確定拠出年金企業型個人型の掛金|定期預金より投資信託がおすすめ!

 

 

確定拠出年金の企業型と個人型の掛金は?

定期預金より投資信託がおすすめ!

 

 

企業型確定拠出年金の場合は、法律上、会社の方で規約が必要になります。なので、企業が確定拠出年金を採用するとしても、規約を用意していなければ、社員は企業型確定拠出年金に入ることはできません。

 

ちなみに、企業型確定拠出年金には、選択型と強制型の2つがありますが、最近は選択型確定拠出年金が多くなってきています。

 

企業型確定拠出年金に加入していて、強制加入の場合はすでに加入しているはずですが、選択型の場合は会社がおそらく説明をしているはずですから、確定拠出年金に加入するかどうかはあなた次第となります。

 

加入したい人は会社に知らせて下さいと案内が行っていると思います。

 

そして、それに加入するという意思表示をすると、企業型確定拠出年金に加入することになります。するとそこには、2つのタイプの年金制度が並存することもありえます。確定給付型年金制度と企業型確定拠出年金制度です。

 

スポンサーリンク

 

 

いわゆる確定給付企業年金や厚生年金基金、私学共済などを採用していない企業に勤めている場合には、月額51,000円まで企業型確定拠出年金に加入することができます。

 

一方、確定給付型年金制度(確定給付企業年金や厚生年金基金、私学共済など)を導入している会社の場合は、規約があれば、月額25,500円まで企業型確定拠出年金に加入することができます。

 

 

個人型確定拠出年金の掛金は?

 

個人型確定拠出年金の場合は、会社に確定拠出年金の制度がなくても加入できる制度ですから、基本的に規約は不要です。

 

なので、自分自身で入りたいと思えば入ることができます。国民年金のみ加入している人は最大で月額68,000円まで、厚生年金のみの人は最大で月額23,000円までとなります。

 

ここで、いくらまで支払うことができますというお話しをしてきましたが、結局のところこのお金は、あなたの給与から積立として切り離すものなので、あなた自身が支払うお金ということは認識しておいて下さい。ですから、実質手取り金額はグッと下がります。

 

例えば、厚生年金のみに加入していて、個人型確定拠出年金に加入する場合は、最大23,000円分、投資をする感じで最初から天引きされますから、その分だけ手取り収入は減ることになります。

 

 

老後資産の運用には確定拠出年金が

圧倒的に有利です!

 

私たちは何らかの形で、老後の生活のために貯蓄をしたり、投資をしたり、個人型年金保険に加入したりして、公的年金では不足する分を何とか確保しようとしていると思います。

 

スポンサーリンク

 

 

ただ、それらで色々なことをするくらいでしたら、この確定拠出年金を活用した方が圧倒的に有利です。上記は最大の金額ですから、その金額を支払わなければいけないというわけではありません。

 

ですから、「毎月23,000円ずつ支払っていくのなんて、とてもじゃないけど無理!」という人でも全然大丈夫です。

 

実際のところ、確定拠出年金は、5,000円以上1,000円単位で加入することができます。なので、「今は5,000円くらいしか積立てできない」という人でも5,000円からスタートすればいいので、全然大丈夫です。

 

 

確定拠出年金の注意点は?

 

ここを勘違いしないでほしいのですが、あくまでも確定拠出年金は自分で拠出する(お金を出す)ということです。

 

そして、あなたが自分自身の人生をきちんとコントロールするために、自分自身の年金あるいは老後のために何らかの準備をしておきたいということであれば、積立の上限額くらいの金額は必要になってきたりします。

 

それでも、今は余裕がないという人もいるでしょう。そういう人は、月額5,000円からでも始められますので、それでも十分なメリットを受けられると思います。

 

ここまで、確定拠出年金の制度のお話しでしたから、若干ややこしいなと思うかもしれません。ただ、多くの人は個人型確定拠出年金の厚生年金のみ、月額23,000までのところに該当するのかなと思います。実際、働いている人の2人に1人がここに該当しますので。

 

それ以外の人でも企業年金等に加入していて、規約さえあれば確定拠出年金に加入することができます。

 

ただし、ここに該当するのは小規模の会社が多いと思われます。なので、もし加入したいということであれば、会社にとってもメリットがありますので、社長に直談判してみるのもよいと思います。

 

会社が確定拠出年金を導入するメリットとしては、この支出を必要経費にすることができることがあります。ちなみに、会社にとってのデメリットは、手間がかかる以外はありません。

 

スポンサーリンク

 

 

企業型確定拠出年金では定期預金より

投資信託がおすすめの理由..

 

企業型確定拠出年金というのは、本来であれば企業が運用していた企業年金の積立金を社員に前渡しをして、社員が自分で運用するというものです。このとき、ある程度の運用益を見込んでいるため、積立金の方は少し減額して渡されています。

 

ですから、社員の方も運用して少しでも運用益を出さないと、目減りした積立金のままになってしまうことになります。

 

また、確定拠出年金の中で投資信託を購入するということは、毎月定額をコツコツ積み立てることになりますので、結果的には非常に安全運転の投資ができるというようになっています。

 

なので、投資信託は怖いと思っている人も、ぜひ投資信託での積み立てをおすすめします。

 

企業型確定拠出年金であれば、他の社員がどれだけの運用益を出しているのかというようなものも、専用サイトで見ることができるはずです。そのようなデータもよく見て比較検討していただくとよいと思います。

 

定期預金だけという人が、ほぼ0%のところに張り付いている一方で、しっかり投資信託で分散投資を続けている人は、最低でも2%、中には4〜5%出している人も多いと思います。そういった効果を見て、他の社員にも聞いてみるというのもよいと思います。

 

そして、実際に確定拠出年金を使って投資信託を選ぼうと思ったら、導入時研修があったはずですから、その時の資料をもう一度読み返してみることをおすすめします。投資に対する考え方や投資信託の選び方など、たくさんのヒントが載っているはずです。

 

スポンサーリンク

 

関連記事(一部広告含む)