賃貸か購入かどっちがいいの？
購入がおすすめ！
今回は、賃貸か購入か、どっちがいいのかというお話です。
自分が住む家について、賃貸がいいのか購入がいいのかということは、色々なところで議論がなされています。もちろん、色々な考え方があっていいのですが、今回は購入した方がいいという見解を紹介します。
ちなみに、ここでは芸能人やプロスポーツ選手などお金持ちの人ではなく、あくまでも一般の人が対象です。
まず、これまで色々な議論がされているのですが、必ず損得で考える議論になっています。ただ、損得で議論すると結論が出ません。例えば、20年後、30年後、長期的なスパンで見てどっちがいいかと考えてみます。そうすると、色々なメリット・デメリットが見えてきます。
賃貸と購入のメリット・デメリットとは？
まず、購入の場合は、物件価格が下がるかもしれないというデメリットがあります。物件価格は結構相場によって変わってきますので、こればっかりはわかりません。また、修繕にお金がかかるかもしれません。
自分で持っていると屋根を直したり、雨漏りを直したり、建物の修繕にお金がかかりますからね。
さらに、賃貸と比較して購入は転居しづらいということもあります。例えば、転勤になった時に賃貸なら転居しやすいです。それから、賃貸のデメリットとしては、自由にリフォームできないということがあります。
また、賃貸の場合、高齢だとなかなか借りられる部屋が少ないというデメリットもあります。
このように、賃貸も購入もメリット・デメリットがありますので、やはり結論が出ません。結局、どっちがいいのかわからないまま今まできているのではないでしょうか。
大切な人がいれば購入がおすすめ！
さて、あなたにとって大切な人、守りたい人はいるでしょうか？この視点で考えると、家を購入した方がいいということになります。
例えば、あなたの大切な人、守りたい人が妻と子供であれば、あなたにもしものことがあった時に、住む場所や資産をその大切な人に残してあげたいと強く思うはずです。
そう考えると、住宅ローンを組んで家を購入した場合、もしあなたが亡くなった場合には、それ以後、住宅ローンは払う必要がなくなりますので、家族に住む場所を残してあげることができます。
また、その場所に住む必要がない、例えば、実家に帰るとか、何かあった時には、その家を売却してしまえば、そのお金を資産として残してあげることができます。その他に生命保険も入っていれば、それプラス住む場所あるいは資産を残してあげることができます。
一方、賃貸の場合は絶対にこうしたことができません。
家を購入する時には、団体信用生命保険とか、三大疾病の保険、例えば、ガンになって働けなくなった時に住宅ローンを払わなくていい保険とか、火災保険・地震保険とか、こうした保険に入ります。これで大体のリスクは回避できるようになっています。
なぜ賃貸をおすすめしないのか？
賃料を支払いながら、自分の大切な人に資産を残すことはできないからです。
例えば、4人家族なら、2LDK、3LDKの月々の家賃が12〜15万円、駐車場代に1〜2万円、それに加えて子供の学費もかかります。こうした日々のお金を払いながら、残りのお金で資産を築くことができるでしょうか？
これはなかなか一般の人には難しいです。大金持ちであれば別ですが。であれば、持ち家を購入して住宅ローンを払いながら、最終的には資産を築いていくことをおすすめします。
賃貸か購入かどっちがいいの？
購入がおすすめ！まとめ
一番のポイントになるのは、「マイホームを購入して大切な人を守りましょう」ということに尽きます。何か自分に起きた時に、大切な人を守れないときっと悔しいと思うはずです。その守り方の1つとして、住む場所や資産を残してあげるという考え方になります。
ただ、家を購入する時には、流通性の高い資金化しやすい物件を買っておいた方がいいです。また、できるだけ購入時と売却時の価格の差が少ない物件を選んだ方がいいです。
それから、残されたが人望まないような物件、例えば、こんなところに住みたくないとか、こんな家はいらないとか、そういう物件を無理に買わないようにした方がいいです。残された人がありがたいと思うような物件を購入して住んでいくのが一番大事ですからね。