独立行政法人住宅金融支援機構フラット35住宅ローンとは?

 

 

独立行政法人住宅金融支援機構

フラット35住宅ローンとは?

 

 

フラット35はご存知でしょうか?たまにテレビCMでもやっているのですが、これは独立行政法人住宅金融支援機構というところが取り扱っている長期固定の住宅ローンの商品名です。これから家を建てようという人には、引っかかるキーワードだと思います。

 

住宅を取得しようとするときは、「どんな家に住みたい」とか「あんな家に憧れるな」とか「こんな家に住みたい」など、夢が広がります。とはいえ、常に頭にあるのはお金のことですよね。一般的に今住宅を取得するとなると、現金で用意できる人というのは少ないですから、住宅ローンを組むことになります。

 

今では気軽に「住宅ローン」と言っていますが、かつてはありませんでした。住宅ローンがなかった時代は、お金持ちの人に信用でお金を借りるという世界だったからです。

 

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今はパッケージ商品として、フラット35だけでなく、色々な金融機関が取り扱っています。銀行などに行けば、ポスターが貼ってあるくらいです。

 

そもそも住宅ローンに限らず融資を受けるというのは、返済計画があって、それで審査を受けて承認されて、初めて住宅ローンが実行されるのです。住宅ローンはこれがパッケージになっているので、フリーローンなどその他色々なローンとは違って、非常にやりやすくなっています。

 

 

独立行政法人住宅金融支援機構とは?

 

先ほど「フラット35は独立行政法人住宅金融支援機構の商品です」と書きましたが、独立行政法人住宅金融支援機構というのは、もともとは住宅金融公庫という組織でした。

 

この住宅金融公庫は、戦後の住宅不足を補うために1950年に創設されました。また、当初融資は、住宅の分譲業者向けの法人融資でした。なので、一般の人は借りられなかったのです。分譲しようという会社に融資をしていたわけですが、それが1970年から個人への融資も始まりました。

 

公的な融資ということなので、主に5つの特徴がありました。

 

1つ目は、地域格差を設けないということです。つまり、土地の評価でしか判断しないということです。都会か田舎かは関係なく、「一律にきちんと貸します」ということですね。

 

2つ目は、職業で差別しないということです。大企業のサラリーマンや公務員は安定していますが、自営業や個人事業主は不安定なので、通常ですと融資したがらないということがありますが、そういったことはないということです。

 

3つ目は、長期固定金利ということです。変動金利に対する長期固定金利ということですが、長期固定金利だと返済計画が立てやすいし、「月々いくらくらいなんだな」というのがわかりすいです。変動金利だと金利が上がるとドキドキしますからね。

 

4つ目は、建物に一定の品質基準を設けることです。政策優遇として国からお金を出すのだから、きちんと品質を確保して下さいということで物件の差別化をしないということです。

 

これは意外に思われるかもしれませんが、フラット35など公的融資以外は、あまり建物のことを見ません。もちろん、建物の質を見る商品もありますが、一般的にはあまり見ません。

 

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5つ目は、抵当権設定が第一位ということです。いわゆる担保を取る時に、複数のローンを使っていたとしても、公庫が必ず一番目にして下さいということです。

 

ちなみに、最終的に貸すのは住宅金融公庫でしたが、公庫で直接申し込みをするというよりも、色々な銀行の窓口で取り扱っていたということがありました。なので、金利条件はどこでも同じでした。

 

 

住宅金融公庫の金利・返済期間は?

 

住宅金融公庫の金利は、融資申込時の金利が適用されました。これは当たり前のように思われるかもしれませんが、実は今は融資実行時の金利なので違います。申込時だといくらで借りたのかわかるので、わかりやすいです。

 

当初木造の返済期間というのは15年でスタートしました。ちなみに、今の独立行政法人住宅金融支援機構では35年です。また、当時の金利は5.5%でした。今でしたら誰も見向きもしない金利かもしれませんが、当時は、お金を借りて家が建てられるのならという気持ちだったのです。

 

その後、独立行政法人住宅金融支援機構のフラット35へと変わってきたのです。

 

 

なぜ住宅金融公庫から

独立行政法人住宅金融支援機構になったの?

 

当時、金融機関の個人融資が盛んになる中で、住宅金融公庫が民業圧迫と叫ばれていました。ということで、2007年から独立行政法人住宅金融支援機構としてスタートしたのです。

 

これにより、住宅金融公庫時代はどこの銀行でも金利は同じでしたが、金融機関ごとに金利が変わりました。フラット35を取り扱いたがる金融機関と、自前で同じような商品を持っている金融機関かということで金利が変わってきます。

 

それから、独立行政法人住宅金融支援機構は、金融機関が持っている債権を証券化して市場に開放するという、裏方の仕事もすることになりました。このときから、長期固定金利の35年の住宅ローンがスタートしたのです。実際には、景気対策で月々の負担が少なくて家が持てるようにという面もありました。

 

 

独立行政法人住宅金融支援機構の

フラット35の金利は?

 

フラット35の金利は、融資実行時の金利が適用されます。つまり、申込時の金利ではなくて、建物が完成した時の実行時の金利が適用されるということです。

 

申込時から極端に金利が上がることはないとはいえ、未来の金利なので少しわからない面もあり注意が必要です。金利が下がっている場合はいいですが、上がっている場合はハラハラしますからね。

 

 

フラット35のリフォーム融資とは?

 

フラット35の中にはリフォーム融資があるのですが、あまり知られていません。具体的には、融資限度額は1,000万円で、そのリフォーム融資を受けるためには、2つのバリアフリー工事が必要です。1つは、例えば、床の段差解消、廊下の幅と居室の出入口の確保、浴室と階段の手すりの設置などです。もう1つは、耐震改修です。

 

また、利用できるのは60歳以上の方で、工事完了後の住宅部分の床面積が50u以上のケースです。ちなみに、毎月の支払いは利息だけです。フラット35は、基本的には安い金利で借りることができるのでおすすめです。

 

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