週の始まりということで、今日はドル円の今週の予想をしていきます。
まずはドル円の月足チャートから見てみましょう。
月足を見ますと、すでにドル円は下落トレンドの中にいます。
といっても、エリオット波動的には第1波がまだ完成していない段階です。その第1波が形成される過程における、小さな3派の波、つまり第1波中の第1-1波と第1-2波が出ていて、これから第1-3波が出て、第1波が完成するかどうかという段階にあります。
今後、下落トレンドの第1波が完成すると、比較的大きな戻りの第2波が出ることとなります。
続いて、ドル円の週足チャートを見ていましょう。
週足チャートを見ると、すでに下落トレンド中で、エリオット波動の波としてはすでに第2波がが出て、第3波の中の第1波と第2波が出ている状況です。
今後さらに下落して3-1波を下回ってくると、第3波中の3波の波動が完成し、第4波から第5波へと移っていくことになります。
ちなみに、第3-3波の完成の目途としてはフィボナッチ76.4%の107.933円、つまり108円あたりまでとなりそうです。今回の押しはこのあたりまでとなるかもしれませんね。
ただし、ここから反転していくようですと、この3-2が第4波となり、現在の押したところが第5波となって大きく上昇していく可能性もあります。
その際には、紺色のトレンドラインを抜けていきますのでそこは注目していきたいところです。
最後にドル円の日足チャートを見てみましょう。
ドル円の日足チャートからは、先週末に上昇トレンドラインをしっかりぬけてこれから売りトレンドに入る可能性が高くなっています。
ただし、エリオット波動でいうところのまだ第1波が完成した段階です。ですから、今週初めは第2波をつくりにまずは戻りを試すのではないかと考えられます。
戻りの目途は、浅めの場合は売りトレンドが発生したフィボナッチ100%のレベル100.745円あたりです。
深く戻りを試す場合は、トレンドラインの上限を抜けて、フィボナッチ11.4%の111.977円、23.6%の111.807円あたりまでもあり得ます。
ただし、112円を超えてくると、一旦、売りトレンドは崩れてしまいますので様子見となります。
細かいトレードは4時間足を見ながらそのフィボナッチ161.8%から176.4%ではしっかり利益確定をしていくことをおすすめします。
それでは今週もがんばりましょう。