家を買う手続き
住宅(マイホーム)購入後の流れ!
今回は、家を買う手続き、特に住宅(マイホーム)購入後の手続きの流れがどうなるのかということについてのお話です。
家を買うまでは、色々と物件を探したり、契約する前に「こういった書類がありますよ」など、色々と聞かれることがあります。一方、家を買った後、契約後にやるべきことというのは、まだまだたくさんあります。
住宅(マイホーム)購入後の流れは?
まず住宅(マイホーム)購入した後に一番最初にやることは、住宅ローンの本申込みです。
住宅ローンを借りて最終的に承認を得られなければ、契約は不成立ということで、例えば、手付金を返還して白紙契約になったりします。ですから、速やかに書類を書いて住宅ローンの本申込みをしなければいけません。
この際、色々な書類が必要になってきます。住民票や源泉徴収票、課税証明など色々な書類が必要になってきます。なので、そういったものの準備もしなければいけません。
それから新築住宅の場合は、例えば、建物の表題(表示)登記に必要な印鑑証明を預けなければいけないとか、賃貸借契約の写しが必要だとか、色々な書類が必要になってきます。
そして、その後に何が起きるのかというと、住宅ローンの審査が終われば、今度は銀行と住宅ローンの契約(金銭消費貸借契約)ということになります。
要は、お金を貸します、お金を借ります、という内容のものを確認して、変動金利でいく、あるいは固定金利でいく、優遇金利は何%というような、きちんとした銀行との契約があります。
この時にもまた必要な書類が出てきます。
これは私の経験なのですが・・・
契約までは担当者も一生懸命にやってくれるのですが、契約後になるとフォローが遅れ遅れになって、こちらの日程調整をなかなかしてもらえなかったことがありました。
最近は、金融機関が土日もやっていて手続きできますので、そういったことはあまりないかもしれません。ですが、場合によっては平日の半日くらい時間を取って、書類を書いて銀行に行って、本人が署名捺印しなければならないこともあります。
そういった時間も取らなければならないわけですが、やはり担当者からのそういった連絡事項が遅くなって、こちらの日程が調整できないということもあります。
なので、こちら側も不動産会社の担当者に、契約後のスケジュールや必要な書類というのを、一通りチェック表として出してもらうことをおすすめします。
その後に金融機関との契約が終わったら、今度は最終的な現場の物件の建物チェックをしていきます。
これは何かというと、目視で傷や汚れ、建付けの具合、設備関係の説明などです。そういった建物チェックをして、もし不備があれば引き渡しまでにきちんと是正工事をしてもらえるように、立ち会いもしっかりやっていきます。
これもやはりスケジューリングをしっかりしておかないと、こちらの予定と売主さんの担当者のスケジュールが合わないとなって大慌てになってしまいます。
それから、最終的な残金の支払いの決済ということになります。
一般的には、ここで終わりと勘違いしてしまいがちです..
ですが、ここで大切なのは、不動産会社の担当者に「こちらが引き渡し後に何をしなければいけないか」ということをきちんとフォローアップしてもらうことです。
例えば何があるのかというと、郵便物の変更届を出すとか、ガスの立ち合いをしなければいけないとか、その時にどこに連絡をしたらいいのかなどです。
こうしたことは調べればわかりますが、わからないときもあります。そういったフォローもしっかりやってもらいましょう。
住宅(マイホーム)購入後、友人や知人、会社の方に、新居の挨拶状も必要になってきますし、電話やインターネットなど、そういった細かな手続きも必要ですから、そういった準備もしなければいけません。
こうした準備が整わないと、引越した後に予定を入れても、ガスの立ち合いがスケジュールが合わなかったとか、色々な問題が生じます。そうすると、せっかく新居を構えたのにストレスが溜まってきます。
引越しの手配もしなければいけない、せっかく新居に引越ししたのにガスの手配ができなくてシャワーも浴びることができないとか、散々な目に遭うということもあります。
ということで、家を買う手続き、住宅(マイホーム)購入後にどういうことが必要になるのか、またどういった書類が必要なのか、そして、引き渡し後にどういったことをしなければいけないのか、ということを明確に自分で落とし込んでおくことをおすすめします。
できれば自分自身でスケジュール表のようなものを作って、そこに書きこんでいくのがいいと思います。
ぜひ家を探し始めた時に、購入後に何をしなければいけないのか、引っ越した後に何をしなければいけないのか、そういったことをスケジューリングしておくようにして下さい。