住宅ローン借り換えで金利変更!金利タイプを比較し固定に見直し!

 

 

住宅ローン借り換えで金利変更..

金利タイプを比較し固定に見直し!

 

 

今回は、住宅ローンを借り換える際の金利タイプの変更・見直しについてです。今住宅ローンを借りている方の多くが、以下のような悩みを抱えています。

 

「変動金利で借りているのだけれど、今後もしかしたら金利が上がるかもしれない。なので、今のうちに固定金利に変更・見直したいとは思うのだけれど、果たしてそれが正しい選択なのかどうかよくわからない。」

 

実はこの金利タイプというのは、大きく分けると3種類あります。そのそれぞれにメリット・デメリットがありますので、悩まれるのも当然のことです。

 

ただその中で、一概に「この金利タイプがいいですよ」とは言えないのです。なぜなら、住宅ローンの残高や返済期間、あるいは年収や家族構成などによって、一番適した金利タイプというのは違ってくるからです。

 

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とはいえ、そういった中でも、より多くの人に当てはまる金利タイプの変更・見直し方のポイントもあります。そのポイントは3つです。

 

1つ目は、金利タイプの特徴を正しく理解することです。2つ目は、現状のみで判断しないことです。3つ目は、将来の生活設計をきちんとシミュレーションすることです。

 

 

金利タイプを正しく理解するとは?

 

前述のとおり、住宅ローンには大きく分けると3種類の金利タイプがあります。

 

まず1つ目が変動金利型です。これは、文字通り金利が変わるものです。

 

例えば、ある銀行では現在の変動金利は0.875%です。そして、この金利は半年ごとに見直しが行われるのですが、返済額は5年ごとに見直しということになっているので、ちょっと特殊な仕組みになっています。

 

なので、ここでは、変動金利型は、一定期間で条件の見直しが行われるという点を押さえておいて下さい。

 

変動金利型のメリットは金利が低いことです。その反面、今後市場の金利が上昇すると、住宅ローン金利もそれに合わせて上がっていきますので、当然、返済額も上がっていきます。これはデメリットと言えます。

 

ただ、そういったデメリットがあっても、変動金利型を選択した方がいいという方もいます。

 

それはどんな方かというと、比較的トータルで10〜15年くらいの短期間で住宅ローンを返済できる方です。こういった方の場合は、仮に金利が上昇したとしても期間が短いので、最終的には変動金利のメリットの恩恵を受けられる可能性が高くなります。

 

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2つ目は、固定金利期間選択型です。

 

これは、例えば、3年、5年、10年、当初のある一定期間は金利が固定されるタイプです。そして、その期間が終了すると、その時の市場の金利でもう一度金利を見直すというものです。

 

例えば、ある銀行では、「当初10年間は1.4%で、仮に11年目以降、最初と同じように10年固定を選んだとした場合、その時の金利が今と市場の金利が同じであれば2.0%で借りられる」、こういうのが固定金利期間選択型になります。

 

固定金利期間選択型のメリットは、変動金利ほどではありませんが、比較的低めの金利で借りられます。一定期間固定されているのがメリットです。

 

固定金利期間選択型のデメリットとしては、固定期間終了後に市場金利が上がった場合に、住宅ローン金利がかなり上がってしまい返済額も上がってしまう可能性があるということです。

 

ただ、この固定金利期間選択型を選択した方がいいという方もいます。例えば、一番わかりやすい例でいうと、仮に小学1年生のお子さんがいた場合です。これから教育費がかかりますから、できるだけ返済額は減らしたいですよね。

 

でも金利が低いからと変動金利型を選んだ場合には、もし今後金利が上がってしまったら毎月返済額が増えてしまう可能性があるわけです。

 

そこで、この10年固定を選ぶのです。すると、ちょうど子供の教育費がかかる10年間は金利が上がる心配もなく、それなりに低い金利で返済していくことができます。

 

こういったケースに該当する方は、10年固定を選んだ方がいいということになります。そういった場合、10年後に仮に金利が上がったとしても、もう教育費はかかりませんから、住宅ローン返済への対応もできるはずです。

 

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3つ目は、全期間固定金利型です。

 

これは、最初から最後まで金利が変わらないタイプです。ある銀行では、35年間この全期間固定金利型を選ぶと2.4%の金利で借りられるということです。

 

全期間固定金利型のメリットは、最初から最後まで金利が変わらないので、もし今後市場金利が上がったとしても、住宅ローン金利を心配しなくていいということです。全期間固定金利型のデメリットとしては、他の金利タイプと比較して一番金利が高いことです。

 

以上の3種類が、住宅ローンの金利タイプの特徴ということになります。

 

 

現状のみで判断しないとは?

 

次に、住宅ローンの金利タイプの見直し方の2つ目、現状のみで判断しないということについてです。これはどういうことかというと、例えば、あなたが仮に毎月8万円なら返済できるとします。その時に今一番金利が低いのは、変動金利型です。

 

この変動金利型で借りた結果、毎月8万円で返済できるとします。でもどうでしょうか?今後もし金利がどんどん上がってしまったら、毎月の返済額は8万円だったのが8万5千円、9万円と、返済額も上がってしまう可能性もあるわけです。

 

そもそも8万円なら返済できると考えているので、毎月の返済額が上がってしまったら、それに対応するのは大変です。ですから、決して今の状況だけで判断しないことが大切です。

 

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将来の生活設計をきちんとシミュレーションするとは?

 

住宅ローンの金利タイプの変更・見直し方の3つ目、将来の生活設計をきちんとシミュレーションして、それで借り換えをしっかり考えましょうということについてです。

 

今のあなたの年収があります。それによって返済できる金額というのを考えていくと思います。

 

例えば、奥様が働いているとして、今世帯年収は夫婦2人で600万円あったとします。ところが、今後奥様が仕事をやめて年収が下がってしまったということも考えられるわけです。あるいは、支出が増えるということもあり得ます。

 

最も多いパターンは、お子様の教育費です。これは、思っていた以上にかかってしまうということが現実問題としてあります。当初考えていたよりも、支出が増えてしまった結果、返済が非常に厳しくなってくるということが考えられます。

 

ですから、住宅ローンの借り換えを機会に、きちんと将来の生活設計も合わせてシミュレーションをして借り換えをすることをおすすめします。

 

 

住宅ローン借り換えで金利変更!

金利タイプを比較し固定に見直し!まとめ

 

住宅ローンを借り換える際の金利タイプの変更・見直し方には、3つのポイントがあります。

 

1つ目のポイントは、3種類の金利タイプの特徴を正しく理解することです。

 

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変動金利型は、一番金利が低いけれど、市場金利が上がると返済額も上がる可能性があります。また、固定金利期間選択型は、ある一定期間は比較的低めの金利で固定されるというものです。

 

ただ、期間が終了した時は、その時の市場の金利によっては、返済額が上がってしまう可能性もあります。

 

さらに、全期間固定金利型は、最初から最後まで金利が変わらないというものです。金利が変わらないので、今後金利が上がる恐れもないですが、その代わり、他の金利タイプと比較すると一番金利が高くなるという特徴があります。

 

2つ目のポイントは、現状のみで判断しないということです。

 

現状でこの金額なら返済できると思っても、それが金利の変動によって上がる可能性はないか、そういったことまでしっかりシミュレーションするようにして下さい。

 

3つ目のポイントは、将来の生活設計です。

 

収入や支出、住宅ローンの残りの期間のことをきちんと考えて借り換えをするということです。

 

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