ジュニアNISA(ニーサ)おすすめ|メリットと活用方法のまとめ!

 

 

ジュニアNISA(ニーサ)メリットと活用方法!

おすすめの理由は?

 

 

ジュニアNISA(ニーサ)とは、子どもの将来に向けた資産運用のための制度です。

 

例えば、金融広報中央委員会の調査をもとに日本証券業協会が作成した「世帯別の貯蓄目的」を見ると、20代、30代、40代のすべての年代で「子どもの教育資金」が1位となっています。それだけ子どもの教育資金がかかるということなのですね。

 

子どもが大学に入学すると、4年間で教育費と生活費合わせて、国立で約600万円、私立だと約791万円かかると言われています。

 

高校卒業するまでだってお金がかかるのに、大学に行ったらさらにこれだけお金がかかるのです。これだけのお金を急に用意しろと言われても、普通の家庭ではまず無理ですよね。

 

そこでおすすめなのがジュニアNISA(ニーサ)なのです。

 

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ジュニアNISA(ニーサ)のメリットとは?

 

ジュニアNISA(ニーサ)には、4つのメリットがあるのでおすすめです。

 

1つ目のメリットは、子どもの将来に向けた資産運用のための制度だということです。0歳から19歳までの未成年者の口座を開設して、両親はもちろん、祖父母の資金も活用し、子どもの代理として上場株式や株式投資信託などに投資することができます。

 

特にお孫さんのために何かしてあげたいという、おじいさんやおばあさんは多いですから、そういった場合に活用できます。また、子どもが大きくなった時に、一緒に経済や資産形成について考えるきっかけにもなります。

 

2つ目のメリットは、成人NISA(ニーサ)と同様、配当金や売買益等が非課税になることです。特定口座や一般口座などおよそ20%課税されますから、その税金がかからないジュニアNISA(ニーサ)はかなりお得です。

 

3つ目のメリットは、少額から投資ができることです。投資信託は1万円未満から購入できるものもありますので、例えば、毎月1万円ずつ積立形式で投資することも可能です。この場合、1年間で12万円(1万円×12ヵ月)、5年で60万円になります。

 

4つ目のメリットは、投資をした年から最長5年間非課税となることです。また、年間80万円まで投資が可能です。

 

 

ジュニアNISA(ニーサ)の始め方は?

 

まずはジュニアNISA(ニーサ)口座を開設してからのスタートとなります。日本国内にお住いの0歳から19歳までのお子さんが開設できます。口座開設に当たっては、マイナンバーカードの提示などの手続きが必要になります。

 

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また、ジュニアNISA(ニーサ)口座は、18歳になるまでは引き出すことができないという制限があります。さらに、一つの金融機関でしか口座開設できないなどの留意点もいくつかありますので、口座開設する際にはしっかり確認してください。

 

 

ジュニアNISA(ニーサ)の概要とまとめ

 

今、ジュニアNISA(ニーサ)、お子さんやお孫さんへの教育資金の援助や贈与などをお考えの方に注目されています。

 

2014年1月からスタートした少額投資非課税制度「NISA(ニーサ)」はご存知でしょうか?こちらは、投資信託や株式の値上がり益や分配金が・配当などにかかる税金が非課税となる制度です。

 

NISA(ニーサ)を利用するには、20歳以上、日本国内の居住者という条件や年間投資上限120万円など、いくつかの条件があります。こうしたNISA(ニーサ)に加えて、2016年1月より新たに「ジュニアNISA(ニーサ)」制度が始まりました。

 

 

ジュニアNISA(ニーサ)口座を開設できる人は?

