NISA(ニーサ)制度とは|主婦におすすめの使い方!

 

 

NISA(ニーサ)制度とは?

主婦におすすめの使い方!

 

 

NISA(ニーサ)とは、少額投資非課税制度のことです。この制度はその名の通り、毎年最大120万円と、個人が行う少額の投資の範囲内であれば、値上がり益(買った時と売った時で値段が上がっていた時の利益)や、分配金を非課税にしてくれるという制度です。

 

ちなみに、分配金というのは、株式等を買うと、年に1回か2回、企業が配当金という形でお金をくれるものです。

 

NISA(ニーサ)は、株式や投資信託に投資する際に、知っておくと非常にお得な制度です。ただ、NISA(ニーサ)制度を利用できる人には条件もあります。

 

具体的には、日本に住んでいるマン20歳以上の人です。

 

なので、主婦の方は利用できますが、未成年や海外在住の人は、今のところNISA(ニーサ)を利用することはできません。今後、NISA(ニーサ)制度が変わっていく可能性もありますが、現状ではできないということになります。

 

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NISA(ニーサ)の非課税期間は?

 

NISA(ニーサ)の非課税期間は、5年間だけ有効です。

 

例えば、平成28年から平成35年まで、それぞれ毎年120万円ずつ投資したとすると、平成28年度の120万円はそこから5年間、平成29年の120万円はそこから5年間…、というように、その各年度の120万円がそれぞれ5年間だけ非課税になります。

 

そして、5年過ぎた場合には、新たな投資枠に移行させるか、もしくはそのまま持ち続けたい場合には、課税口座(一般口座)に移行する形になります。つまり、平成35年まで最大で600万円の非課税枠になるということです。

 

 

なぜNISA(ニーサ)が導入されたの?

 

国がなぜNISA(ニーサ)という制度を導入したのかというと、日本は世界で見ても稀なほど貯金で資産を持っている国だからです。個人の資産を、その貯金から株式投資の方にシフトさせたいというのが国の狙いなのです。

 

他の先進国では、比較的株式などに投資している国民が多いのですが、日本ではどうしても貯金で持っている人が多いのが現状です。

 

 

NISA(ニーサ)の注意点は?

 

NISA(ニーサ)を利用するに当たっては、いくつか注意しなければいけない点もあります。

 

まず1つは、前述した満20歳以上で日本に住んでいる人しか利用できないという点です。もう1つは、1人につき1つまでしかNISA(ニーサ)口座が開けないということです。

 

NISA(ニーサ)口座は、わざわざ普通の口座とは別に開設します。そして、その中で、例えば、株式を買ったり投資信託を買ったりして運用していきます。つまり、NISA(ニーサ)口座が1つだけしか作れないということになっているのです。

 

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また、NISA(ニーサ)口座は、銀行や証券会社で開設できるのですが、日本の場合、投資信託は銀行でも証券会社でも買えても、今のところ、株式は銀行では取り扱っていませんので買うことができません。

 

なので、投資信託しか買わないという人は、銀行でも証券会社でも好きな金融機関を1つ選んで口座開設すればOKです。

 

一方、株式投資も視野に入れていきたいという人は、銀行ではなく証券会社の中なら1つ選んで口座開設するようにして下さい。ちなみに、毎年NISA(ニーサ)口座の金融機関を選び直すことができます。

 

ただ、毎年NISA(ニーサ)口座を変えていくのは大変ですから、できれば最初に何に投資するのか、株式なのか投資信託なのか、また、どの金融機関にするのか、ある程度決めてから運用していく方が、個人的には手間も少なくいのでおすすめです。

 

それから、NISA(ニーサ)口座を使って投資したら、絶対に5年間持っていなければいけないとか、絶対に解約できないということはありません。途中で売却することも、もちろんできます。

 

 

NISA(ニーサ)口座利用者はどれくらい?

 

今のところ、NISA(ニーサ)制度は、平成35年までという暫定的な法律ではあるのですが、今後、もしかしたら続けていくかもしれないということが検討されています。

 

具体的には、0歳から19歳までの未成年者専用のジュニアNISA(ニーサ)の創設などです。また、2018年以降は、マイナンバーによる口座開設手続きの簡素化も検討されているようです。

 

現在、NISA(ニーサ)をどれくらいの人が利用しているのかというと、投資総額としては、2014年の3月末時点で1兆34億円ですが、利用者の6割以上が60歳以上に偏っていて、20代、30代の利用者は少ないとのことです。

 

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毎年120万円まで投資できるといっても、20代、30代ですと、なかなかそれだけのお金を投資に向けられる人は少ないでしょうから、それも当然かもしれません。

 

ただ、もし今後、投資信託や上場株式に投資していく場合には、このNISA(ニーサ)口座は毎年120万円(最大600万円)まで使えますので、枠があるのならこちらを使った方がお得です。

 

 

NISA(ニーサ)口座の使い方とは?

 

NISA(ニーサ)とは少額投資非課税制度のことで、投資をする時に有利な制度です。

 

例えば、100万円投資をしたとします。その後、1年間で100万円の利益が出て200万円に増えた場合、通常は20%の税金がかかります。なので、100万円が200万円になったとしても、自分の手元に残るのは180万円(200万円−200万円×20%)となります。

 

これがNISA(ニーサ)口座で運用すると非課税になりますので、200万円が丸々手元に残ることになります。

 

つまり、通常は投資で利益が出た場合には20%の税金が引かれるところ、NISA(ニーサ)口座は非課税なので、そのまま手元に残るということです。ただし、もちろん投資なので、増えることもあれば減ることもあります。

 

 

NISA(ニーサ)口座のデメリットと

主婦におすすめの使い方は?

 

NISA(ニーサ)口座は上限が1年間に120万円までと決まっています。また、投資で損が出た場合、通常の口座でしたら、得したところと損したところを相殺できますが、NISA(ニーサ)口座の場合、これができません。

 

上限が120万円というと、大きな金額に思えますが、本当に少額からすることも可能です。例えば、主婦の方で毎月5万円貯金をしているという場合は、そのうちの5千円をNISA(ニーサ)口座に回すという方法もおすすめです。

 

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