住民税を普通徴収にすれば会社にはバレないの?

 

アルバイトしても住民税を

普通徴収にすれば会社にはバレないの?

 

次のようなケースで考えてみます。

 

■現在、会社員であるが、会社で副業は禁止されている。
■深夜の軽作業などのアルバイトを考えている。
■住民税を自分で支払うようにすれば会社にバレないか?

 

アルバイトしても住民税を

普通徴収にすれば会社にはバレないのか?

 

通常、ファミリーレストランやコンビニエンスストアでアルバイトをして、それにより支給されるものは給与所得なんですよね。つまり、雑所得などにすることはできないわけです。

 

また、給与所得に分類されているものを2か所以上から同時に支給された場合には、確定申告が必要になるのですよね。

 

スポンサーリンク

 

 

ちなみに、しばしば年間20万円未満であれば、申告しなくては良いのではないかと勘違いされている人もいるようなのですが、給与所得の場合は、金額にかかわらず必ず申告しなければなりません。

 

もし確定申告をしないと脱税であるとともに違法行為になりますので、くれぐれも注意してくださいね。

 

住民税の一部を自分で納付する方式にする、つまり普通徴収にすることは、多くの市町村で可能だと思いますが、念のため対応可能かどうかを市町村に確認してからがよいですね。対応可能であれば、確定申告をする際に普通徴収を選択すればOKです。

 

なお、会社で副業を禁止されていても、おそらく知られることはないだろうとアルバイトをしている人や、FXなど雑所得に該当する副業をして、年間20万円未満に抑えている人などもいるようですが、リスクがあることだけは認識しておきたいですね。

 

 

FXで利益が出たら

住民税はどれくらい増えるの?

 

次のようなケースで考えてみます。

■会社員で年収は500万円程度である。
■妻は派遣社員で年収200万円程度である。
■FXで年間600万円の利益が出た。
■税金はどれくらい増えるの?

 

FXの税金は分離課税で、税率は所得税15%、住民税5%ですから、所得税は90万円(600万円×15%)、住民税は30万円(600万円×5%)増えることになりますね。

 

ちなみに、住民税の納付は、来年以降からになりますので、納税できるだけのお金を確保しておくようにしてくださいね。

 

なお、住民税が給与からの天引きになっている場合には、来年6月からの住民税が毎月25,000円増えることになります。

 

スポンサーリンク

 

関連記事(一部広告含む)