お得な保険の選び方!
担当者と会社、商品がポイントです..
ここでは、良い保険を選ぶ基準について知っていただきたいと思います。
私はFP(ファイナンシャルプランナー)業務の1つとして、お客様のライフプランニングを作成することがあるのですが、その中で保険の見直しもしています。その際、保険を選ぶ際に一番の重要なポイントはどこかということもお話しさせていただいています。
世の中に保険商品というものはもの凄くたくさんあって、保険会社だけでも40〜50社ほどありますから、どうしたいいのと思っている方々は少なくありませんから。
さて、保険というのは、基本的に10年以上と契約期間が長いんですよね。また、支払う金額もかなりの金額になるわけです。
さらに、何となく加入している人もすごく多いのですが、いざという時に何千万円というお金が動くものですから、そこはきちんとポイントを押さえたうえで選んでほしいと思っています。
良い担当者の選び方とは?
保険を選ぶ際には、3つのポイントがあります。
まず1つ目は、良い担当者を選ぶということです。先日アップした、自動車保険の記事を思い出してほしいのですが、例えば、駅のホームで転んでしまってとか、エスカレーターでつまづいて指を挟んでしまった時の話です。
この時、医療保険や生命保険以外に、自動車保険からも出ますよという解説をしました。
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自動車保険おすすめ|交通乗用具事故特約と人身傷害補償特約がお得
そして、自動車保険には、人身傷害補償特約というのが付いていて、ここから出る可能性が高いというお話しでした。
ちなみに、これは、全ての保険会社から出るわけではなくて、同じ人身傷害補償特約という名称でも、保険会社によってその中身には若干の違いはあります。
さて、もし、こうした話を知らなかったらどうなるでしょうか?
本当に、駅の階段でつまづいてしまって、仮に亡くなってしまった場合、遺された家族には生命保険金が支払われたけれど、自動車保険から出ることを知らずに請求しなかったら、これまで支払ってきたお金が無駄になってしまいます。
基本的に保険というのは、こちらから請求しないともらえないものですから。
少なくとも自動車保険の代理店や営業マンが、その人が駅の階段で転んで亡くなったという事実を知りようがないわけです。誰かから言われない限りは。保険は高いとか安い以前に、本当は保険金がもらえるのに、もらっていないというのが、一番の無駄なのです。
どんなに良い商品だったとしても、もらえるときにもらえないのでは、保険会社に寄付したのと同じですから、何のために保険に加入したのかわかりません。
保険に加入する上で一番大事なポイントは、こうしたことをきちんと教えてくれる担当者の存在です。
そんなこと?と思われるかもしれませんが、保険の販売ができる人というのは世の中にたくさんいます。ですが、こういったことを知らない保険屋さんというのも、実際にいるのです。
そういった知識であったり、お客様にきちんと保険金を受け取ってほしいと思っている人とお付き合いをして、その人から保険に加入するのが大切です。
普通の人は、保険のことはよくわからないですから、保険やさんから色々と聞いて理解して、加入するという人がほとんどだと思います。
そうすると、人と人となりますから、そういう意味では、信頼できる人であったり、そういったことをしっかり伝えてくれる人を選ぶのが大事になってくるのです。
こういったことは、生命保険では本当にたくさんあるので、「何かがあった時には私にきちんと話して下さいね」「何でもいいからとりあえず言って下さいね」わからない時は「調べますから」と言ってくれる担当者を選ぶことです。ここが重要です。
良い保険商品・保険会社の選び方とは?
2つ目は、やはり保険商品は大事なので、できるだけ良い保険に加入しましょうということです。
保険というのは長い期間お金を支払い続けるものですし、何百万円、何千万円という金額を支払うかもしれない商品なので、同じ保険であれば、できるだけ安くて、お金の貯まるものであれば貯蓄性の高いものを選んだ方がよいです。
3つ目は、保険会社です。
契約期間が長い故に、保険会社が倒産したらどうなるのかや、お金は戻ってこないのかなど、この辺りに不安を感じている方も少なくないと思います。これについては、セーフティネットがあって、基本的に全部なくなるということはありません。
ただ、やはり心配な部分はあります。そこで、保険会社には安全性、その保険会社の健全性を計る指標が2つあります。
1つは、格付けです。もう1つは、ソルベンシー・マージン比率です。格付けは聞いたことがあると思いますが、ソルベンシー・マージン比率というのは、初めて聞いた方もいらっしゃるかもしれません。ソルベンシー・マージン比率というのは、保険会社独特の指標のことです。
この2つの指標は、財務的な部分も含めて、保険会社の健全性を計る指標で、これはどなたでも見ることができます。ただ、これは考え方が難しいので、保険の相談をする際に、その担当者に聞いてみていただくとよいと思います。
これをきちんとわかりやすく説明できるのか、あるいは答えられるのかというのも、実はその保険屋さんの実力が問われてくる部分になります。親切な保険屋さんだと、こちらから言わなくても教えてくれると思います。
良い担当者が一番重要だといっても、誰に出会うのかはわかりませんので、運によるところもあります。ただ、いずれにしましても、何となくではなくて、しっかり自分で選んで加入するのが一番無駄がないし、本当に良い保険に入れるのではないかなと思います。