住宅ローン火災保険|保険料の目安はいくら?

 

 

住宅ローン火災保険

保険料の目安はいくら?

 

 

今回は、マイホームを買う場合の諸費用の1つである「火災保険」についてのお話です。

 

マイホームに火災保険を掛けるというのは、一般的にも誰もが当たり前と考えていると思います。家を買うという場合も、やはりほぼ全ての人が火災保険を掛けるということをしています。

 

では、いざあなたが家を買うということになった時に、その火災保険をいくら掛けるのかということになると結構迷われると思います。

 

火災保険というのは、手続きとしては、自分のものに権利が移転する時と同時に掛けるのが一般的です。それよりも前に、物件を見たり契約をしたりというのは進んでいて、火災保険というのは一番最後にくる諸経費の1つになります。

 

一戸建てでもマンションでも同じなのですが、例えば5,000万円の一戸建てを買うとします。いよいよ明日その権利を得るのだということで、火災保険を掛けようと思った時に、「一体その保険金額はいくらにすればいいのだろうか」とここでふと悩むわけです。

 

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5,000万円で買ったのだから、火災保険も5,000万円掛ければいいのでしょうか?

 

よくよく考えてみると、家を買うということは、建物ばかりに目がいきがちですが、実はその下には土地があるわけです。つまり、この5,000万円という価格は、建物の代金と土地の代金を合わせた価格なのです。

 

そうすると、土地というのは、火事があって燃えたらなくなってしまうものでしょうか?

 

土地はなくなりませんよね。ということは、土地に火災保険を掛ける必要はないわけです。

 

そもそも土地に火災保険は掛けられないということになるのですが、考え方としては、5,000万円のうち土地代に関しては火災保険を掛ける必要はないので、建物の代金のみに掛ければよいということになります。これが火災保険の基本的な考え方になります。

 

 

火災保険は何年掛けるの?目安は?

 

不動産購入諸経費を導き出すための火災保険の保険料というのは、当然保険金額に応じて変わってきます。例えば、土地が3,000万円で建物が2,000万円の価値がある家を合計5,000万円で買ったとします。

 

この場合、火災保険の対象になるのは、建物の2,000万円に対して何年掛けるのか、1年なのか、5年なのか、10年なのか、あるいは住宅ローンを借りた後の35年間なのか、これについても検討することになります。

 

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例えば、火災保険を1年で掛けた場合と、35年一括で掛けた場合では、当然ながら火災保険の保険料というのは変わってきます。仮に1年で1万円とするなら、35年なら35倍の35万円なのかということになるわけです。

 

ただ、火災保険の面白いところは、長期を一括で掛けると長期割引きというのがあることです。

 

1年で掛けた場合は、例えば1万円の火災保険料が必要なのに、35年一括で掛けた場合は、本来は毎年払っていけば35万円かかるところが、少し割り引きされて25万円くらいになったりします。

 

長期一括の場合は、こうした割引が使えますので、何年掛けるのかというのは、その年当たりの保険料などを換算して検討するのがおすすめです。

 

ただし、銀行ローンによっては、「借入期間と同年期間以上の火災保険を掛けてくれ」というのが条件になる場合もありますので、そこは注意して下さい。

 

火災保険は、保険料を諸費用の一部として家の購入時に検討しなければなりませんが、銀行によって1年ごとに掛けられるのであれば数万円で済む金額になります。

 

ただ、35年一括で掛けることになると、建物の構造によっても保険料がかなり変わってきます。

 

例えば、鉄筋コンクリートなのか木造なのか、それによっても保険料はかなり変わります。当然ですが、木造の方が保険料は高くなり、鉄筋コンクリートの方が安くなります。なぜなら、燃えにくいからです。

 

 

住宅ローン火災保険の保険料の

目安はいくら?まとめ

 

家が燃えた時に支払われる火災保険については、建物代金だけに掛ければよいということです。

 

ちなみに、火災保険に入らないと地震保険にも入れない仕組みになっています。最近は地震に対する不安がありますから、地震保険に入りたいということであれば、火災保険の特約として地震保険を付けていくということになります。

 

ということで、これが家の購入諸経費の一部、火災保険料の目安に関するお話になりますので参考になさって下さい。

 

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