海外のFX口座で利益が出た場合

 

海外のFX口座で利益が出たら

日本の税金が課せられるの?

 

次のようなケースで考えてみます。

 

■海外のFXやブックメーカーなどで利益が出たのだけれど、この利益は雑所得扱いで課税の対象になるのか?

 

■もしこの利益を日本国内の銀行へ送金した場合、日本の税金が掛かってくるのか?

 

海外のFX口座で利益が出たら

日本の税金が課せられるのか?

 

上記のケースは、わかりやすく言うと、海外のFX口座で利益が出た場合に、それを海外の口座に入れたままにしておいても、日本の税金が掛かってくるのかということですね。

 

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さて、海外のFX会社で利益が出た場合でも、日本に居住しているのであれば税金は課せられるのです。

 

詳しく述べると、非永住者でない居住者(日本に住所又はを有する日本人、永住権取得者、永住の意思を持って永住する者、その他大抵はこの区分に入ります)については、すべての所得に所得税が課税されるということなんです。

 

もちろん、海外の利益を海外に置いたままであっても課税対象です。

 

利益を、海外口座から日本国内の銀行へ送金したかどうかは関係ないことなのですよね。なので、確定申告をする必要があります。もし申告しないと、脱税になってしまいますから気を付けてくださいね。

 

ただし、会社員で給与所得以外の収益が20万円未満であれば、確定申告しなくても構いません。

 

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扶養から外れる場合、

親の手続きは?

 

次のようなケースですね。

■無職で父親の扶養に入っている。
■FXで100万円の利益が出た。
■健康保険の扶養からは外れないのか?

 

まず、税金の方の扶養は、FXの利益が38万円を超えていますので外れますね。父親の方の手続きですが、これは単に確定申告(年末調整)のときに、扶養から外れる者を扶養控除から外して申告するという手続きをするだけでOKです。

 

健康保険の被扶養者の資格ですが、これについては、自身が加入していている健康保険組合、つまり父親が加入している健康保険組合において確認していただく必要があります。

 

具体的には、FXで100万円の利益が出たことが、継続的な行為と取られるかどうかが問題になるわけですが、こうした不安定とも言える収入に対して、健康保険組合ごとに詳細な要件が違ってくるからなんですよね。

 

実際、同じ条件であっても、健保組合によっては全く違った取扱いになることもありますので、確認が必要になるのです。

 

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