 

ジュニアNISA(ニーサ)をお子さんの将来に向けた資産運用のための制度として活用するためにも、以下の5つのポイントをぜひ抑えておいて下さい。

 

まず1つ目は、誰が口座開設できるのかということです。これについては、日本国内在住で口座を開設しようとする年の1月1日において、19歳以下の人が口座開設できます。運用管理は親権者などが代理で行いますので、0歳時でも口座開設は可能です。

 

ただし、成人のNISA(ニーサ)と違って「払出し制限」というものがあります。

 

これは、原則として口座開設者が18歳になるまで、売却代金や分配金などを払い出すことができないという制限です。つまり、払出しが可能になるのは、口座開設者が3月31日時点で18歳である年の1月1日以降ということです。

 

そして、18歳未満で払出しを行うと、ジュニアNISA(ニーサ)口座が廃止され、過去に遡って非課税となったすべての売却益や分配金などが払出し時に生じたものとして課税されます。

 

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ちなみに、この場合の「払出し」とは、ジュニアNISA(ニーサ)口座やジュニアNISA(ニーサ)口座開設と同時に開設される課税ジュニアNISA(ニーサ)口座から、一般課税口座などへ出金を行うことを意味しています。

 

なお、保有している投資信託の売却に制限があるわけではありません。売却はいつでも可能で、売却代金は課税ジュニアNISA(ニーサ)口座で管理され、その売却代金でジュニアNISA(ニーサ)口座において、非課税の範囲内で再投資することができます。

 

 

ジュニアNISA(ニーサ)では何が非課税になるの?

 

2つ目のポイントは、何が非課税になるのかということです。投資元本が80万円までの公募株式投資信託や上場株式などの投資から得らえる売却益や分配金・配当などが非課税対象となります。

 

非課税投資枠は年間80万円ですが、一度に80万円を投資しても、タイミングを分けて投資をしても構いません。また、何本かのファンドに分けて投資をすることも可能です。ただし、残った投資枠を翌年に繰り越すことはできません。

 

 

ジュニアNISA(ニーサ)は何年非課税になるの?

 

3つ目のポイントは、何年非課税になるのかということです。非課税期間は最長5年間ですが、20歳になった時点で現行制度が続いているケースと、終了しているケースとでは若干異なります。

 

まず、現行のNISA(ニーサ)制度が続いているケースでは、20歳で1月1日を迎えた時点で、自動的に成人NISA(ニーサ)口座が開設されますので、ジュニアNISA(ニーサ)口座で投資をしていた分を成人NISA(ニーサ)口座に移行することができます。

 

次に、現行のNISA(ニーサ)制度が終了しているケースです。現行NISA(ニーサ)制度終了予定の2023年までに20歳にならない人は、2024年以降は継続管理勘定で20歳まで非課税で運用を継続できます。

 

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ただし、継続管理勘定では新たに商品を購入することはできません。また、ジュニアNISA(ニーサ)口座と同様に払出し制限があり、18歳になるまでは払出しはできません。

 

 

ジュニアNISA(ニーサ)はいつまで利用可能?

 

4つ目のポイントは、いつまで利用できるのかということです。ジュニアNISA(ニーサ)口座は、2016年4月から2023年12月まで買付可能とされています。

 

 

ジュニアNISA(ニーサ)の始め方は?

 

5つ目のポイントは、どうやって始めるのかということです。ジュニアNISA(ニーサ)は、1人1口座開設できますが、原則として、金融機関の変更はできません。また、口座開設時には「マイナンバー」が必要になります。

 

 

ジュニアNISA(ニーサ)の活用方法は?

 

お子様の教育資金は、大学卒業まで公立でも1,000万円以上、私立なら2,000万円以上と言われています。

 

また、日銀のマイナス金利導入を受けて、預金金利や国債などの金利も低下していますから、より一層預金から投資を考える必要性が増しているといえます。

 

ジュニアNISA(ニーサ)では、贈与税の基礎控除額を利用して、おじい様やおばあ様からお孫さんへの資金援助などに活用することのできる制度でもあります。

 

せっかくの機会ですから、大切なお子さんやお孫さんのためにも、ジュニアNISA(ニーサ)口座の開設を検討してみてはいかがでしょうか。

 

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