FX経済指標・為替情報・要人発言はこれだけでOK!

 

 

FX経済指標・為替情報・要人発言は

FX会社の情報サイトを活用しよう!

 

 

まずは自分が口座を開設したFX会社の情報サイトを活用しましょう。ほとんどのFX会社で、豊富で良質な情報を提供していますから、このような情報サイトを活用しない手はないです。

 

特に見ておきたいところと言ったら、外国為替市場での前日の高値・安値・終値とか株式市場の動向、経済指標の内容とその結果、重要な要人発言の内容、値動きの解説などでしょうか。

 

そういった情報をチェックしてから現在の位置を確かめ、そこからさらに為替レートと新たなニュースを追いかけていくわけです。

 

 

良質な為替情報はどこから収集したらいいの?

 

こうした情報は、ポイントとなる時間ごとに更新されていきますので、常に最新情報にキャッチアップすることもできるのです。また、時系列に並んでいますので、時間を辿っていけば、どのようなことが市場の関心事であったのかもわかります。

 

スポンサーリンク

 

 

仮にその関心事についての内容がよくわからなかったとしても、それに対するニュースや解説記事があるはずですから、それを読めば今市場の関心事が何であるのかということは容易にわかると思います。

 

外国為替市場というのは、そのテーマとなる関心事がよく変わるので、こまめにチェックしておくことをお勧めします。

 

 

経済指標は投資判断の重要チェック事項!

 

時として外国為替市場の関心事というのは変わるわけですが、常に為替レートの変動に重要な影響を及ぼすものがあるわけです。それが、各国の経済指標です。

 

なぜかと言えば、それは外国為替取引において重要な指針の一つであるファンダメンタルズを表しているからです。

 

この経済指標はどの国でも発表されるわけですが、この発表内容によっては外国為替市場は大きく動くことになりますので、私たちにとってもかなり重要な投資の判断材料になるのです。

 

とはいえ、経済データはあらかじめ発表される日時が決まっていますから、それを注視していけばいいのですけれど。

 

この経済指標の発表前にはエコノミストの予想も出されていますので、その予想に対してどうであったのか、多くの市場関係者がその結果を気にしているわけです。

 

ただ、みんなが気にしている経済指標の場合には、発表前に出された予想のコンセンサスに基づいて、為替レートもそれを織り込んで動いていくのです。

 

なので、もしも実際に発表された経済指標が事前の予想と大きく違っている場合には、マーケットは大きく反応することになります。

 

こうしたことを考えながら、私たち投資家は、事前にどのような経済指標が予定されているのかだけでなく、その予想値はどうなっているのか、また、それはマーケットではどのように受け止められているのかまでチェックする必要があるのです。

 

スポンサーリンク

 

 

だからといって、経済指標をすべてチェックしなくてはならないということでもありません。経済指標と言っても、その内容は様々ですし、マーケットに与える影響もそれぞれ違うわけですから。具体的に、経済指標を大きく分けると次のようになります。

 

■雇用に関するもの・・・失業率、有効求人倍率、就業者数、自給など
■経済活動に関するもの・・・GDP、小売売上高、設備稼働率、鉱工業生産など
■インフレ動向に関するもの・・・生産者物価、消費者物価など
■国の収支に関するもの・・・経常収支、貿易収支、債務残高など
■センチメント調査・・・日銀短観、NY連銀製造業業況指数、ミシガン大学消費者信頼感指数など

 

こうした指標について、米国、ユーロ圏、日本を見ていけばOKです。もちろん、新興国でも経済発表は行われているわけですが、この3つの地域だけで世界のGDPのおよそ8割近くを占めているので、これだけで十分かなと思います。

 

ちなみに、豪ドルなどを取引の対象にしようと考えている場合は、貿易面で強い関係のある中国の指標も気にしておいた方がよいかもしれません。

 

 

20〜24時の時間帯の経済指標に注意!

