FXの税金とふるさと納税、死亡した場合の相続人は?

 

 

FXの税金を支払う際

ふるさと納税で納付することは

できるの?

 

 

FXで稼いだ利益に対して納付する税金を、ふるさと納税に利用することはできます。

 

ただし、正確に言うと、FXの税金を納付するときとは別にふるさと納税を行って、確定申告または住民税の申告の際にふるさと納税分を記載すると、後から税金が還付されることになるんですよね。

 

(参考)FXの税金とふるさと納税パート主婦がFXで100万円の利益が出た場合の税金

 

 

FXで利益を出していた人が

死亡したらどうなるの?

 

FX(外国為替証拠金取引)を行っていて利益を出していた人が、死亡した場合、相続人はどうしたよいのでしょうか?

 

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年の途中で死亡した人の場合は、亡くなたっ日から4月以内に準確定申告をする必要があります。この準確定申告というのは、まずは相続人が1月1日から死亡した日までに確定した所得金額及び税額を計算する必要があります。

 

そしてさらに、相続の開始があったことを知った日の翌日から4か月以内に、申告と納税をしなければならないことになっているものなんです。

 

税務署側は、納税者が死亡したかどうかを知る術がありませんので、申告していなければ、問い合わせてくるかどうかもちょっと判断しかねますね。

 

要するに、無申告の状態ですので、税務署側が知ることとなれば、税金を支払うことになるだけなんですよね。なので、もしも確定申告をしなかったら、所得税本税の他に、無申告加算税と延滞税を納税しなければならなくなると思います。

 

ちなみに、準確定申告と確定申告を混同しないでくださいね。準確定申告は、あくまでも1月1日から亡くなった日までの申告を4か月以内に行わなくてはいけないので、確定申告のように必ずしも翌年ということにはなりませんから。

 

また、相続人には当然相続税はかかりますが、それと所得税とは無関係です。

 

 

海外在住で日本のFX業者を利用して

利益が出たら確定申告が必要?

 

今は、海外でも取引できる日本のFX業者も増えてきましたよね。海外在住の日本人にはありがたい限りです。

 

では、日本のFX業者で利益が出た場合、日本で確定申告しなければならないのでしょうか?

 

一部のFX会社では、ウェブサイト上で「非居住者は確定申告は不要」と記載しているようですが、所得税法上は国内源泉所得に該当するはずですから、確定申告をしなければならないはずです。

 

詳しい見解については、税務署等に確認してみてください。

 

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