住宅ローン金利上がる理由|今後の金利動向と上昇推移!

 

 

住宅ローン金利が上がる理由

今後の金利動向と上昇推移!

 

 

もしあなたが住宅ローンを組む際に、変動金利を選ぶのなら、今後の金利の動向や上昇推移が気になるはずです。なぜかというと、変動金利というのは、半年ごとあるいは1年ごとなど、借りる場所によっても違ってきますが、金利の見直しがあるからです。

 

ですから、住宅ローンの変動金利を選んだ方は、金利を半年ごとに見直すことになるので、金利のことについて理解することが大切になってきます。

 

では、なぜ金利は上がるのでしょうか?

 

まず結論から申し上げますと、金利が上がる原因はたくさんあります。いくつか挙げると、例えば、国内の景気によって金利は上がりますし、国内の物価によっても金利は上がります。また、日本銀行の政策によっても金利は上がります。

 

さらに、株価や外国為替、海外の金利によっても、日本の金利の変動は起きてしまいます。

 

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ということで、まずは「国内の景気」「国内の物価」「日本銀行の政策」と金利変動の関係から入っていくと、金利が上がる理由や今後の金利動向や上昇推移がよくわかると思います。

 

 

国内の景気により金利が上がる理由は?

 

例えば、今、景気が良いとします。景気が良いと会社の業績がどんどんアップしていきます。これが景気が良い状態ですよね。

 

では、ここで、あなたが会社の社長になった時のことを考えてみて下さい。

 

今、あなたの会社の業績はもの凄くいいんです。もちろん、社長は今儲かっているから、将来もっと儲けたいと思うはずです。そうするとどうするかというと、将来の売上げのためにどんどん設備投資をしていくのです。

 

例えば、あなたがレストランを経営していたら、今儲かっているので、それならもっと店舗を増やそうとか、店をもっと広くしようとか、そうやって設備投資をしていきます。

 

そして、企業は景気がよくなると、将来の儲けのためにどんどん設備投資をすることになるので、お金を借りるようになるのです。そうすると、銀行も景気が良いから金利を上げても、会社はどんどんお金を借りてくれるだろうと思って、金利を上げるわけです。

 

これが、景気が良くなると金利が上がる理由です。ちなみに、逆に、景気が悪くなると、これとは反対のことを考えていけばいいので、景気が悪くなると金利が下がることになります。

 

このように、国内の景気と金利には深い関係があるのです。

 

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国内の物価により金利が上がる理由は?

 

国内の物価が上がるのはどういう時かというと、これも景気が良い時です。

 

景気が良いと、社員の給料がアップします。では、給料がアップした社員はどうなるかというと、例えば、住宅を買おうと思います。そうすると、住宅の需要がどんどん高くなっていきます。また、住宅の需要が高くなっていくと、どんどん物価も上がっていきます。

 

「私も欲しい」「オレも欲しい」というように、多くの人が住宅を買おうとすると、住宅の需要が高まるので、物価も上がっていくのです。

 

このように物価が上がっていくと、人の心理はどうなるでしょうか?

 

今まで住宅をそのうち買おうかなと思っていた人も、このように住宅がどんどん値上がりしているので、早めに買おうと思うようになるのです。

 

すると、早めに住宅を買おうとする人が増えて、早く買って住宅ローンを組もうとする人が増えてくるのです。すると、お金が必要な人がどんどん増えてくるのです。

 

そうすると、銀行側もお金が必要な人が増えてきたから、金利を上げても人は借りるだろうと考えて、その結果として金利が上がることになるのです。つまり、国内の物価が上がると金利が上がるのです。

 

ちなみに、逆のことを考えても同じです。国内の物価が下がると金利が下がっていきます。このように、国内の物価と金利は関係しているのです。

 

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日本銀行の政策で金利が上がる理由は?

 

日本銀行(日銀)というのは特殊で、日銀自らが金利を上げたり下げたりすることができます。それはなぜかというと、日銀が日本の物価の安定や経済成長の維持など、色々な役割を担っているからです。

 

こうやって日銀が金利を調整することによって、世の中に出回るお金の量を調整しているのです。つまり、日銀はお金の調整をすることで、インフレやデフレを抑えたりしているのです。では、なぜインフレになるとお金の価値が下がるのでしょうか?

 

そもそもインフレというのはどういうものかというと、簡単に言えば、物価が上がっていくことです。

 

例えば、100円のミカンが200円になったとします。ミカンは同じです。同じミカンを買うのに、100円から200円になったらどうなるでしょうか。ミカンが100円のときには、もし貯金が100万円あったしたら1万個買うことができたのです。

 

ところが、インフレになってミカンが1個200円になったら、全く同じミカンなのに、100万円すべてでミカンを買おうとしても、5千個しか買えません。つまり、インフレによって、100万円の価値が下がったということです。

 

インフレが起きる前はミカンが1万個買えたのに、インフレが起きたらミカンは5千個しか買えなくなってしまったのですから。ですから、インフレではこのようにお金の価値が下がると言われるのです。

 

話を元に戻すと、日銀が金利を調整しているということは、このように物価を安定させているからなのです。

 

日銀は、私たちのために、景気のために、労働者のために、色々な理由はありますが、日銀自ら金利を上げたり下げたりできるのです。このように、日銀の政策と金利には深い関係があるのです。

 

ということで、今回はなぜ金利は上がるのかについてのお話しでした。金利が上がる理由はたくさんあるのですが、景気だったら景気が良くなった時に金利は上がります。海外との関係でしたら、海外の金利が上がると日本の金利も上がるということでした。

 

もしあなたが、これからマイホームを購入して住宅ローンを組もうと考えているのでしたら、ぜひ今後の金利の動向・上昇推移に注意してみて下さい。

 

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