住宅ローン健康診断|団信審査と疾病保障付に注意!

 

 

住宅ローン健康診断

団信審査と疾病保障付に注意!

 

 

今回は、住宅ローンを組むに当たり、健康状態に気を付けましょうというお話です。住宅ローンを組む人、特に家を建て始めてしまったという状態で体調が悪いということが発覚してしまうと、すごく大変なことになってしまうケースがあります。

 

最悪の場合、もう家を建て始めてしまっているのに、最後の最後で住宅ローンが組めなくなってしまうとか、住宅ローンが組めてもものすごく不利な条件になってしまうとか、そういったことが起こる可能性があるのです。

 

 

これはどういうことかというと・・・

 

住宅ローンを組むときには、「団体信用生命保険(団信)」に加入することが前提となっているからです。

 

要するに、新しく住宅ローン用の生命保険に入ると、「自分に万が一のことがあった時には、その生命保険が下りて住宅ローンがチャラになるので大丈夫ですよ」という保険に加入するのです。

 

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ですから、団体信用生命保険(団信)に新たに加入できないような健康状態になってしまうと、「団体信用生命保険(団信)の審査に通らない、保険に入れないならお金は貸せません」という話になってしまうのです。

 

そういった可能性が非常に高くなります。これは非常に困ることです。すでに家を建て始めてしまっていますからね。

 

 

過去の事例では・・・

 

例えば、家を建てている最中に会社の健康診断を受けたら、少し血圧が高めなので要再検査となってしまったというご相談を受けたことがあります。

 

これは非常に難しい判断になりますが、家を問題なく建てるという話になった時、あるいは住宅ローンを組むという観点からは、安易に病院に行ってしまうのはリスクが高いです。

 

例えば、病院に行って「あなたは血圧が高いので薬を飲みましょう」と言われて薬を処方されたとします。そうすると、お医者さんが「あなたは高血圧です」という診断をしてしたことになります。

 

住宅ローンを組む際には、健康状態を告知をしなければならないのですが、それに「病院に行って高血圧の薬を服用しています」ということを書かなければいけなくなります。

 

ここは非常にグレーなところでもあるのですが、それを書いてしまうと、住宅ローンが組みにくくなる可能性があります。

 

 

もちろん、だからといって

病院に行くなということではありません..

 

あくまでも住宅ローンを組むことを考えたら、現実問題としてそういうリスクがありますよという話です。こうしたことを頭に入れつつ、住宅ローンを組んで家を買おうと思っている人は、より自分の健康状態には気を付けましょうということです。

 

非常にグレーな話になりますので、はっきりとは断言できない内容なのですが、そういうこともあるのだなということは知っておいて下さい。

 

ということで、すでに家を建て始めていたり、住宅の相談をしている段階で、健康状態がちょっとまずいかなと思ったら、早めにその住宅会社に相談することをおすすめします。

 

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疾病保障付住宅ローンとは?

 

疾病保障付住宅ローンのお話です。まず住宅ローンを組むと、「団体信用生命保険(団信)」というものに入ります。

 

これは、住宅ローンを組んだ方が、万が一亡くなった場合や高度障害状態になった場合には、保険金が下りて住宅ローンの残債が相殺されて負担がなくなるというものです。

 

最近の傾向としては、そういったものに加えて、ガンになった時の保障、あるいは三大疾病(ガン、急性心筋梗塞、脳卒中)、七大疾病、こういったものまで保障につけたものが出てきています。

 

では、こうした疾病保障付住宅ローンは必要なのでしょうか?

 

 

保険料からみて

疾病保障付住宅ローンは必要?

 

まずは保険料という観点からすると、保障を厚くするということになると、当然負担感が出てきます。例えば、ガンの保障を上乗せすると金利にプラス0.1%、あるいは三大疾病保障を付けると金利にプラス0.2%とか、そういう形になります。

 

ですから、借入額が多い方ですと、負担が数十万円とか、場合によっては100万円、200万円支払額が増えることになります。

 

そういった形で支払いが増えていくと、家計を圧迫してしまう可能性が高くなります。その辺も考えた上でどうするのか、判断することをおすすめします。

 

 

保障内容からみて

疾病保障付住宅ローンは必要?

 

少し上乗せしてお金を支払うと、その分保障がどうなるのかということです。例えば、ガンの場合だと上皮内ガンは対象外とか、三大疾病だと心筋梗塞とか脳梗塞については60日以上の労働制限とか、こういった条件が付いている場合もあります。

 

ですから、負担は大きくなりますので、保障内容で色々条件が付いている場合もあるということは知っておいて下さい。あなたが入っている生命保険と一緒に、プラスしてこうした疾病保障付の住宅ローンをどう考えるのか、慎重に検討することをおすすめします。

 

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