対多数に送っているわけですから、当然、1対1で送っているコミュニケーションとは違うわけです。

 

ただ、受け手側は、1対1で受け取ってるような感覚になります。ですから、疑似的なダイレクトコミュニケーションツールなんですね。ダイレクトにプライベートな空間に侵入するという意味でも、他のメディアとは異質なものなのです。

 

インターネットでビジネスを考えるのであれば、メルマガをやらない理由はありません。見込み客リストを獲得することを目指して、すべての行動において、メルマガという仕組みを効果的に使うと、想像以上に効果を生み出すことができます。

 

つまり、すごく大きなレバレッジ効果が生まれるんですね。あなたの意図しない部分で、様々な効果が生まれます。

 

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27 マーケティングとは接点を考えること

 

この理論編では、どのようにして見込み客との接点を持てばいいのかという形で、最も根幹になる部分のお話しをしてきました。これらをまとめますと、マーケティングといのは、いかにして見込み客との接点を持つのかというのを考えることだということです。

 

戦略とは、抽象的なビジョンや信念、そういうものですね。つまり、見込み客に提案したいライフスタイル、そういう世界観です。

 

一方、戦術というのは、戦略を具体的に見込み客に伝えてつなぐためのものです。具体的には、言葉と印象、行動ですね。商品単品であったり、戦術そのものに依存したビジネスというのは、必ずどこかで失敗します。それではそもそも意味がありません。

 

だからこそ、戦略をベースに戦術を駆使して、メディアを作る必要があるのですね。マーケティングや商品も戦術なんです。商品というのは戦術ですから、重要なものではありません。

 

極端なことを言えば、何でもいいのです。戦略となっている部分、”誰に何を””誰とどんな未来を”という部分を達成できるものであれば、どんな商品でもいいわけです。

 

ですから、それほどたいした問題ではないのです。その商品が売れなかったら、別の商品を売ればいいだけですから、たいした問題ではないのです。

 

その商品が売れないのなら、それは上手く接点を持てなかった、理解されなかったということですよね。それなら、別のを言葉や別の切り口を使って、接点を持って次の商品を作ればいいだけの話しなんですね。

 

ですから、1つの商品が売れないとか、商品単品に頼ったビジネスをやることだけは、絶対にやってはいけません。商品が売れなくても次の商品を作ればいいだけですから、落ち込まない。ただそれだけの話しなんです。ですから戦術なんですね。

 

例えば、PPC広告をやってみて、全然アクセスが集まりませんというケース。

 

それなら、PPC広告を使わなければいいだけの話しなんです。まだビジネスをやったことがない人、まだ実際に商品を売ったことのない人ですと、商品がとても重要なものだと捉えていると思うのです。

 

もちろん重要なんですけど、ただ、ビジネスそのものの根幹ではないわけです。

 

その商品が消えたからといって、ビジネスに、ものすごくダメージを与えるものではありません。また次を作りだせばいいだけの話なので、代わりはいくらでもありますし、いくらでもきくということなんです。

 

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28 なぜ戦略×戦術のメディアが最強なのか?

 

戦略×戦術によって作り上げたメディアというのは非常に強力ですから、あらゆる可能性を秘めています。

 

その反対に、理念や理想など、何の戦略もなしに、戦術だけで作られたメディアというのは、存在価値もなければ心にも響きません。そんなメディアは、はっきり言えばゴミ同然です。

 

まさに、それこそ「フェイスブックバカ」ですよね。何の戦略もなしに、フェイスブック先行で作られた媒体は、何も生み出しませんから。実際のところ、何をやっていいのかわからないから、そういうことになってしまうのです。

 

そういうゴミメディアをいくら作っても、小銭を拾うことしかできません。

 

だから、「フェイスブック貧乏」や「ツイッター貧乏」と言われるものが生まれてしまうわけです。これは、どんなに頑張ってもレバレッジが効かない典型的な例と言えますね。それは、何をやればいいのかわかっていないということです。

 

仮にアクセスが集まったとしても、最終的にはみんな逃げていきますから、いつまでたってもレバレッジが効かないのです。見かけの数字は増えていても、全然上手くいかないわけです。だから作業が必要になってくるわけです。

 

でも作業はすれども、ちっとも稼げるようにならない。貧乏暇なしの負のスパイラルにハマってしまうわけです。

 

その負のスパイラルから抜け出すためには、レバレッジを効かせることが必須なんです。ですから、集まった人は、しっかり中に残していく必要があるわけです。

 

 

29 集めたアクセスを残すには?

