住宅ローン相談前の注意点!何から始めればいいの?

 

 

住宅ローン相談前の注意点

何から始めればいいの?

 

 

住宅にかかわらず、「自分の人生の中で何に重きをおくのか」、ということをきちんと考えることが大切です。例えば、相談にいらした方で、その時はまだ賃貸住宅に住んでいたのですが、1年くらいかけて考えていった時に色々なことが重なりました。

 

ただ、例えば、その間に車の買い換えなどがあったのですが、持ち家を買うということがベースにありましたから、必然的に車のランクも決まっていったのです。

 

また、普段の生活についても、色々な支出を見直すことが自然にできるようになっていました。なので、まずは自分の人生をどうしたいのかということが重要です。

 

もちろん、金利や付随する手数料などもあるわけですが、それは後からいくらでもやっていけるわけで、やはり何を優先するのかということを決めることが大切です。

 

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「家を買うのだ、それに重きをおくのだ、だから車は我慢する」など、そこを明確にしないと、あっちにもこっちもお金を使うことになってしまったり、どこもギュウギュウでつまらない生活になってしまったりということになってしまいます。

 

 

住宅ローンはいくら返せるのかが大事!

 

「年収が○○円なんですけど、いくら借りれますか?」とよく聞かれます。ですが、いくら借りれるというのではなくて、「いくらだったら返せるか」というところを一度思い直していただきたいです。

 

住宅ローンを組んだら色々我慢して、住宅ローンに一生懸命になって出費を控えようというのもあると思います。でも、「今までの自分のライフスタイルを保ちながら返済できるローンかどうか」といったところを考えてみるのも大切です。

 

「借りられる金額」と「返せる金額」はイコール(=)ではありません。返せなくたって借りられますからね。家を買うとなって色々な物件を見ていると、「やっぱりこっちの方がいいな」と段々ランクアップしてしまうものですから注意したいところです。

 

 

収入についての注意点は?

 

収入についても同じです。よくキャッシュフロー表がファイナンシャルプランニングには出てくるのですが、収入というのは絶対的なものではありません。サラリーマンの方なら社会保障があって、会社を休んでも健康保険や雇用保険の給付があります。

 

一方、自営業者の方は特に注意が必要です。自分が仕事ができなくなったら収入がストップしてしまうという方は、その辺をしっかり考えるなくてはなりません。

 

金利や手数料が安い、高いといったところばかりに目がいきがちですが、そこではありません。もっと大きな視点で見ていく必要があります。

 

だからといって、万が一のことばかり考えてビクビク尻込みすることもありません。無理だからやめましょうというのではなくて、住宅ローンを借りるのなら、しっかり計画を立てて組みましょうということです。

 

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住宅ローンは自分で選ぶ!

 

住宅ローンは高い買い物ですから、やはり自分がどのような商品を選ぶのかというところではしっかり悩んでいただきたいです。

 

おすすめされた住宅ローンをそのまま選ぶのではなくて、やはり他の商品も見て比較しながら、自分はこれを選んだんだと自信を持って言えるようにしたいです。後から「そんなのもあったんだ…」後悔することのないようにということですね。

 

家を買う時というのは、判断すること悩むことが多いので大変なのですが、住宅ローンも同じように悩んで選んでいただきたいです。

 

あまり悩み過ぎても選べなくなってしまいますが、「契約書がどうなっているのか」とか、「金利や手数料がいくらなのか」とか、その辺も言われるがままのところがありますから、しっかり自分で選ぶというのが大事です。

 

 

住宅ローン相談前の注意点!

何から始めればいいの?

 

「家を買おうと考えているのですが、何から始めたらいいのでしょうか?」というご相談もよくいただきます。

 

お話を聞いていると、「インターネットなどで情報収集をしていると、物件の数があまりにもたくさんあって、また色々な業者さんから情報が出ていて、どこへ問い合わせていいのかわからない」とか、「資金計画をどうやって立てたらいいのかわからない」とか、「住宅ローンは固定金利がいいのか、変動金利がいいのか」とか、色々な悩みが次から次へと出てくるようです。

 

また、「住宅ローンの審査というのは、どの段階でやったらいいのか」など、色々な情報をインターネットからどんどん吸収しているので、相談者自身が混乱してしまうようです。そんな時にはいつも「将来をイメージして下さい」というお話をしています。

 

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5年先、10年先、20年先を頭の中で

イメージしてみて下さい..

 

家を買って5年後どうなっているか、10年後どうなっているか、これは家族のことを考えるとすごくイメージしやすくなります。

 

例えば、10年後にお子さんが大学生になってしまうとか、その時にご主人はもう何歳になっているとか、その数年後には定年退職を迎えるとか、その間の色々なことを想定するのです。いわゆるライフイベントというものをイメージするのです。

 

それをイメージした時に、今マイホームを買った時に、収入がいくらあって、預貯金がいくらあってというものを、一度すべてオープンにしてみて内容を確認してみます。

 

そして、自分たちが借入れできる金額ではなく、今の段階で返済できる住宅ローンはいくらなのか、それを計算して物件の予算を決めていきます。

 

 

その後に物件の情報収集をするのです..

 

物件の情報収集はインターネットを使えばたくさん集めることができますので、物件探しはできるだけ多く自分でやった方がいいです。ここで大切なことは、物件を探したら今度は選ばないといけないということです。物件を探して選んで決めるのが重要なのです。

 

大切なことは、家を買って終わりではありません。家を買ってそこで生活する家族の幸せがきちんとイメージできなければ、購入して満足して終わりになって、その後は不安しか残りません。

 

この不安は何かというと、「35年も住宅ローンを払い続けられるかな」という不安です。この不安が押し寄せてくるわけです。

 

そうではなくて、この家で幸せに暮らす家族のイメージがあれば、35年の住宅ローンを返済していく不安はなくなります。ですから、住宅ローンを組む前に何から始めたらいいのかと言えば、まずは家族が幸せになる未来のイメージをすることです。

 

そうすると、お金のことや、今現時点の預貯金のこと、どれくらい返済ができるのか、など未来に向けてイメージできますから、そこから入ると、物件の予算が決まってきて、自分たちがイメージするマイホームが出てくるはずです。

 

なお、物件を選ぶ際には、しっかりとした不動産会社、信頼できる営業マンを見つけることが大切です。

 

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