不動産の相続手続きの相談はどこに?|土地売却の相続税の相談は?

 

 

不動産相続手続き相談はどこに?

土地売却相続税の相談は?

 

 

これまで相続に関する色々な手続きについてお話してきました。ですが、そもそも話をもっと遡って考えた場合に、「相続の相談をどこにしたらいいのか」ということがわからないというケースがよくあります。一般の人は知らないケースがほとんどですからね。

 

例えば、相続が発生したということになると、その相続財産の中に占める不動産、相続不動産の名義を自分に変更したいということがでてきます。

 

具体的には、お父さんが持っていた土地建物、自宅を話し合いの結果自分に名義変更したいというような希望があった場合には、登記という手続きを経なければなりません。

 

この登記の専門資格者というのが司法書士になります。登記手続きに関する専門家が司法書士です。

 

なので、司法書士さんに「この土地建物を私の名義にして下さい」という手続きをお願いすれば、必要書類を揃えていただければ速やかにできるということになります。

 

スポンサーリンク

 

 

測量や相続不動産を売却したい場合は?

 

それから、土地の測量をしたいという場合は測量士という資格者です。もしくは土地家屋の調査をする土地家屋調査士という資格もあります。

 

これはどちらでもいいのですが、測量手続きは測量士もしくは土地家屋調査士の専門分野になります。これらの事務所に訪ねていって「お願いします」ということになるわけです。

 

また、相続不動産を売却したい場合は不動産会社になります。不動産の仲介会社が一般的です。ここに「この土地建物を売却したいんだけど」という相談をすれば、「じゃ、いくらくらいで売りましょうか」というような話を経て売却手続きが行われます。

 

「仲介」というのは平たく言うと“ナコード”ということになります。なので、「持っている不動産を誰に売却するのか」というのを探してくれる、つまり買主を探してくれることになります。これが売却手続きです。

 

 

相続不動産に相続税がかかる場合は?

 

さらに、相続をした場合に税金がかかるケースがあります。その税金がかかるケースの場合は、税理士という資格者が税金に関しては専門家ということになります。税理士に相談をして相続税がかかるのであれば、その申告手続きをしていくことになります。

 

最後に、以上の4つに関しては「話がスムーズにいった場合」ということになりますが、相続手続き自体トラブルになってしまった場合、これは俗に言う“争続”の場合になりますが、この場合はもう仕方がないので弁護士さんにお願いすることになります。

 

 

不動産コンサルタントとは?

 

相続財産に占める不動産を動かすためには、結構色々な相談窓口があります。一方、不動産コンサルタントというのはどういった仕事かというと、前述した専門家を全部束ねた相談を一気にできるという仕事になります。

 

スポンサーリンク

 

 

例えば、ある財産があって、「それを相続して、基本的にはそれを売却したいのだけれどどうしたらいいか」という相談を不動産コンサルタントが受注した場合は、信頼関係のある専門家にすべて紹介していくというのが一般的です。

 

こうした仕事が不動産コンサルタント業の1つの側面になります。

 

いずれにしましても、相続財産に占める不動産を動かす場合、売却する場合というのは、色々なところに相談をしていかなければならないので結構大変な手続きになります。

 

もちろん専門家ごとにバラバラに依頼しても構いませんし、知り合いの方がいるのであればその知り合いにお願いしてもいいと思います。

 

ですが、「知り合いも何もいない、どうしよう」と迷った場合には、不動産コンサルタントに相談にいって、「この不動産どうしましょう」というようなお話をしていただくのが一番早いと思います。

 

というのは、司法書士さんにしても測量士さん、税理士さん、弁護士さんにしても、その分野はプロ中のプロということになりますが、顧客の目的はその不動産を売却したいということにあるからです。

 

売却をしてお金に換えるのが目的だということになれば、要は不動産の専門家に相談するのが道としては一番早いということになります。ただ、一般的な不動産仲介会社ということになると、前述したような専門家ネットワークを持っていないケースもあります。

 

ということで、不動産コンサルタント会社に相談すると、その辺は円滑に回せるということにつながっていきますので一番簡単かなと思います。

 

スポンサーリンク

 

関連記事(一部広告含む)