住宅ローン借り換え方法|手順と流れ!

 

 

住宅ローン借り換え方法

その手順流れ

 

 

住宅ローンを借り換える方法について、その手順とその流れについてのお話です。

 

まず最初にやるべきことは、借り換えを本当にするべきかどうかを決めることです。そして、借り換えをするべきと判断したら、今度は住宅ローンの事前審査に申し込みをします。これが“仮審査”と呼ばれるものです。

 

次に、事前審査(仮審査)が通ったら、借り換え先の銀行へ住宅ローンの本審査の申し込みをします。

 

この本審査が通ったら、今住宅ローンを借りている銀行に一括返済の申し出をします。次に、借り換え先の銀行で住宅ローンの本申し込みをします。すると、借り換えが実行されて、借り換え先の銀行への返済が始まります。

 

では、ここからはこれら1つ1つについて説明していきます。

 

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借り換えを本当にするべきかを決める手順・流れ

 

住宅ローンの借り換えをする場合は、新規で借りた時と同じくらい諸費用がかなりかかります。なので、借り換えはこの諸費用を考慮に入れて検討する必要があります。諸費用の目安としては、保証料と手数料でおおよそ借入金額の2%くらいです。

 

保証料が無料の場合は手数料が2%、手数料が無料の場合は保証料が2%、と考えておくとよいです。それ以外に、印紙税が2万円くらい、司法書士報酬として5万円くらい、抵当権の抹消費用に1,000円ほどかかってきます。

 

こうした費用も借入れる金額によってかなりばらつきがありますが、50万円〜100万円くらいかかるイメージです。

 

次に、借り換えによって金利が下がることでどれくらいメリットがあるのかを検討します。メリットがなければ、借り換える意味がありませんからね。借り換えのメリットが出るかどうかは、3つのポイントで判断します。

 

1つ目は、現在の住宅ローンの金利と借り換え先の金利との金利差が1%以上あることです。例えば、現在が2%で借り換え後が1%だったとしたら、金利差は1%となります。

 

2つ目は、今借りている住宅ローンの残債が1,000万円以上あることです。現在、住宅ローンが1,000万円残っているとしたらこれが残債です。

 

3つ目は、残りの返済期間が10年以上あることです。基本的に借り換えをした場合には、今残っている返済期間を上限として借り換えをします。

 

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これら3つのポイントをチェックして、メリットが出ると判断できたら、今度は借り換え候補の銀行をピックアップして優先順位をつけていきます。インターネットで色々な銀行が調べられますので集めてみて下さい。

 

 

住宅ローンの仮審査(事前審査)の申し込み手順・流れ

 

ここでは、仮審査(事前審査)の申し込みをするだけなのですが、必要書類が色々とありますので、事前に確認するようにして下さい。

 

具体的な必要書類としては、「事前審査申込書」、「個人情報を利用するための同意書」、本人確認書類(運転免許証、健康保険証、住民票、印鑑証明など)、所得を証明するもの(源泉徴収票、課税証明書など)、物件確認書類(登記簿謄本、権利証、売買契約書など)、返済中のローン関連書類(返済予定表、返済口座通帳など)があります。

 

そして、この仮審査(事前審査)に通ったら次に進めるわけですが、通らないという場合もあるわけです。

 

そこで、もしすべての銀行で仮審査(事前審査)に落ちてしまった場合は、審査の緩い銀行や住宅ローン商品を選び直す、あるいは、今回の借り換えは見送ることになります。ちなみに、JAやろうきんなども当たってみるとよいと思います。

 

なお、それぞれの銀行に毎回審査の書類を出すのは非常に手間がかかりますので、一度に複数の事前審査に申し込みのできるサービスを利用してみてもよいかもしれません。

 

 

借り換え先の銀行へ住宅ローンの

本審査の申し込み手順・流れ

 

仮審査(事前審査)に通ったら、今度は本審査の申し込みです。借り換えなので、現在借りている銀行に一括返済の申し込みをするのですが、それはまだこの段階ではしません。本審査に通った後ですることになります。

 

本審査に通ったら次に進みますが、もし通らなかった場合は、再び仮審査(事前審査)からやり直しとなります。

 

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現在借りている銀行に一括返済の申し出の手順・流れ

 

本審査が通ったら、今度は現在住宅ローンを借りている銀行に、できるだけ早めに一括返済の申し出をします。

 

住宅ローンの借り換えをする2〜3週間前には、連絡を入れる必要があります。1週間前とかですと、借り換え先の銀行の融資が下りないといったこともありますので注意が必要です。

 

 

借り換え先の銀行で

住宅ローンの本申し込みの手順・流れ

 

次に、実際に借りますという本申し込み(金銭消費貸借契約の締結)をします。

 

ここでは返済用の口座を作ったり、住宅ローンの本申し込みに必要な書類を準備したりします。ある程度、仮審査(事前審査)や本審査の時に書類は提出していますので、ここで必要になる書類は印鑑証明書など少しになります。

 

 

借り換え実行の手順・流れ

 

借り換え先の銀行から融資を実行してもらったら、次に、そのお金を使って、現在借りている銀行に一括返済します。

 

そして、もともと借りていた銀行に設定されている抵当権を抹消し、新たな借入先の銀行で抵当権の設定をします。この手続きは司法書士に依頼するので、あなたは特にすることはありません。

 

 

借り換え先の銀行への返済の手順・流れ

 

借り換え先の銀行への返済は、借り換えをした翌月からスタートします。1回目の返済は、借り換えの月と当月の2か月分の返済となりますので、口座の残高に注意が必要です。

 

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