FX専業と所得控除|株式の配当金が20万円以下の申告

 

 

 

FX専業だと

所得控除は使えないの?

 

 

 

FXを専業で行っていて、他に収入がない場合には、基礎控除や医療費控除、住宅ローン控除などはどうなるのでしょうか?

 

さて、所得控除は14種類あるわけですが、これについては総所得金額で控除しきれないものは、措置法の申告分離課税から控除することができることになっているんですよね。

 

なので、FXを専業で行っている場合でも、基礎控除や医療費控除などの所得控除は、FXの所得から控除することができます。

 

住宅ローン控除については、どの所得にかかる税金であるかどうかを問わずに控除することができることになっていますので、当然、FXの所得にかかる税金からも控除することができます。

 

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株式の配当金は20万円以下なら

確定申告しなくてもいいの?

 

次のようなケースです。

■株式投資をしているサラリーマンである。
■配当金は受け取る時点で税金が差し引かれているので、確定申告はしなくてよいのか?
■雑所得は20万円を超えると確定申告しなければならないが、株がすべて配当金相当額になってしまった場合、20万円を超えなければ申告しなくても大丈夫か?

 

最近は株式投資だけでなく、FXやCFDをやっているサラリーマンは多いですから、雑所得が20万円を超える人も少なくないようです。FXやCFDですと所得が雑所得扱いですから、割と簡単にそういった状態になってしまうということもありますが…。

 

さて、上記のケースでしたら税金が差し引かれているということですので、源泉徴収ありの口座ということなのでしょう。それでしたら、確定申告は必要ないですね。

 

ただし、株式で損失が出てしまった場合には、翌年にその損失を持ちこせますので申告した方が良いと思います。

 

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