住宅ローン借り換えとは?
メリットはある条件を目安にシミュレーションを!
住宅ローンの借り換えをした方がメリットがあるかどうかは、次の3つの条件を目安にするとよいです。
その3つの条件とは、「住宅ローンの返済期間が10年以上残っているか」「借り換えた時に金利の差が1%あるか」「残っている借金が1,000万円以上あるか」といったものです。
この3つの条件を満たしていると、住宅ローンの借り換えをした方がお得ですということになります。ただ、これはあくまでも目安です。なので、この3つの条件を満たしていないと、借り換えをしたとしてもメリットはないのかというと、決してそういうわけではありません。
借り換えの目安としての上記3つの条件を満たさなくても、十分にそれなりのメリットが出る、諸費用を補ってもメリットが出る、ということはままあります。
上記の条件はあくまでも目安なので、実際に自分はどうかというシミュレーションをしてみて、メリットがあれば借り換えをすればいいのです。もちろん、シミュレーションをしてみてメリットが出てこなければ、借り換えをしなければいいだけのことです。
ということで、借り換えの目安として3つの条件がありますが、条件を満たしていなくてもメリットが出てくる可能性はありますから、必ず自分の場合でシミュレーションしてみることをおすすめします。
住宅ローン借り換えのメリットが出る条件と目安は?
住宅ローンの借り換えをすると、どれだけメリットがあるのでしょうか?借り換えには諸費用もかかりますから、どれくらいであればメリットが出るのかという1つの目安として考えていただきたいのですが…
一般的には、「返済期間がまだ10年残っていること」「借り換えた時に金利が1%くらダウンすること」「残債が1,000万円以上あること」といったものが目安になると言われています。
ただし、これに該当しないと借り換えのメリットが出ないのかというと、そんなこともありません。実際には、もう少し低い金利差でもメリットは出るからです。
例えば、0.3%〜0.5%でも、まだ借入金額が2,000万円とか3,000万円残っているようであれば、これくらいの金利差でも十分にメリットが出ます。
この辺のところは、諸費用も考えて実際にシミュレーションをしてみることをおすすめします。そして、メリットが出るようなら借り換えを実行すればいいということになります。
ということで、1つの目安としてはあるのですが、実際には0.3%〜0.5%くらいの金利差でも、一度シミュレーションの計算をしてみることをおすすめします。
住宅ローンの借り換えは今がチャンス!
住宅ローンの借り換えといっても、検討するだけでもやっかいですし、なかなかそういう気になれないかもしれません。
ですが、借り換えすると思っていた以上にメリットが出たりもします。中には数百万円単位でメリットが出るケースもありますので、ぜひ一度検討してみることをおすすめします。
例えば、現在から4年〜5年前というところから見ますと、ひょっとしたら0.5%くらい金利が下がっているという状況があります。金利が0.5%くらい下がっていると、例えば、まだ2,500万円くらい住宅ローンの残債があるとすると、それだけでメリットが出ます。
どのあたりがメリットが出る限界かというと、0.1%くらいがギリギリの分岐点の目安になるかと思います。ですから、金利が0.5%くらい下がっているということであれば、明らかにメリットが出ますので、借り換えの検討をしてみる価値は十分にあります。
もし今後金利が上がってくると、借り換えも難しくなってきますので、今の超低金利は最後のチャンスかもしれません。どこまで続くかわからない超低金利の時にこそ、借り換えを検討したいです。
ということで、数年前に借りた住宅ローンの金利と現在の金利を比較してみて、今借り換えすべき金利差が出ているのなら、借り換えができないかどうか検討してみることをおすすめします。
住宅ローンの借り換えとは?
住宅ローンの借り換えというのは、例えば、今、家を買ってローンが付いているけれど、これがフィットしていないような時に行うものです。
例えば、「返済額が多い」「金利が高い」という場合、別の金融機関の住宅ローンに換えたれば、返済額も安くなるし金利も安くなる、そうなれば当然そこにメリットがあるわけです。
こうしたメリットがあるので住宅ローンの借り換えをしたいという話があるわけです。もちろん、一番良いのは、今借りている銀行で金利や返済額を減らしてもらうことです。ですが、これはなかなか難しいです。
例えば、100円で買ったものをある時点になったら90円円にしてくれというのは、単なる値引きにしかならないわけで、貸している側からしたら「はい、わかりました」ということにはならないわけです。
ですから、今借りている銀行から別の銀行で借りるということによって、借り換えのメリットが生まれるのです。こちらの方が現実性もあります。