帝王切開は医療保険と健康保険が適用可|加入ならいくら出るの?

 

 

帝王切開医療保険健康保険が適用されます!

加入しているといくら出るの?

 

 

先日、知り合いの方から「帝王切開によって出産した場合、医療保険からいくら出るのですか?」と聞かれて、これはすごく重要なテーマだなと思いました。

 

そこで、今回は、帝王切開によって出産する場合に、お金の面でどんなことを考えておけばよいのかについて、ポイントを絞ってまとめてみました。

 

 

帝王切開は増えています!

 

実は、帝王切開自体は、年々増加する傾向にあります。日本の場合で言うと、全分娩件数のおよそ2割が帝王切開によって行われています。出産数自体は減少する傾向にある一方で、帝王切開による出産は、この20年間でおよそ2倍に増えているのです。

 

ちなみに、他国を見てみると、アメリカでは約30%、韓国では約40%が、帝王切開による出産と言われています。帝王切開が選択されるのは、主に逆子などの場合ですが、帝王切開で出産すると、基本的には次の出産も帝王切開になります。

 

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帝王切開は医療保険と健康保険が適用されます!

 

自然分娩の場合には、平均するとおよそ42万円が自己負担額となるのですが、帝王切開による出産費用というのは、条件によって大きく違ってきます。なので、自然分娩よりも高額になるケースも少なくありません。

 

ただし、帝王切開は健康保険や医療保険の適用を受けることができるので、しっかりもらうことで自己負担額を抑えることができます。

 

 

医療保険に加入なら帝王切開でいくら出るの?

 

例えば、民間の医療保険に加入していて、手術給付金が付いている保険の場合です。今の医療保険はほとんどがそうなっていますが、「手術しても保険金が出ますよ」という保険の場合、帝王切開は手術給付金の対象になります。

 

一般的には、入院給付金の10倍、つまり入院1日1万円の医療保険に加入していた場合は、1万円×10倍=10万円が支給されます。

 

ただこれは、保険の内容によっても多少違いがありますので、あなたの保険がどうなっているのかについては、きちんと把握しておいてください。

 

また、前述したとおり、一度帝王切開すると、次の出産も帝王切開となることがほとんどなのですが、2回目以降も保険はしっかり出ますので安心してください。

 

ただしこれも、保険会社によっては、例えば、「次の出産は何年経ってないと出ませんよ」というケースがあるかもしれないので、そこのところは確認しておいてください。

 

 

医療保険の見直しに注意!

 

医療保険で注意しなくてはいけないのは、2回目の帝王切開の後に、医療保険の見直しをする場合です。

 

その場合には、例えば、「次回以降の妊娠や出産においては、帝王切開を含む妊娠に伴う手術や入院の給付は対象外」というような条件付きの契約となる可能性が非常に高くなります。

 

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つまり、1回目の帝王切開の後に、医療保険の見直しをしようとすると、次の保険では保障の対象外になってしまう可能性が非常に高いのです。

 

ですから、もし1度目の帝王切開の際に、医療保険から給付金が支給されていて、次の出産も考えているというのであれば、今の医療保険を継続しておく方がよいということになります。

 

保険を見直すことによって、新たな保険で帝王切開が保障されなくなってしまうのは、非常にもったいないですからね。

 

 

帝王切開は健康保険も適用されます!

 

医療保険だけではなく、健康保険によっても帝王切開に関する費用を補てんすることが可能です。例えば、手術費用であったり、投薬、診察料、入院費用などは、健康保険の対象になりますので、基本的には3割負担となります。

 

また、医療費が高額になった場合の「高額療養費制度」も利用可能です。さらに、自然分娩同様、出産育児一時金として42万円、出産手当金として出産前後の98日間、働いている人は給料の3分の2相当を受け取ることができます。

 

こうして見ると、少子化が進んでいて悩ましい日本ではありますが、それなりに出産に関する費用を手助けする制度は、調べると色々とあったりするのですね。自治体によっては、さらなる制度があったりもします。

 

医療保険に加入していても、出産に伴う費用については、全くリンクさせて考えていなかった人も少なくないかもしれません。

 

なので、出産を検討しているのだけれど、今一つよくわからないという人は、一度専門家に相談してスッキリさせておくのもよいかもしれません。そして、一度、自分の医療保険を見直してみるというのが大切です。

 

 

自然分娩は医療保険の適用外?

 

例えば、帝王切開ではなくて、自然分娩でも入院などは必要になるわけですが、これは保障されるのでしょうか?

 

残念ですが、自然分娩の場合には、医療保険からの保険金は出ないケースが多いです。

 

要するに、帝王切開というのは、厳密には病気ではないのですが、病気の一種と捉えて、それに手術が必要であったり、それに伴って入院が必要になったと考えるのです。ですから、当然、医療保険の対象になるのです。

 

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