 

では、中に残すにはどうしたらよいのでしょうか?それは、”誰に何を”という部分や理想の部分をきちんと提示して、それを集まった人たちに理解してもらい、一緒に目指していくということです。

 

それがなければ、穴の開いたバケツで水をすくっているようなものになってしまいます。小銭を拾うような稼ぎ方をずっとやっていくのなら、戦術だけに頼ったやり方でもいいわけです。

 

でも、戦術というのは、いずれ時代の流れの中で変化し、なくなっていくものなんですよね。戦術は、必ずいつかなくなる、あるいは、使えなくなります。その戦術に頼るということは、泥船に乗っているようなものです。

 

本来は、戦略の部分をきちんと大切にしていかなければいけません。最終的にあなたが何をしたいのか、それがすべてになるわけです。これがすべての根底に流れていなければなりません。

 

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30 なぜ素朴な思いが大切なのか?

 

ただ、これについては、素朴な思いで構いません。革命をしたいとか、愛を伝えたいとか、世界平和を目指したいとか、何か特別に大それたことでなくてもいいんですね。遠くない未来がこんな感じになったらちょっと良くないですか?程度のもので全然かまいません。

 

前述した、大好きなことをしてお金を稼ぎましょうというのも、とても素朴な思いですよね。例えば、何か色々なものを手伝えますよとか、あなたが好きな物が売れますよとか、あなたが大切な人を助けられますよなど、そういう素朴なものでいいんです。

 

もともと幸せを目指す、何か将来が今よりも良くなっているというものを目指すわけですよね。ですから、それは素朴なものになるはずなんですよ。大それた何かでなくても全然構わないわけです。

 

初めからそういうものを描く必要はありませんし、ただ素朴なあなたの気持ち、彼らに伝えたい気持ち、その何を伝えたいのかという部分さえきちんと考えておけばいいということんなんです。

 

彼らとどういう将来を目指したいのかということですね。もちろん、お金儲けのためだけにビジネスをやるのなら戦術のみを学べばよいわけです。

 

でも、それでは限界がありますから、最終的には、戦術ばかり学んできた、よくあるマーケッターのようになってしまうわけです。つまり、下請け業者、戦略を持っている人に使われる立場になってしまうのです。

 

よく師匠から学んだので、その師匠を売りたいんですみたいな人がいますよね。そうすると、その師匠は自分は何もしなくていいわけです。でもその人は、自分が様々なことをしなくてはいけませんから、肉体労働なんですよね。

 

師匠の方に労力がかからないのは、理念掲げて、言葉といういうレバレッジを使って、人というレバレッジを使ってやってるからです。でもその足として使われている、手として使われている人は、結局のところ、サラリーマンと一緒ですよね。レバレッジが効きませんから。

 

だから、自分の肉体労働の範囲でしかお金を稼げないマーケッターがたくさんいるんですね。そういうマーケッターは、割とどこにでもいます。例えば、ブログが得意ですとか、PPC広告が得意ですとか、そういう戦術レベルの得意分野のある人です。

 

ただ、それでいいように使われている人が多いのも事実なんです。

 

それというのも、結局は、戦略の部分を持っていないからなんですね。せっかく良い戦術を持っているのですから、そこにちょっとした素朴な思いを乗せれば、そのビジネスの質を上げることができます。ですから、そこをきちんと考えてやればいいのです。

 

恥ずかしがらずに、その素朴な思いを大切にして、それを育て、それを言ってください。恥ずかしがらずにというのは、意外とそう考える人も多いからなんですね。「大好きなことをして稼ぎましょう」なんて、いい歳した大人が何を言っているんだとバカにされそうですからね。

 

何かもっと具体的な方法論、例えば、SEOとかPPC広告で稼ぎましょうと言った方が、スマートで賢そうに聞こえますから。でも素朴なところこそが大切ですから、それは恥ずかしがらないで、ぜひ言ってください。それがあっての方法論ですから。

 

目指したいライフスタイルや理想のようなものがなくて、方法論やテクニックなど戦術だけがあるというのも変な話ですよね。ですから、あなたには、ぜひ素朴な思いを育てていってくださいね。

 

>>後編の実践編はこちら

 

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