がん保険は、所得控除の対象になりますか?

 

事例で検討

 

先日がん保険に入ったのですが、これは、生命保険料控除の対象になるのでしょうか?

 

アドバイス

 

がん保険も、生命保険会社と締結した保険契約ですので、当然のことながら、生命保険料控除の対象になります。

 

生命保険料控除の対象になるのは

どのようなもの?

 

そもそも生命保険料控除の対象になるものというのは、保険業法の規定によって免許を受けた生命保険会社と締結した生命保険契約のことです。

 

ですから、がん保険も、生命保険会社と締結した保険契約ですので、当然、生命保険料控除の対象になるわけです。

 

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がん保険とは、

どのようなものをいうの?

 

がん保険は、がんと診断推定され、がんを直接の原因として入院治療した時に、保険給付金が支払われ、また、がんを直接の原因として死亡した時に死亡保険金※が支払われる掛捨ての単品保険契約のことです。

 

※がん以外で死亡した場合は、死亡返戻金です。

 

 

では、がん保険と生命保険は、

同じものと考えてよいということ?

 

がんという病気の事情から、また、死亡保険金が付されるということからも、生命保険と同じように取り扱われています。

 

がん保険の内容にもよりますが、年の後半頃になると、保険会社から控除証明書(掛金払込証明書)が送付されてきます。

 

そこに記載されている金額を生命保険料の控除の欄に記入すると、所得の控除が受けられます。その際、会社の年末調整であれ確定申告であれ、控除証明書を添付する必要があります。

 

所得税の控除というのは、自主申告になっていますので、自分から申告しないと、会社や税務署で自動的にやってくれませんので注意して下さい。

 

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