老後の資金いくら必要?収支計算でゆとりある生活費の心配解消!

 

 

老後の資金いくら必要なの?

老後の生活費の心配は資金計算で解消!

 

 

「老後なんてまだまだ先のこと、何とかなるさ」
「先のことをあれこれ考えるよりも、今のことに集中した方がいいんだ」

 

そんなふうに考えても、何となく老後は不安だなと思ってしまいます。テレビや新聞などでも年金問題がよく言われているし、やっぱり心配だなと考えている人も少なくないと思います。

 

でも、安心して下さい。老後について過度に心配する必要はありません。今をいかに充実させて生きるのか、それに全力を注ぐのが一番良い方法だからです。

 

とはいえ、無用の心配はできるだけ少なくした方がよいのも事実です。そうすれば、今やりたいことに集中して取り組むこともできますしね。

 

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老後というその時が来るまで、何となく心配な気持ちを持ち続けるのは、無駄だし時間がもったいないです。少ない負担で時間もかけずに、その仕組みさえ取り入れてしまえば、「何となく心配」という悩みを解消できれば、そんなに良いことはありませんよね。

 

そのための第一歩は、心配の正体を見えるようにすることです。まずは老後の収支をざっくりと計算してみましょう。ポイントは、老後の資金にいくら必要なのか、国からいくらもらえるのか、いくら足りないのか、の3つです。

 

この3つを出せば、心配の正体が明らかになります。老後の資金計算には、キャッシュフロー表などというものは要りません。ざっくりと掴むのがコツです。

 

 

老後の資金はいくら必要?

 

では、ざっくりと老後の収支の資金計算をして、一体いくらお金が足りなくなってしまうのか、それを目に見える形にしてみましょう。

 

まず1つ目の老後の資金にいくら必要なのか。65歳になってからの生活で、最低限の生活でよいと考える人なら、月額22万円必要だと考えます。そして、65歳から平均余命に少し余裕をみて90歳まで生きるとします。

 

そうすると、65歳から90歳までの25年間、老後の生活費が必要となります。最低限の生活でよいという人は、22万円×12ヵ月×25年間=6,600万円が必要となります。

 

また、ゆとりある老後生活を送りたいと考える人は、月額35万円必要というデータがあります。ゆとりある老後生活を送りた人は、35万円×12ヵ月×25年間=1億500万円が必要となります。

 

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次に2つ目の、国からいくらもらえるのかをみていきます。これは国の年金がいくらなのかということです。

 

厚生労働省の出している金額では、サラリーマンの夫婦2人が国からもらえる標準的な年金金額は、月額22万円とされています。ということは、老後の25年間では、22万円×12ヵ月×25年間=6,600万円になります。

 

これは先ほどの最低限の生活でよいと考える人の金額と同じです。

 

そして、サラリーマンであれば、1,000〜2,000千万円の退職金がもらえるはずですから、これも勘案する材料となります。さらに3つ目、いくら足りないのかをみていきます。

 

1つ目で考えた老後の資金にいくら必要なのかと、2つ目で考えたいくらもらえるのか、この差額がいくら足りないのかということになります。

 

最低限の生活でよいという場合であれば、国からもらえる6,600万円から最低限の生活でよいと考える6,600万円を差し引くとプラスマイナスゼロですから、何もしなくても国からもらえる年金で何とかやっていけるということになります。

 

また、サラリーマンであれば、退職金が1千〜2千万円あるでしょうから、それをプラスすると、1,000〜2,000千万円の余裕ができると考えることができます。

 

さらに、ゆとりある老後生活を送りたいと考える場合は、先ほど計算し「たサラリーマンの夫婦2人が国からもらえる標準的な年金金額6,600万円」から、「ゆとりある老後生活費として必要な1億500万円」を差し引いた約2,900万円が不足するということになります。

 

この場合も、1,000〜2,000千万円の退職金がもらえる人は、それをプラスすると残る金額は1,900万円〜900万円のマイナスくらいになります。

 

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ただし、こうした計算は、現在の国の年金制度がそのままの場合というのが前提となっています。

 

しかも、インフレになっていない、つまり、今よりも物価が上がっていない、そういう経済状況のままという前提の金額なのです。将来国の年金制度は厳しい状況になって、インフレも進行している可能性が高いです。

 

会社からもらえる退職金もあるし、最低限の生活でよいという人は、極端に心配になる必要はありません。しかし、会社からの退職金も少なく、ゆとりある老後生活を送りたいと考える人は、それなりの準備が必要だということになります。

 

また、自営業の人は、もらえる国民年金は、夫婦で年間約150万円だけです。ですから、そうとう頑張って準備する必要があるということになります。

 

まずは自分自身の老後の資金収支を計算してみましょう。不足額が目に見えるようになれば、後は対策するだけですから。当サイトで繰り返しおすすめしている「確定拠出年金」で準備すれば、何も心配する必要はなくなります。

 

とにかく心配は見える化することで解消できます。根拠のない見えない心配のために、今を充実して生きることができないのは、最大の損失ですからね。ぜひざっくりとでいいので、自分自身の老後の資金収支がどうなるのか、これを計算してみて下さい。

 

あなた自身がどれくら老後の資金収支がマイナスになりそうなのか、それともこれで何とかやっていけそうなのか、それを掴んでみて下さい。

 

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