FXトレンドライン判断|為替は移動平均線で転換フォロー!

 

 

FXトレンドラインの判断方法

為替は移動平均線で転換をフォロー!

 

 

為替相場をやっているとトレンドという言葉をよく目にします。このトレンドといのは、わかりやすく言うと、相場が上昇局面にあるのか、下降局面にあるのか、ということを意味しているだけですので、それほど難しく考える必要はありません。

 

ただ、FXで取引をするのであれば、このトレンドを判断する力を養うのがとても大切になってきます。例えば、チャート上の高値と高値、あるいは安値と安値を結んだ直線が外側に引けますよね。このラインでトレンドラインをつくるのです。

 

 

トレンドラインの判断方法は?

トレンド転換したらフォロー!

 

具体的には、安値と安値を結んだラインでこれが右上がりであれば、上昇トレンドと判断するわけです。反対に、高値と高値を結んだラインが右下がりであれば、下降トレンドと判断するわけです。

 

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また、このトレンドラインは売買ポイントとしても活用できるんですよ。具体的には、上昇トレンドですとトレンドラインは下値に対してのサポートラインとなりますし、逆に下降トレンドでしたら抵抗線となりますからね。

 

実際、このトレンドラインが長く続くと、それだけその方向に強いトレンドが発生していることになるわけで、それほど長い期間トレンドが続くということは、そのトレンド自体が非常に重要性を増すわけです。

 

とはいえ、このトレンドは、見ている時間軸が違うと、トレンドラインの方も変わってきますので注意してください。つまり、リアルタイムで出現する分足、時間足、日足、週足、月足と、どの時間軸を基準にするのかによって、見え方が全く違ってくるということなのです。

 

では一体どの足を使えばいいのかと悩んでしまう人も少なくないと思います。あくまでも一般論ですが、多くのトレーダーがトレンドとして一番意識しているのは日足だと言われています。実際に私が取引する際もこの日足を最も重要視しています。

 

ちなみに、P&Fでトレンドを確認するのも、日足で付けたものを一番重要視しています。

 

 

FXのトレンドフォローとはどのような取引手法?

 

チャート上にトレンドラインを引くと、支持線とか抵抗線を発見できるというのは前述した通りです。この支持線や抵抗線の内側には、このラインを超えないような力、すなわち内向きの力が働きますので、これを取引に利用するとよいと思います。

 

ただし、この支持線とか抵抗線を一旦ブレイクした後は注意が必要になります。

 

というのは、今度は反対の力が働くようになるからです。よって、FX取引の売買の正攻法としては、支持線や抵抗線の内側付近では逆張りで向かっていて、ブレイクしてしまったら順張りでついていくというものになります。

 

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これが、トレンドフォローと呼ばれている売買手法になります。日本人はよく逆張りを好むと言われますが、為替相場ではトレンドフォローが王道です。逆張りで生き残ったトレーダーはいないと言わていますから、くれぐれもトレンドには逆らわないようにしてください。

 

ちなみに、最近は、システムトレードと言われる、コンピュータによるプログラム売買が注目されていたりします。このようなシステムトレードでは、基本的にトレンドフォローの手法が用いられています。これは、プログラムとしても書きやすいからということもあるのです。

 

ただ、プログラム売買というのは、トレンドが明確でないレンジ相場が苦手であるというのも、また事実ですよ。

 

実際、トレンドに乗っているときは、非常に大きな利益を出しますからね。これは、テクニカル分析というもともと客観的な数字に基づいて、高くても安くてもどんどん買ったり売ったりできるからです。

 

あくまでもコンピュータなので、恐怖心も邪心も何もないわけで、これが強みなんですよね。まぁ、この点が仇となって膨大な損失につながることもありますので、注意は必要になるのですけれど…

 

 

絶対にトレンドに逆らわないようにしよう!

 

チャート上のトレンドラインは、相場の動向を知るのには非常に有効です。

 

また、売買方針を見極める際にも非常に重要な手掛かりとなるものです。これは、トレンドというものは、それが発生すると継続する傾向があるからです。実際、トレンドが形成されると、しばらくその状態が続く可能性は非常に高いです。

 

というわけで、ポジションを持つ際には、トレンドに下がらわない方が効率的ということが言えるのです。トレンドラインを引く際には、高値と高値を結んだり、安値と安値を結ぶわけですが、そうすると必ず1本の直線が引けますよね。

 

FX会社のチャート分析ツールの中には、トレンドラインが引きやすいように、十字とその交点での価格を示す表示が出てくるものもありますから、そういったツールはぜひ使いこなせるようになりたいところです。

 

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そうしていくうちに、トレンド上の支持線や抵抗線、目標値や相場に入るポイント、ロスカットのポイントなどが次第に見えてくるようになると思います。

 

 

移動平均線を使いこなそう!

 

テクニカル分析といったら移動平均線と言われるくらいメジャーな指標ですが、これは、一定期間の終値の平均を取ったものです。

 

移動平均と言っても、何時間分、あるいは何日分、何週分の平均値を取るのかによってもその値は変わってくるわけですが、この値をつなげたものが移動平均と言われるものになります。

 

例えば、20日移動平均と言ったら、20日間の価格の平均を連続させたものになります。日々価格は動いていきますから、移動平均も変わっていくわけです。

 

当然、移動平均はどの時間軸でも計算できるわけですが、外国為替市場で最も重要視されている移動平均線は、5日、21日、90日、200日になりますので、ぜひ覚えておいてくださいね。ちなみに、株式市場ですと、5日線と25日線が重視されているようです。

 

 

移動平均線のクロス売買をシグナルとして使おう!

 

移動平均線は色々な使い方があるわけですが、その中でも最もメジャーな使い方は、短期の移動平均線と長期の移動平均線のクロスを使う方法です。

 

短期線が長期線を下から上に抜いていく場合を「ゴールデンクロス」と言ったりしますが、このサインは強い買いシグナルとみなすわけです。

 

反対に、短期線が長期線を上から下に抜けた場合のことを「デッドクロス」と言ったりしますが、このサインが出たら、強力な売りシグナルとみなすのです。

 

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これは理屈で考えてもよくできたシグナルだと思います。算出期間が短い移動平均線ほど直近の値動きには敏感になりますし、長期のものほど反応は鈍くなるわけですから。

 

とはいえ、移動平均の算出方法を考えますと、現行のマーケットの値動きに遅行したものになるのは明らかです。なので、デイトレードをしようという人にとっては、あまり向かないシグナルかもしれません。

 

実際、ゴールデンクロスやデッドクロスをすることは、ある程度事前に予想は付きますし、その後クロスしたからといってもブレがあって、それがダマシになるケースもありますから。

 

このように考えますと、移動平均線のクロスの売買サインが出たからと言っても、短期的なトレードにはあまり向いていないと言えそうです。

 

では、実際のトレードにおいてどのように利用すればいいの?と思うわけですが、これはクロスではなく、傾きを利用するとよいと思いますよ。つまり、例えば5日線と21日線を利用するのであれば、そのクロスをシグナルとするのではなくて、傾きを利用するということです。

 

例えば、21日線の向きが上向きであれば、トレンドは上昇トレンドと考え、5日線の傾きが上向いたときにポジションを持つのです。

 

そして、5日線が下向きになったら、一旦、ポジションを手仕舞って利食うというものです。こうしたトレードを繰り返していけば、損は小さく利は大きくという損小利大の取引結果になると思いますよ。

 

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