大手とネット銀行の住宅ローン
デメリットと審査比較!ミックスプランも!
大手銀行に口座を持っていないとしても、そこで住宅ローンを借りることは可能です。ただ、その物件が支店のエリア内にあるということが、結構条件になっていたりします。また、サラリーマンなどは当然借りやすいです。
自営業者とか中小企業者とか、同じ会社の中にいても、従業員はいいのですが、中小企業の経営者や自営業者などトップになっている人たちは、かなり厳しく審査されます。
例えば、直近3年が赤字かどうかとなど、そういった形で厳しく審査されると一般的にも言われています。
大手銀行住宅ローンのデメリットと審査と金利は?
大手の金融機関で住宅ローンを借りる場合、基本的には審査はあまり厳しくないと言われています。審査の期間は3営業日くらいで借りられます。ただし、自己資本の部分が20%くらいないと、最優遇金利などの金利の適用はありません。
また、一般的に保証料は高くつくものなのですが、金利にプラス0.2%くらいを見ておくといいです。それが保証料込みの実際の金利になりますから、実際にどれくらいの金利で支払うのかがわかると思います。
ネット銀行の住宅ローンのデメリットと審査比較!
ネット銀行は、基本的には人件費などコストがあまりかからないので、金利なども有利な条件で出ていたりすることも多いです。ただし、一般的には、少し審査が厳しいと言われています。
また、申込んでから1ヵ月とか1ヵ月半くらい時間がかかるというデメリットがあります。申し込みはインターネットで行いますが、書類のやり取りなどはありますので、そういったものを含めれば、1ヵ月とか1ヵ月半くらいの期間を見ておく必要があるということです。
色々と比較して、ネット銀行の住宅ローンを使う場合には、こうしたデメリットをよく理解した上で利用されることをおすすめします。
民間ローンの審査方法は?
民間ローンの審査方法には、大きく分けると2つあります。1つは、年間の返済額が年収の何%にあたるかということで審査するものです。もう1つは、勤務先や職業、勤務年数というような諸々の情報によって、もっと総合的に審査しようというものです。
というように、民間ローンの場合は、大きく分けるとこのどちらかで審査がなされているとういうことになります。
住宅ローンの金利のミックスプランとは?
住宅ローンには、金利のミックスプランというものがあります。金利のミックスプランというのは、金利を2本組み合わせてプランを作るというものです。
この2本は、片方は変動金利、もう片方は固定金利というのもありますし、片方は10年固定金利、もう片方は変動金利、という組み合わせもあります。あるいは3年固定と10年固定という組み合わせもあります。こういった感じで色々作れます。
そして、それも半々というわけではなくて、7:3というように組み合わせることもできます。ただ、片方の小さい方の最低金額というのもあったりしますので、その辺は注意しなければなりません。
というように、全く自由ではありませんが、ある程度自由に金利のプランを選べるということで、より使いやすい、自分たちに合った金利が選べるのが金利ミックスプランになります。
住宅ローンの金利のミックスプランのデメリットは?
住宅ローンを借りるのに、1本ではなく2本で借りるということがままあります。
その時に、例えば1つの考え方として、固定金利で借りるのは金利負担が高いと考えてしまい、変動金利で借りるのは金利負担は低いけれど、これから金利が上がっていくのが不安と考えてしまうということがあります。
そうすると、固定と変動をミックスして借りる借り方が思いつくわけです。それで半分半分となると、どちらでもなく真中を取ったような形になって、自分としては非常に納得するわけですが、ではそれが自分の生活でどうなっていくのかということです。
確かに金利が上がるとか下がるとかいうことについては、半分半分の組み合わせでよかったのかもしれません。ただ、それでも半分はこれから金利が上がっていけば、金利負担は増えるわけです。
ですから、単に「変動と固定を組み合わせたからOK」ということではなくて、「実際にその組み合わせで自分の返済はどういうふうに進んでいくのだろう」というところを見る必要があります。
「真中を取ったからそれで安心」というように、そこに妙に納得してしまうと後が大変です。そういうふうにしても実際には苦しいとか、返済ができないという状況になるかもしれないですからね。