 

各国の金利動向と外国為替市場の関係も重要です。これは、各国の中央銀行による金融政策がマーケットに重要な指針を与えることになるからです。あくまでも一般的にですが、ある国の金利が上昇すると、その国の通貨は買われることになります。

 

これが、およそ政策金利決定会合の日程までに、マーケットに織り込まれていくことになるのです。

 

つまり、経済指標や要人の発言内容などから、次回の会合でどうなるのかというコンセンサスが出来上がっていくわけです。当然ですが、マーケットのコンセンサス通りであった場合には、波乱はあまりないわけです。

 

ですが、予想外の金利の引き上げであったり、あるいは引き下げで会った場合には、マーケットは動揺し為替レートも乱高下しますので注意が必要になります。

 

スポンサーリンク

 

 

政策担当者が気にしているのは、経済成長と物価の安定、それと消費動向なのです。なので、それを金融面から支え、安定した状態に持っていくことが至上命題となっているわけです。

 

よって、政策担当者も金融政策決定までには、経済指標の結果などを注視し続けているのです。実際、経済指標の発表によって市場がどう反応を示すかということも、最終的には各国の金融政策に深く関わってきますからね。

 

このように経済指標は重要なわけですが、これらが発表されるのは主に欧米市場が開く時間帯なのです。

 

つまり、日本時間で言えば、およそ20〜24時くらいなんです。この時間帯は、欧州と米国が同時に取引される時間帯でもありますから、マーケットもこの時間帯を中心に大きく動きます。

 

FX(外国為替証拠金取引)を行うのであれば、やはりこの時間帯は外せません。東京市場の動きだけを見ていてもほとんど意味がないと言えますからね。

 

 

要人発言には注意しよう!

 

各国の金利政策などの金融政策は、為替レートにも大きな影響を与えます。

 

なので、その政策にかかわる各国の政治家や金融政策担当者、中央銀行幹部の発言というのは、必然的に為替レートに強い影響を与えることになるのです。要人発言と呼ばれるものは、主にこうした人たちの発言なのです。

 

特に主要国であるG7各国の中央銀行総裁や財務長官、政治家、政策金利決定会合に出席するメンバーなどの発言は注目されるわけです。ここ最近も日銀総裁の発言によって、大きく為替レートが円安に進んだりしましたよね。

 

それから、中国などはいまだに管理変動相場制を採用していますが、そういった国々でも市場の関心が高くて、為替レートに影響を与えるような場合には、その要人の発言にも自ずと注目が集まります。当然、それは為替レートを動かします。

 

スポンサーリンク

 

 

このように要人発言というのは、為替レートを大きく動かす要因となりますので、各要人が現在どのようなことを政策決定に対して注視しているのかなどについては、あらかじめ知っておいた方がよいわけです。

 

これがマーケットに対して心理的なプレッシャーになったり、関心のテーマとなる可能性がありますからね。

 

なお、一般的には、国の金融政策、特に金利や金利動向にかかわる発言というのは、インフレ動向に強い影響力を与えることになりますので、マーケットは敏感に反応します。

 

 

突発的な要人発言には

どう対応したらいいの?

 

要人発言をしばらく見ていると、2つのパターンがあることに気づくはずです。

 

一つは、過熱している相場であっても現状を追認している内容となっているもので、もう一つは、若干水を差して過熱している相場を冷まそうとしているものです。また、マーケットを動揺させる要人発言というのもありますね。

 

例えば、直接経済とは無関係の何気ない一言だったり、単なる意識していない不用意な発言もそうですが、外交戦略上のトークなんかもそれに該当しますね。

 

こうした予定外の要人発言というのは、経済指標のように発表時間があらかじめ決まっているわけではなく、突発的に出てくるので、投資家にとっては困るのですよね。

 

そうはいっても、ただ手をこまねいて見ているわけにはいきませんから、このような事態には、最新のニュースが流れてくる為替情報サイトで対応したいですね。

 

突発的な要人発言があった場合は、およそ初めに価格が大きく動いてその後に情報が流れるケースがほとんどなのですが、後からでも何が原因でマーケットが動いたのかを知っておくのは役に立ちますので、必ず確認するようにしたいです。

 

もちろん、初めから時間のわかっている要人発言というものもあるわけです。例えば、中央銀行総裁の定例会見や要人の講演、議会での証言などですね。

 

こうした発言のうちでも、特に市場が注目している金融政策、例えば、利上げや利下げが近いという見方に傾斜している場合などの場合は、注目度も高いですから、必ずチェックする必要があります。

 

価格情報とともに、経済指標の内容や日程、要人発言などにも注目するようになれれば、自分なりの相場観も次第に養われてくると思います。

 

スポンサーリンク

 

関連記事(一部広告含む)