住宅ローン選び方|フラット35でシミュレーション!

 

 

住宅ローン選び方

フラット35でシミュレーション!

 

 

今の現状として、多くの人がどのように住宅ローンを選んでいるのかというと、やはり一番多いのは、発注された住宅事業者の営業マンが「この住宅ローンどうですか?」とおすすめして「じゃ、それにします」というパターンになります。

 

住宅を受注される事業者というのは、やはり信頼されて受注されるので、その事業者がおすすめする住宅ローンとなると「じゃ、それでいいです」という感じになるようです。

 

もちろん、それがすべて良くないというわけではありませんが、お客さんがきちんと選んでいるのかどうかと心配にはなります。

 

その住宅事業者の中ではサービスの一環ということで行っているので、それが良いとか悪いとかではなくて、住宅ローンを選ぶという感覚でないケースも多いからです。

 

では、住宅ローンはどのように選ぶのが良いのでしょうか?

 

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やはり1つの住宅ローン商品だけでなく、複数の商品を見比べて自分に合ったものを選ぶことが大切です。

 

もちろん、好みもありますが、例えば、今後景気が良くなって金利が上がると考えているのなら固定金利を選ぶとか、逆に景気も良くならなくて金利の低いままだと考えているのなら変動金利を選ぶとか、そういう考え方もあります。

 

おすすめは、金利が上がっていくのが怖いと思っていても、その差額が具体的にいくらくらいなのかとか、何年間でこれくらいの差額になるというのをシミュレーションしてみて、それならこちらを選ぶという選び方です。

 

今、インターネットで検索すれば、無料でそういうシミュレーションができるサイトもたくさんありますからね。

 

借入金額と年数などを入れるだけで、ほんの数秒で出てきます。漠然とではなく、具体的にシミュレーションして、確認して、「それならどっちがいいの?」ということで選ぶのがおすすめです。

 

何十年と支払っていくお金のことですから、やはりライフプランとか、色々なことを今一度見直して見る必要があります。要は、家を買うのではなく、住宅ローンを買うということなのです。

 

よく人生で一番高い買い物は住宅だと言われます。これはある意味正しいのですが、普通の人は手持ちのお金でポンと払えるわけではなくて、土地や建物の価格に近いローンを組むことになります。

 

住宅ローンを組むとなると当然金利が発生しますので、住宅価格よりも総返済額は多くなります。

 

そうなると、人生で一番高い買い物は住宅ローンということになるのです。そこに何のこだわりもなく、どんなものかもわからず、お金を払い続けるというのは、やはりよろしくはないわけですね。

 

 

住宅ローンの選び方とは?

 

マイホームは住宅ローン選びが重要です。あなたは住宅ローンを借りたことがあるでしょうか?多い方でも2回くらいではないでしょうか?ほとんどの方は、住宅ローンといったら一生に一回だと思います。

 

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私は以前マンションを買った時に住宅ローンを借りました。その時はマンションメーカーに勧められるままに住宅ローンを組んだのです。

 

その後、同じマンションの住人同士仲良くなって、「どこで住宅ローンを組みました?」というような話題が出て、実は我が家が一番高かったということがありました。

 

なので、2度目の住宅ローンを組む際には絶対失敗できないと思って、住宅ローン選びはしっかり考えてしました。

 

 

具体的な住宅ローン選びは?

 

そもそも住宅ローンには、基本的なものが3つあるということをまず知っておいて下さい。よく知られているものとしては「全期間固定型」という35年間金利がずっと変わらないものがあります。

 

2つ目は、「固定期間選択型」といって、最初の3、5、10、20年間だけは金利が決まっていて、その後の金利は景気によって変動するというものがあります。3つ目は、いつも金利が変動する、半年に1回変動する「変動型」というのもあります。

 

これらをミックスして借りる人もいれば、全期間固定型だけ、固定期間選択型だけという方もいます。ここでは、全期間固定型、代表的なものとして住宅金融支援機構の「フラット35」という商品があるのですが、こちらを使って説明していきます。

 

 

住宅金融支援機構のフラット35とは?

 

住宅金融支援機構というのは、公的な住宅ローンの会社です。全期間固定金利の住宅ローン「フラット35」、最長35年間返済期間中金利が変わらない、返済額が変わらないといった固定金利の住宅ローンを供給している会社です。

 

フラット35というのは、住宅ローンの商品名です。「フラット」というのは、金利がフラット、変わらないという意味で、「35」は最長35年間の35です。

 

 

シミュレーションして住宅ローンを選ぶ!

 

例えば、3,000万円の家を買って住宅ローンを組んだとします。

 

金利が1%の場合、35年間金利はずっと変わりませんから、総額は3,557万円になります。また、金利が2.5%の場合、総額は4,504万円になります。金利差1.5%で1,500万円ほどが銀行の儲けになるわけです。

 

一方、2,500万円の家を買って住宅ローンを組んだとします。金利が2.5%の場合、総額は3,753万円になります。

 

そうすると、3,000万円の住宅ローンを1%の金利で組んだ場合と、2,500万円の住宅ローンを2.5%で組んだ場合を総額で見て比較すると、実は3,000万円を1%で組んだときの方が安いことがわかります。

 

つまり、家の本体を値切ることももちろん大事なのですが、住宅ローンの選び方というのがそれと同じくらい大事だということなのです。

 

全期間固定型、固定期間選択型、変動型、どれが一番いいですかとよく聞かれます。ですが、答えはありません。それは、それぞれの方のライフプラン次第だからです。

 

ということで、家族構成や教育資金への考え方、老後など、こうしたところと合わせて住宅ローンを選ぶことが大切です。

 

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