うつ病でも入れる生命保険!
引受基準緩和型医療保険なら入れないことはない?
うつ病というのは、例えば、ちょっと気分が憂鬱になったり、元気がなかったり、イライラしたり、食欲がなかったりなど、こういった症状がおおむね2週間以上続いたときに、「うつ病ですよ」と診断される可能性がある病気です。
このうつ病患者自体は、年々増える傾向にあると言われています。実際、厚生労働省の調査によると、うつ病を含むいわゆる「気分障害」の患者数は、1999年の44万1千人から2011年には95万8千人と、およそ2倍以上になっています。
もちろん、憂鬱な気分になったり、元気がなかったりで、病院に行かれる方が増えたというのもあるとは思います。
さて、保険というのは、基本的に健康な方でないと加入するのが難しいものです。ただ、健康な人というのは、保険を必要としていない一方、健康でない人というのは、本当に保険を必要としているわけです。
何とも難しくて気の毒なことなのですが、そういった人たちの不安が少しでも取り除けたらと思うのです。
うつ病の原因とは?
まず一般的にうつ病の原因として言われているのが、ストレスなどを起因とした脳内の神経伝達物質、すなわち「セロトニン」「ノルアドレナリン」の働きが低下することから起きるとされています。
ただし、実際のところは、やはり気分的なものでもありますから、明確に完全に解明されたわけではありません。
うつ病の症状は、仕事であったり、家庭内でのストレス、人間関係、女性ですと妊娠や子育てなどの環境変化によって現れるケースが多々あります。ただこれらは、人間である以上、当然感情がありますから、誰にでも起こり得る病気と言えます。
うつ病の治療方法とは?
うつ病の治療方法にはいくつかあるのですが、例えば薬物治療を行う場合は、よく言われる抗うつ剤を投与することによって、前述のセロトニンやノルアドレナリンなどの神経伝達物質の働きについて、弱まっていたものを強める効果があります。
ただ、うつ病自体は、心の病気になりますから、何よりもまずは「休養を取りましょう」ということが先決になります。また、うつ病には精神療法というのもあって、その一種に認知行動療法があります。
認知行動療法は、うつ病患者によく見られる否定的な思考パターン、例えば「自分は必要とされていないんじゃないか」とか「生きる価値はあるのだろうか」など、極端に走ってしまう思考パターンを、医者やカウンセラーとの話し合いによって、自分自身に整理をつけて徐々に改善させていくものです。
認知行動療法は、薬物を使用しませんので、薬物療法と同等、もしくはそれ以上の効果があり、身体への副作用もありませんので、かなり使われていて効果も高いと言われています。
うつ病でも入れる生命保険はあるの?
引受基準緩和型医療保険なら入れないことはない?
一般的には、現在うつ病の人、もしくは過去、うつ病になったことがある人が生命保険に加入するのは難しいです。
ただし、生命保険には、いわゆる健康な人が加入できるものとは別に、引受基準緩和型と言われる保険があります。たまにお昼のテレビCMなどでやっているあれです。
この引受基準緩和型は、通常の保険に比べると、保険加入時に提出する告知書の質問項目がとても少なく限定的になっています。
このように引受基準緩和型は、持病のある人でも加入しやすい保険になっています。ただし、その分保険料は割増となります。これは保険会社によっても変わってきます。なので、この辺が不安な方は、何社か比較してみるといいのではないかと思います。
また、会社によって告知書の質問項目も若干変わってきますので、「この会社なら自分でも加入できるな」というのも比較するとわかると思います。
引受基準緩和型医療保険なら
うつ病でも入れるのでおすすめ!
うつ病というものが世の中に知られてきて、その分患者数も増えているというのもあるかもしれませんが、それとは別に時代とともに、こうした病気は多くなってきていると感じます。
実は、私の祖母が過去にかなり重度のうつ病だったのですが、それこそひどい時には、一日中椅子に座ってただじっとして、何もしゃべらない状態でした。
そんなただ座っているだけの日もあれば、別の日はなぜかテンションが高くて、なぜか切れやすかったりして、感情の起伏が激しい時期もありました。ちなみに、現在は治療してほぼ完治しています。
うつ病というのは、本人はもちろんなのですが、ケアする周りの人間も大変です。
「どうしてそんなことを言うの?」というようなことも多々ありましたから。また、うつ病の人はよくケガで入院することもありますので、そういった意味では金銭面でのリスクヘッジというのは、引受基準緩和型の保険でしておくとよいと思います。